毎日、新橋から京橋まで仕事で利用した「地下鉄 銀座線」。
東京の主要な場所をとおり観光地の浅草が終点。
渋谷−表参道−外苑前–青山一丁目–赤坂見附–溜池山王–虎ノ門–新橋–銀座–京橋–日本橋–三越前–神田–末広町–上野広小路–上野–稲荷町–田原町−浅草。
ここを20年以上走り続けてきた車両は、懐かしの「01系車両」。
2012年4月から、「新型車両1000系」が走りだしました。
当時は、1両しか走っていないので、レモンイエローの車体に巡り会えると1日がラッキー、車内はLEDで明るくて室内も広々としています。
2016年度までには、新型車両に全て入れ替わるそうです。
新型車両に変わるのは嬉しいのですが、懐かしの旧車両は解体されていくばかり、パンタグラフではなくレールから電気を取り込み、1両当たりの長さも3mほど短い特殊な構造のため、買い手が見つからないようです。
そんなおり、『子供の頃から乗っていた、「私鉄 熊本電鉄」から譲ってほしいという申し出があったようです。』
慣れ親しんだ電車が想い出の地、熊本を走るなんて嬉しい限りです。
4両の再就職が決まったようです。
※生まれた時から家の横を走っていた、愛称「菊池電車」。
警笛・ブレーキ音・レールのきしむ音が聞こえてきます。
〔題名:昭和の菊池電車 鉄道模型2008年作〕
上野の車両基地では、職員が、これまでの利用と再就職への感謝の意味を込め「ありがとうございました」と「熊本電鉄へ」と書かれた直径40cmほどのヘッドマーク(※ブルー色です。)を車両に貼っています。
この車両は、6月7日まで銀座線で走行したあと、船で九州に運ばれ整備や改造を行い、熊本電鉄の上熊本線を走ります。
ワクワクしますね!
ヘッドマークのキャラクターは、「駅乃みちか」さんです。
8月に熊本に訪れる用事があるので、カメラ持って是非乗車したいものです。