『ディパーテッド』
"The Departed"
監督:マーティン・スコセッシ
脚本:ウィリアム・モナハン
原作(脚本):アラン・マック、フェリックス・チョン
2006年・米
【以下、完全ネタバレ注意報】
ンマググ!(サザエさん風に)
どんなしょーもない映画でも楽しめる俺が、思いっきりズッこける。
だって、サリバン(マット・デイモン)撃たれちゃ、ダメよ~ダメダメ。
生きながらえて無限に苦しむってのが、胆(きも)なのになぁ。
その前のシーンで、ヒロインのマドリン(ヴェラ・ファーミガ)が、ベッドでサリバンに
「死ぬのは大変。生きてるほうがずっと楽」
って言ったとき、すでに嫌な予感したけどもぉ。
だって、それって『インファナル・アフェア』という映画の死生観の、まるで反対だもんね。
っていうか、それで思い出したんだけど。
『インファナル・アフェア』でも、
ラウと妻(ちょうど『ディパーテッド』におけるサリバンとマドリン)がベッドで珍セリフを吐きます。
や、違うって。
ベッドで珍・・・って、深い意味ないってば。
ラウ(アンディ・ラウ):
「ボクは警官だよ」
ドクター・リー(ケリー・チャン):
「私もよ」
・・・分からないッ!
この、「私もよ」の意味が分かる人がいたら、今すぐお電話ください。
いや、深夜なんでやっぱりメールにしてください。
『インファナル・アフェア』を初めて観た2002年から、このケリー・チャンのセリフの真意が分からなくて、いまだに一睡もできてません。
そろそろ倒れるかも新米(しんまい)。
プリーズ・ヘルピング!
■おまけ
なんという配役でしょう。
サリバンをマフィアのネズミと疑うディグナム巡査部長役に・・・
マーキー・マークこと、マーク・ウォールバーグ!
マーキー・マーク&ファンキーバンチの、あのマーキーですヨ。
ほら、ニューキッズ・オン・ザ・ブロックのドニーの実弟だってば。
アイドルだった兄とは違い、ヒップホップ路線、ストリート・ギャング路線をひた走ったマーク。
その結果として、オジサンになった今でも、
マッチョです、いくらなんでもマッチョすぎます。
ああ、懐かしい~。
俺、高校時代、となりの部屋のU君と、なにかっつーと
マーキー・マークごっこばっかりしてました。
朝から。
わざとズボンずらして、カルバン・クラインのパンツ見せてね。
なんか急に甘酸っぱいなぁ。
カルピス・ソーダ、3年に1回くらい飲みたくなる。
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