癒し系!?税理士の爆笑??商売繁盛記

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日本人はより、同意できる人が多いのではないでしょうか

2014-02-05 19:59:25 | 本の紹介・書評

みなさん、こんばんは。

今日は、昨日の雪の影響もあって、とても寒い一日でした。しばらく寒い日が続くそうですが、風邪をひかないよう、暖かくして過ごしたいものです。

さて、今日は、本の紹介です。

『GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代』著:アダム・グラント 三笠書房

人間には、ギバー(人に惜しみなく与える人)、テイカー(真っ先に自分の利益を優先させる人9、マッチャー(損得のバランスを考える人)の3つのタイプがあって、一番成功するのは、ギバーであるということを説いている本です。

と言うと、いろいろと反論されますが、実例を使ってなぜその結論に達したのかが、わかるようになっています。一方で、ギバーが陥りがちな罠であったり、それを回避するすべなども出ています。

著者はアメリカ人なので、よりそう思うのでしょうが、私たち日本人の資質からすると、完全なギバーではないものの、ギバー体質の人は多い気がするので、しっくりくるのではないかと思います。

また、ギバーが一番成功するということを認識するにつ入れて、ガツガツするテイカーや取らぬ狸の皮算用的な動きをするマッチャーに出し抜かれるという感覚は薄れていくので、希望を持って取り組めると思います。

みんながギバーならどんなにいいことかとは思いますが、そうではない現実もあるので、その対処法に関しては、まだまだ研究の余地もあるでしょうし、組織やチームとして、これらの3つのタイプをどうやってマネジメントするのか、みたいなところまでは踏み込んでいないので、次回作を期待させます。

最近読んだビジネス書では、ピカ一なので、星3つっ的な感じで、おススメです。

それでは、今日はこの辺で。また、明日!

 

コメント
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