『夜間飛行』

また靴を履いて出かけるのは何故だろう
未開の地なんて、もう何処にもないのに

映画 『ディパーテッド』

2014-11-29 | Movie(映画):映画ってさ

『ディパーテッド』
"The Departed"
監督:マーティン・スコセッシ
脚本:ウィリアム・モナハン
原作(脚本):アラン・マック、フェリックス・チョン
2006年・米


【以下、完全ネタバレ注意報】



ンマググ!(サザエさん風に)

どんなしょーもない映画でも楽しめる俺が、思いっきりズッこける。


だって、サリバン(マット・デイモン)撃たれちゃ、ダメよ~ダメダメ。

生きながらえて無限に苦しむってのが、胆(きも)なのになぁ。


その前のシーンで、ヒロインのマドリン(ヴェラ・ファーミガ)が、ベッドでサリバンに

「死ぬのは大変。生きてるほうがずっと楽」

って言ったとき、すでに嫌な予感したけどもぉ。

だって、それって『インファナル・アフェア』という映画の死生観の、まるで反対だもんね。


っていうか、それで思い出したんだけど。

『インファナル・アフェア』でも、

ラウと妻(ちょうど『ディパーテッド』におけるサリバンとマドリン)がベッドで珍セリフを吐きます。


や、違うって。

ベッドで珍・・・って、深い意味ないってば。



ラウ(アンディ・ラウ):

「ボクは警官だよ」


ドクター・リー(ケリー・チャン):

「私もよ」



・・・分からないッ!

この、「私もよ」の意味が分かる人がいたら、今すぐお電話ください。

いや、深夜なんでやっぱりメールにしてください。

『インファナル・アフェア』を初めて観た2002年から、このケリー・チャンのセリフの真意が分からなくて、いまだに一睡もできてません。

そろそろ倒れるかも新米(しんまい)。

プリーズ・ヘルピング!


■おまけ

なんという配役でしょう。

サリバンをマフィアのネズミと疑うディグナム巡査部長役に・・・

マーキー・マークこと、マーク・ウォールバーグ!

マーキー・マーク&ファンキーバンチの、あのマーキーですヨ。

ほら、ニューキッズ・オン・ザ・ブロックのドニーの実弟だってば。

アイドルだった兄とは違い、ヒップホップ路線、ストリート・ギャング路線をひた走ったマーク。

その結果として、オジサンになった今でも、

マッチョです、いくらなんでもマッチョすぎます。


ああ、懐かしい~。

俺、高校時代、となりの部屋のU君と、なにかっつーと

マーキー・マークごっこばっかりしてました。

朝から。

わざとズボンずらして、カルバン・クラインのパンツ見せてね。


なんか急に甘酸っぱいなぁ。

カルピス・ソーダ、3年に1回くらい飲みたくなる。


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