シャーマンの呼吸

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シャーマンの弟子

平和の循環(前編)

2024-01-14 00:00:00 | 仮説・プロセス

【睡眠時のグラウンディング・脱力・鎮静……そこから広がっていく感覚について】

 

 

 

地味に続けている、睡眠時の研究。

 

バイブレーションの在り方の探求から始まったそれは、ほんの僅かずつではあるものの、感覚の広がりを現し始めた。

 

日々、様々なメッセージを受け取る。が、その中でも、最近味わった深い感覚は『平和の循環』だ。

 

 

まず、平和へ意識を向ける。

 

 

①平和へ意識を向ける

②身体のグラウンディング・脱力・鎮静が深まる

③より平和を感じられる

 

 

この循環だ。

 

 

 

本当は、もっと夢に近い感覚で「平和の循環」というキーワードを感じた。

 

起きて言葉にすると、こんな感じだ。

 

 

 

―――

 

 

 

せっかくなので、経過を詳細にまとめておく。

 

 

 

 

最初は、リラックスタイムのバイブレーションの在り方の探求だった。

 

どうも神経が昂ったまま筋緊張が続いて、睡眠の質がよろしくない日々が続いていた。

 

ともかく、入眠がうまくいかなかった。

 

だから、『夜の振動数・周波数と同調する』チャレンジをしてみた。

 

夜を感覚するのみでなく、わたしのバイブレーションとの一体化を試みた。

 

わたしはわたしではなくなり、夜そのものになるのだ。

 

 

 

 

自分と夜を繋ぐ過程には、様々な試行錯誤があった。

 

自分の身体と夜空を有線で繋いでみたり、空ではなく土と同期してみたり。

 

 

 

 

最終的に心地よいと感じたのは、第七チャクラと宇宙(星空)を繋ぐイメージだ。

大きなものと繋がっている安心感。孤独感が溶けて消え、ここに自分たったひとりだとしても大丈夫な感じ。

 

 

 

 

ただし、その日の自分のコンディションによって、スムーズだったり、まるっきりできなかったり、ムラがある。(ムラがあるのは当然ともいえる)

 

 

 

 

そこで、登場するのが、アイツだ。

 

先に少し『アイツ』の説明をする。

 

 

わたしは、日常を楽に過ごすために、『役』を演じるということを実践している。

 

鬱々とした『わたし』の意識が入った身体は、緊張や疲労でバキバキの状態が癖になっている。だから、『健康なキャラクター』の意識を身体に入れて、身体の状態を楽に変化させるのである。

 

そのために練ってある『役』が、数人いる。そして、つい最近、そこに『新キャラ』が浮かんできて、ソイツがとてもいい仕事をするのであった。

 

 

 

 

ソイツは、どちらかというと、めちゃくちゃなヤツにしか見えなかった。

 

いいかげんで、下品で、だらしないヤツだと思っていた。

 

でも、ふとした拍子に、その役に入ってしまった夜があった。

 

すると、ヤツは、なんとも大きな『安心感』の持ち主なのであった。

 

「夜なんだから、もう寝ようぜ」

 

無気力っぽい声で、至極真っ当なコトを考える。

 

ヤツでいると、身体の力がどんどん抜けていった。

 

『わたし』に欠けた感覚を、ごく自然に持つ人物なのだった。

 

 

 

 

ヤツの根源は、「目の前が平和である」という、安心感なのだと思う。

 

言い換えれば、「目の前が戦場ではない」という、ホッとした脱力感だ。

 

そう、ヤツは戦争を経験している。

 

それは、「わたしの世界の戦争」の経験と、気持ちよく同調するのであった。

 

 

 

 

布団で眠れるあったかさとか。

 

面倒くさい人間がそばに居る愛おしさとか。

 

それがどんなに大切で尊いものか、儚いものなのかを知ってしまっている。

 

戦場じゃない今日は、身体にとって、圧倒的な安心感をもたらしている。

 

わたしの、今日の平和は果たして幸せなのかという思考・疑問なんてものは薄っぺらくて。

 

ヤツの、ただ「生きているな」という実感が、たとえどんな哀しみの伴ったものであったとしても、どうしたって心地いい。

 

これは、文字列の不幸との比較による相対的な幸せの感覚ではなくて。

 

経験したから感じられる絶対的な幸せの感覚、と表現した方がいい気がしていて。

 

 

ヤツの意識でいると、今日があまりにも平和で、ただただ身体がホッとするのだった。

 

 

 

こうして、冒頭の『平和の循環』へと繋がっていくのである。

 

 

 

しかし。

 

これもまたムラがあった。

 

 

そうとなれば、初心に帰ろう。

 

グラウンディングだ。

 

―――続く

 



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