国会内集会 武器輸出拡大に反対
![]() (写真)武器輸出拡大に反対する集会=28日、国会内 |
自民党と公明党が殺傷能力のある武器輸出に道を開くため、国会閉会中に与党協議を強行していることを受け、「武器取引反対ネットワーク(NAJAT)」は28日、国会内で集会を開きました。
NAJAT代表の杉原浩司さんは「殺傷能力のある武器輸出の解禁は、憲法を変えるに等しい。『死の商人国家』への堕落だ」と批判。複数の世論調査で、武器輸出拡大に反対する民意は明らかだと述べました。
防衛産業元社員で「東芝の職場を明るくする会」副代表の海老根弘光さんは「ウクライナの問題をきっかけに、日本でもどんどん国営軍事企業が認められていくような雰囲気に恐怖を感じている」と発言。一方で、東芝の労働組合などに個人加入する若者たちが増え、「自衛のためではなく、他国を攻撃するものならばつくりたくないという声が生まれている」と述べました。
その上で「東芝が『死の商人』になっていくことに、若い人たちも反対している」と強調。反対の声を多くの国民へ広げていくため自身も「できることはやっていきたい」と意気込みました。
集会では東京新聞記者の望月衣塑子さんが講演。日本共産党の井上哲士参院議員ら野党議員が参加しました。
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