1200年前に弘法大師・空海が開創した宗教都市、高野山内に117もの寺院が立ち並ぶ。高野山は「紀伊山地の霊場と参詣道が世界遺産に登録されている。
高野山のいたる場所が寺の境内。その本堂と言える「壇上伽藍」、弘法大師の御廟がある「奥の院」は高野山の二大聖地と高野山をまとめる高野山真言宗の総本山「金剛峰寺」が三大スポット。(標高800mの山の上にあり、東西6km、南北3kmの盆地) ・表参道(一の橋から奥之院まで2km)。
今日のコース、川湯温泉からバスに乗車、国道371号線を北上、途中「道の駅龍神」で休憩、約2時間の移動、10時頃目的地の高野山に到着。
奥之院駐車場から中の橋参道入り口へ、中の橋は一の橋と奥之院の中間地点に位置する橋。ここから奥之院表参道を歩く。
杉木立に囲まれた、一の橋から御廟橋まで約2kmの参道に、20万基以上と言われる墓碑が並ぶ、左側は歴史上有名な人物、特に武将の墓碑が多い。右側は企業などの祈念碑が立ち並ぶ。右側の写真「奥州南部家」の墓碑。
奥之院表参道、真っ直ぐ伸びる杉木立と相まって神聖な雰囲気に包まれる。
奥之院表参道を見学して進むと御供所に到着、この御供所を通り過ぎりと御廟橋(ごびょうはし)
弘法大師の御廟へと続く御廟橋を渡れば、写真撮影、飲食も許されない聖地である。
帰り道は裏参道を通り、へいわばしから英霊澱へ、へいわばしは紅葉の名所にもなっている。
午前中の参拝と見学が終わり昼食、ヘルシーで繊細な味わいがしみわたる「精進料理」を美味しく頂く。
壇上伽藍は弘法大師の思いが表現された修行道場。
真言密教の根本道場のシンボルとして建立された根本大塔をはじめ、金堂などの堂塔19棟が並ぶ。
中門は高野山の西の入口にそびえる高さ25mの巨大な楼門で、重要文化財。伽藍を守護するため、高さ16m、幅26m、奥行15mの朱色をした2階建ての楼門。この中門は度々発生した火災により、現在の中門は2015年に再建された。
小田原通りの大塔口からの参道を散策。この参道の左側を曲がると蓮池がある。太鼓橋を渡ると直ぐに中門へ行ける。
宿坊は高野山の歴史と心を感じる宿泊、信者や参拝者のために生まれた寺院内の施設、約50の宿坊ある。