『夜間飛行』

また靴を履いて出かけるのは何故だろう
未開の地なんて、もう何処にもないのに

エドウィン・ファン・デル・サール (CL2010-2011 決勝)

2011-05-29 | Football(サッカー):蹴球しようぜ


数時間前、チャンピオンズ・リーグの決勝が終わり、バルセロナが4度目の欧州制覇。

ペップ(グアルディオラ)は、実に3年で2度の戴冠となった。

俺は選手時代のペップの、あの低い弾道のロングパスを愛したが、監督としてのここまでの成功は正直言って、予想外だった。



この試合に敗れ、ピッチを去る選手もいる。


エドウィン・ファン・デル・サール

長年オランダ代表とマンチェスターUを支えた、40歳、197cmの長身ゴール・キーパーがユニフォームを脱ぐ。

ラストイヤーとなった今シーズン。

マンチェスターUは、プレミア・リーグを制したが、チャンピオンズ・リーグでは最後の最後で、バルセロナに敗れた。


よりよって選手生活の最後の試合に敗れたファン・デル・サールは、それでも冷静に敗戦を語った。



「こちら(マンチェスターU)にはいくつかのミスがあった。

それでやられてしまったよ。

もちろん、負けてうれしいわけがない。

でも、バルセロナの方が多くのチャンスをつくっていた」



「必ずしも良い形でキャリアを終えられるわけではない。

でも、すべての思い出に感謝している。

またみんなと会えるだろう」



P.S.(追伸の意ですよ。プレステの略じゃない)


そう言えば、俺がゲーマーだった頃(10年くらい前)、ウイニングイレブン5くらいだと思うけど、ファン・デル・サールにはGK以外にCB(センターバック)属性が付いていた。

事実、この頃、ファン・デル・サールは足技も巧い次世代のGKとして鳴らしていたのだが、

「だからって、CBでは使わないよ!」と言ってみんなウケていた。


ユーザー対戦で負けそうになると、

「ようし、こうなったら!」

とか言って、ファン・デル・サールを無意味にCBに上げてくるヤツがいて、その行為にはゲーム上のメリットは何もないが、対戦相手を笑して集中力を落とすという効果はあったのだった。



エドウィン
ゴ~マーリサ~ン、エドウィン♪ (ブラピ)
写真はユーロ2008の代表引退ん時。


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