池ちゃんのページ


行政・町内情報、地域活動やスポーツクラブ・昔遊び・ジャズオーケストラの活動などを紹介します

被爆者 スペインで証言

2025年01月21日 11時29分35秒 | 一言

核禁条約批准の声大きく

日本被団協の田中代表委員

写真

(写真)スタンディングオベーションにこたえる日本被団協の田中代表委員(右から3人目)=18日、スペイン・サラゴサ大学

 【サラゴサ=加來恵子】スペインを訪れている日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の田中重光代表委員、原水爆禁止日本協議会(日本原水協)の代表団は18日、サラゴサ大学で開かれた集会「戦争を終わらせよう」で被爆証言を行いました。350人の大学生や市民が参加。100人が会場に入れないほどの盛況ぶりでした。

 平和と戦争反対のための市民議会議員のアドルフォ・ブリエル氏、平和研究セミナー財団会長・平和と自由のための国際女性連盟(WILPF)スペインのカルメン・マガロン氏、核戦争防止国際医師会議(IPPNW)のカルロス・ウマーニャ共同議長(ICAN理事会メンバー)が発言しました。

 ブリエル氏は、人権の観点から日本被団協と日本原水協が集いに参加したことへの感謝を述べました。

 マガロン氏は、核の脅威は過去のものではないと指摘。学生に働きかけ、核兵器の拡散という深刻な問題を知らせることが大切だと語り、核兵器禁止条約はすべての国、スペインによって署名されるべきだと述べました。

 ウマーニャ氏は、直面しているのは人間のつくり出した脅威であり、防ぐことができ、防がなければならないと指摘。唯一の方法は核兵器廃絶だと述べ、スペイン市民に禁止条約の批准を求める世論を大きくすることを呼びかけました。

 日本原水協の土田弥生事務局次長と日本被団協の田中代表委員がそれぞれ発言。田中代表委員の証言後、会場はスタンディングオベーションで拍手を送りました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿