ランチェスターと言えば
弱者の戦略
とりわけ、「ビジネスの領域を絞る」「1点に絞って戦う」この印象が強い。
私自身、この方法で年間売上が前年比1.5倍になった実績もある。
ただ、実際には
弱者の5大戦略として
1.局地戦:ビジネスの領域を絞る
2.一騎打ち:1社限定と競合する
3.接近戦:敵ではなく、顧客に接近する
4.一点集中:1点に絞って戦う
5.陽動作戦:競合相手の裏をかく戦法
強者の5大戦略として
1.広域戦:大きな市場をねらう
2.確率戦:アイテム数を積極的に増やす、新製品を積極的に売り出す
3.遠隔戦:広告などを大々的に行って離れて戦う
4.総合戦:すべての武器、力を総動員して勝負する
5.誘導作戦:こちらの戦いやすい場所に誘導して勝負する
そして3つのグランドルール
1.1点集中主義:攻撃目標を1つに絞り、達成するまで集中して攻撃し続ける
2.足下の敵攻撃の原則:市場シェアで成果を出す場合、自社の1ランク下の競合他社の売上を奪う
3.No.1主義:2位を圧倒的に引き離した1位になる。その際のNo.1は総合力ではなくて、ある市場においての1位。
「2社間競合、単品の客内シェアであれば1位と2位との間に3倍の差」「それ以外は、約1.7倍の差を2位つける」
大事なことはこれをもとにどう考え、どう展開するか。
それが重要。