みなさん、こんばんは。
今日は猛暑日の観測地が多かったようですが、いかがお過ごしでしょうか。世間ではお盆ということもあって、東京はいつもとは違う雰囲気です。
さて、今日はオリンピックも終わったので、久しぶりに本の紹介です。
「タックスヘイブンの闇 世界の富は盗まれている!」著:ニコラス・シャクソン 朝日新聞出版
タックスヘイブンと俗に言われている地域(オフショアとも言います)の、出来た経緯、歴史をはじめとして、世界のマネーがどのように回っているのかを、生々しく書いたノンフィクション?です。
この内容の真偽は私には出来ませんが、この本どおりになっているとすれば、相当なことだと感じました。
税務の世界では、オフショアを使って租税負担を減らすことは、グローバル企業では当たり前になっているので、私も知識として知っていましたが、実体まではよくわかりませんでした。
それだけに、この本を読んで、世界経済が歪んでしまっているのではないかと、疑問に思います。
ちなみに、このタックスヘイブン(オフショア)とは、映画「カクテル」や「ザ・ファーム」の舞台となったケイマン諸島が有名です。
また、漫画や映画の世界で、「スイスに送金してくれ」といったセリフがあるかと思うので、実際のところ、馴染みがないけど言われてみればという世界です。
なので、一般人である私達に出来ることはあまりないのでしょうが、その歪みがなくなる方向に動いていって欲しいと願うばかりです。
それでは、今日はこの辺で。また、明日!