みなさん、こんばんは。
今日は雨の予報でしたが、東京ではついに降りませんでした。それでも、薄暗い曇り空は、梅雨らしかったですね。
さて、今日は久しぶりに本職の話題です。
今日の午後に、都内某所で国際税務のセミナーを受講してきました。内容は、アジア進出に伴う税務についてです。
このセミナーを受講して思ったのは、とにかく細かいということです。それぞれの国によって、税制が違うわけですから、当然と言えば当然です。
それと、その国の現状に合わせて、税制が立法されているということを、改めて感じさせられました。
そして、なにより国際取引においては、なんとかして自国の税として徴収しようとの思惑が見え隠れして、政治的な駆け引きみたいなものも、合わせて考慮しなければいけないのだと感じました。
とは言うものの、私達納税者が、その政治的駆け引きをコントロールできるわけでもないので、そこはリスクがあるとして認識するしかなさそうです。
そうであっても、第三国を経由して、税負担を軽減させるスキームもあるようですが、今回のセミナーでは、概略だけの説明だったので、一般的なのかは判断がつきませんでした。
仮にそのスキームが適用できたとしても、税制改正により適用できなくなったりする可能性もあります。さらに遡及して適用できなくなる国も、ないとは言えないので、やっぱりリスクとして認識するしかなさそうです。
それでは、今日はこの辺で。また、明日!