みなさん、こんばんは。
今日は、暑かったですね。真夏の気候でした。湿度が低い分、多少過ごしやすかったですが、それでも、この時期にこの気温は堪えます。
さて今日は、本の紹介です。
多くの人が、口には出さないものの、感じていたことではないでしょうか。
努力をし成功した人は、その成果に対し、正当な果実を受け取ることができる、というのは、至極まっとうに聞こえますが、能力のない、いわゆる負け組と呼ばれる人たちからの視点からすると、正義というには乱暴だということだと思います。
その結果が、トランプが大統領になったことだし、イギリスのEU離脱なのだと、著者は述べています。
ちなみに、能力(功績)主義を、ただ批判しているのではなく、これを解消するために、名門大学へ低所得世帯から入学できるよう抽選制の導入や、税制による富の再分配を提示しています。
個人的には、ある程度賛同できますが、いかんせん、これらの改革の決定賢者自体が、エリートと呼ばれる人たちなので、机上の空論になりかねないと感じます。
簡単に言うと、低所得でも幸せを感じられ、低所得でも、学費の心配なく、高等教育を受けられるような社会にすべきと感じました。はたして、そんな社会は実現するのか、それは、私たち一人ひとりの行動にかかっているのかもしれませんね。
それでは、今日は、この辺で。また、明日!