埼玉県八潮市で道路の交差点が陥没し、トラック1台が転落した事故の発生から6日目の2日、日本共産党の伊藤岳参院議員と伊藤はつみ県議は同市内で党市議団(3人)から現場の状況などの説明を受け、さまざまな課題について話し合いました。
小宮弘子市議は「情報が伝わらないことで不安が広がっています。インターネットの情報が得られない住民のために防災無線の活用を求めている」と報告し、鹿野泰司市議は「市民の安心・安全のためには、民有地での空洞の調査も必要ではないか」と指摘しました。
池谷正市議は、今後も生活への影響が続くとして「アンケート用紙を配って住民の要望を聞くことも検討したい」と話しました。
伊藤岳氏は、現場での救助活動が最優先だとした上で「事故の原因究明と教訓化、被害の補償などの課題があります。県議団や市議団と連携し、解決に向けて取り組みたい」と述べました。
道路が陥没した現場では同日、安否不明になっている運転手の救出に向けた準備作業が続きました。
穴の内部にはコンクリート製の構造物や水道管などの瓦礫(がれき)があり、地下水が湧き出ていることもわかりました。地盤が緩んで穴の周囲が崩れるおそれがあり、救助活動は中断しています。
市内の一部で停止していた都市ガスの供給は、全域で再開しました。県は12市町の約120万人に対し、洗濯や風呂などの生活排水を減らすように呼びかけています。
現場の一帯では、道路の通行止めが長期化する見通しで、市民の生活や事業者への影響が広がっています。
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