一斉行動 澤地氏ら訴え
政治に対する思いを込めたプラカードや横断幕を一斉に掲げる毎月恒例のスタンディング行動が3日、国会正門前でありました。
国会で石破茂政権に対する本格論戦が始まるなか、約150人が参加し、国会議事堂に向かって「戦争反対 9条守れ」「消費税の引き下げを」「原発廃炉」などの意思を示しました。
戦争のない世界をつくるために参加したという70代の女性=横浜市=は「イスラエルのガザ侵略を止めたい。同国製の兵器を購入する日本政府の態度は許せません」と憤りをあらわにしました。
作家の澤地久枝さんの講演の視聴をきっかけに行動に参加した85歳の女性=東京都多摩市=は「戦前、戦中の食糧難を繰り返してはいけない」と強調。裏金事件の真相究明や企業・団体献金の全面禁止に背を向ける自民党が「改憲、軍拡のたくらみなどもってのほか。すぐに議員を辞めてほしい」と語りました。
コメディアンの松元ヒロさんが笑いを取りながら、自民党政治の転換を訴えました。
澤地さんは、「政治が悪くなっているが、笑いと希望を忘れてはいけない」と強調。「憲法を持つ日本は、他国に戦争を仕掛けたり、軍事同盟を結ばずに頑張る国だということを確認したい」と訴えると、参加者から大きな拍手が起こりました。
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