『ブローバック』
"Urban Assault"
監督：デクラン・マルヴェイ
脚本：クリストファー・カラン、ジョー・ミアーレ、デクラン・マルヴェイ
2007年・米
■クイズ：
『上のポスターで、誰が主役でしょうか？』
■ヒント：
チーム物で「全員が主役」とかではありません。
■正解
・左側で「イエーイ」みたいな顔をしているおじさんが主役。
・右側の男女二人が、悪者。
・真ん中の手に包帯を巻いてるおじさんが、全然関係ない人。
ね？
驚いたでしょ。
何、だいたい当たってた？
嘘付け、あんた明智小五郎かよ！
どういうつもりで”Urban Assault”を『ブローバック』に改題したのか分かりかねるが、お陰様で、完全に『ブロークバック・マウンテン』と間違って見た。
「あれ、いつになったら、ホモのカウボーイが出てくるんだろう？」
そう思う頃には、映画が終わっていた。（←嘘って言って、お願い。）
この映画のダメなところ。
・格闘技を主題にするが、たいして格闘技には踏み込まない。
・黒幕の”ボス”は、格闘技トーナメントをエンターテイメントとして提供することで街を支配しているらしいのだが、トーナメントはガレージみたいな薄汚い会場で、３０人くらいしか観客もおらず、どうやってこれで街を牛耳っているのか、お釈迦様でも分からない。
・ボスのビルの最上階の会長室に行く為のエレベータが、業務用ゴンドラ。
・最初に主人公でなく悪者（ポスターの右から２人目）が出てくるので、しばらく、こいつが主人公だと思って映画を見てしまう。
ああ、それにしても、清々しく90分を無駄にしたと言えよう。
最初から作り手が「Ｂ級」という札を提げておいてくれると、こちらもそれを楽しめるのだ。
楽しかったぜ。
グッド・ラック！
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ブローバック [DVD] こんな車の爆発とか、映画内では一切ありません。ライフルも持たないので念のため(笑) |
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