詩吟と健康

詩吟での腹式呼吸・腹式(丹田)発声は、健康はもとより全ての基本。

カラオケの事や愚痴も書きます

いろは歌   【その2-2節】

2009-01-15 14:08:35 | いろは歌

いろは歌を自分への教訓として作ってみました。【その2・2節】

我が世誰ぞ 常ならむ   (是生滅法)

 わ 笑うこそ 力みが消えて 丹田に 気持ち集まり 全て円満
    笑うと無駄な力が抜けて、その力は丹田に集中します。
    気持は落ち着き、素直な発声が出来ます
    健康も、運動や学力も、そして、人生も同じで、力みすぎては良い結果は得られない。

    わが力 褒める心を 持てばなを 先の道のり 楽しくなりけり

 か 感覚を 身体で覚える 事により 聴覚無くも 詩は詠える
    リトミック教育などでも分かるように、知識だけではなく 
    体感して身体で覚えれば、耳の不自由な人でも歌は歌えます
    何事も考えているだけでは始まらない。具体的に動けば結果は付いてくる。

 よ 良き声は 心が通って 気負いなし 姿勢正して 語ることのみ
    素直な気持で、素直な姿勢から発せられた声は、素晴らしい響きを伴う
    上手く歌おう、綺麗な声を出そうなどの邪念は捨て、
    気持を語ればそれだけで充分。

    余裕有る 心のゆとりが 声作る 後は姿勢を 正すことのみ

 た 竹はまた しっかり根を張り しなやかで 風にも負けず 逆らいもせず
    足腰はシッカリと安定させ、
    上半身はバネのように張りがあってしなやかさが必要です。
    人生もまた然りでしょう。

 れ 礼と節 互譲と協調 その心 声と力も 共にあわせて
     力まずだらけず、出張らず憶さず、節度ある発声は、
    声量も声質も、そして詩情も充分表現できます。
    人生もまた、啓愛・恩恵の世界を

 そ 底を掘る 力が声と なるものを 何故(なにゆえ)声に 力を入れる
    丹田という田んぼを耕せば、声は勝手に出てきます。
    美しく、暖かい、力強い声が育ちます。
    声を無理に出そうとしても、声枯れするだけです。

 つ 作るとは からだの楽器を 磨く事 姿勢丹田 素直な心
    シッカリした足腰、丹田がレコード盤から音を拾う針、上半身がアンプ。
    そして、彼方此方に埋め込まれたスピーカー
    どのスピーカーを使うかは、素直な心が決めてくれます。

 ね 願わくは 己が心を 信ずれば 声も力も 付いてくるなり
    悲観すれば、声はか細く軽くなり、慢心すれば声は嫌味となって滑る
    悲観することなく、慢心する事も無く、自分の力を知れば自ずと開ける。
    平常の心で、平常の言葉を持って語れば、詩情は自ずから付いてきます。

   ねたむのは 心貧しき 者がする 人の事より わが身を正せ 

 な 習うとは 身体でおぼえ 慣れるもの 理屈だけでは 上手くなれない
    頭で考えても上手くいかない、身体の使い方で覚えるのが一番早い。
    何事も身に付いてこそ、進歩する。
    頭でっかちになっては、何時かは転ける。

 ら 楽な声 聴くも楽なり 感情も 表現しやすく 響きも良い
    力み無く、緩みの無い素直な発声は、声の色つや良く響きも良い
    無理なく語れるので詩情が出しやすくなります

 む 胸を張り お尻を上げて顎を引き 肩を落として 丹田の声
    適度な正しい姿勢は、声の響きを良くしてくれます
    後は、丹田で発生した声の元を、身体のアンプで増幅して、
    其々のスピーカーから流すだけで、素晴らしい声量・声質・声色が得られます。

                               【その2・2節】おわり



最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
素直か・・・。 (かづよ)
2009-01-15 22:06:02
よぼじぃさま☆

いつもありがとう

「素直」

どうしたら素直になれるのかしら・・・

自分に欠けているところ。直さなきゃ
返信する
素直か・・・ (よぼじぃ)
2009-01-20 01:08:56
かづよさんコメントありがとう

素直ネェ・・・
相手を認める事じゃないかと思います。
それと、自分を自分として認める。
その上で、自分は驕る事無く、卑下する事もない。
自然体、その様に考えています。

例えば、夫婦の場合、
相手の悪い所が目に付いて、喧嘩になる。
お互いに悪い所が有るのに、自分の事は棚に上げる。
人は自分も含め、良い所ばかりじゃなくて、悪い所の方が多い。
それを認め合えば良いんじゃないかと思います。

返信する
うーーーむ (紫の上)
2009-01-21 15:15:52
よぼじぃさん はじめて こちらに伺います。
ぬるま湯につかっている私には 耳にいたい言葉ですが、いい言葉に出会えて 気持ちが引き締まる思いです。
私の父は絵が好きな人で、よく館山にイーゼルを持って絵を描きに行ったりしていましたが、よく海の向こうにぽつんと富士山を 描き入れていました。
晩年は うちのふすまに 富士山を描いていました。
そんな父は90歳まで長生きしてポンと逝ってしまいましたが、富士山をみるたび 父を思い出します。
返信する
うーーーむ (よぼじぃ)
2009-01-22 01:56:23
紫の上さん コメントありがとう

よぼじぃが館山へ行くようになって、11年。

月2回行ってます。

コンクールや大会が近づくと、毎週行く事が有ります。

館山から富士山が大きく見える時があります。

そんな時に、富士山の頂上へ沈む太陽を撮りたいです。

お父さまも、そんな富士山を描いていたんでしょうね。

ありがとうございました。



返信する

コメントを投稿