巷のビジネス本とは一線を画す

みなさん、こんばんは。

今日も昨日同様、爽やかな夏という感じでした。でも、今夜半より、台風12号の接近により、大雨になりそうですが、被災地での2次被害が出ないことを、切に願うばかりです。

さて今日は、久しぶりに本の紹介です。

『リーダーは最後に食べなさい！』著：サイモン・シネック　日経ビジネス人文庫

久しぶりの本の書評です。

最近、ビジネス系の本は、ノウハウ本的なものより、本質を問う本を読んでいます。

本書は、アメリカ海兵隊のリーダーは、食事の際、まず部下から食べさせ、全員に行き渡ったことを確認してから食べるという事柄から引用したタイトルになっています。

また、前著『WHYから始めよ！』のゴールデンサークルの例も示しつつ、利己的ではなく、みなが人として協力し合う組織、つまり、利益絶対であったり数値をもとに管理することのない組織を作り上げようということをうたっています。

そして、生物学的な視点から、エンドルフィン、ドーパミン、セロトニン、オキシトシンと言った脳内物質の作用により、安心感を得られる『サークル・オブ・セイフティ』を確立すべきだと。

とにかく、売上を上げたいとか、収入を増やしたいという利己的な考えにとらわれる過ぎていたので、個人的には頭をガツンとやられた感じがしました。

そういう意味では、自分がビジネスをやる意義みたいなものを、改めてしっかり考えたいと思いました。

本を読むのが苦手な方は、TEDの動画（閲覧数史上3位だそうです）の視聴をおススメします。確認していませんが、45言語の字幕がついているそうなので、日本語の字幕もあるかと・・・。

それでは、今日は、この辺で。また、明日！