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数時間前、チャンピオンズ・リーグの決勝が終わり、バルセロナが4度目の欧州制覇。
ペップ(グアルディオラ)は、実に3年で2度の戴冠となった。
俺は選手時代のペップの、あの低い弾道のロングパスを愛したが、監督としてのここまでの成功は正直言って、予想外だった。
この試合に敗れ、ピッチを去る選手もいる。
エドウィン・ファン・デル・サール。
長年オランダ代表とマンチェスターUを支えた、40歳、197cmの長身ゴール・キーパーがユニフォームを脱ぐ。
ラストイヤーとなった今シーズン。
マンチェスターUは、プレミア・リーグを制したが、チャンピオンズ・リーグでは最後の最後で、バルセロナに敗れた。
よりよって選手生活の最後の試合に敗れたファン・デル・サールは、それでも冷静に敗戦を語った。
「こちら(マンチェスターU)にはいくつかのミスがあった。
それでやられてしまったよ。
もちろん、負けてうれしいわけがない。
でも、バルセロナの方が多くのチャンスをつくっていた」
「必ずしも良い形でキャリアを終えられるわけではない。
でも、すべての思い出に感謝している。
またみんなと会えるだろう」
P.S.(追伸の意ですよ。プレステの略じゃない)
そう言えば、俺がゲーマーだった頃(10年くらい前)、ウイニングイレブン5くらいだと思うけど、ファン・デル・サールにはGK以外にCB(センターバック)属性が付いていた。
事実、この頃、ファン・デル・サールは足技も巧い次世代のGKとして鳴らしていたのだが、
「だからって、CBでは使わないよ!」と言ってみんなウケていた。
ユーザー対戦で負けそうになると、
「ようし、こうなったら!」
とか言って、ファン・デル・サールを無意味にCBに上げてくるヤツがいて、その行為にはゲーム上のメリットは何もないが、対戦相手を笑して集中力を落とすという効果はあったのだった。
ゴ~マーリサ~ン、エドウィン♪ (ブラピ)
写真はユーロ2008の代表引退ん時。