秋の日がさし 蕎麦の香りもいい頃に お昼も過ぎた頃
ぶらりと引き戸を開け すみの席へ
櫻正宗のぬる燗をもらい 炭火で暖めた焼き海苔で一杯
ころ合いをみて「もり一枚」頼むみます
蕎麦にわさびをのせ たぐります
さらしネギに汁をつけ 口直し この時間がたまりません
"そんな気になる蕎麦屋さんを訪ねてみました"
わたしの蕎麦打ちの師「上野藪そば」店。
ここの講座で、
水回し、練り、くくり、丸出し、四つ出し、本のし、たたみ、切る、茹で、盛りを学び。
返しを寝かせ、鰹の荒節・昆布でだしを取り、合わせの「つゆ」作り。
工程の多い蕎麦作りは、ほんとに奥が深い。
お店に行って食べるのが一番かも まずは、師の店に伺います。
「上野藪そば」
120年の歴史を持ち 江戸流の蕎麦打ちの技術を伝える名店です 。
まずは、そば味噌と焼き海苔で一献。
「せいろう」一枚 おねがいします。
「そば湯」をつゆに入れ余韻を楽しみます。
〈蕎麦食言〉
「もりそばのつゆを、箸から垂れ下がった先のほうにちょっとつけるだけ、
あまりグチャグチャかまずに飲み込む」
なんて、通ぶっても 「つゆは、多めに漬けたほうが美味しいにきまっます。
噛まないと香りも分からないからね。」 蕎麦を打ちたくなりました。
その前に返し作りが先ですね。。
さてさて 気になるお店を探しに 春夏秋冬 蕎麦三昧 ! !"