はてさて。
今回取り上げますのはKORG MS-20。
MS-20全体
このシンセサイザーについては、もう一回じゃ、紹介しきれないんで何回かに分けて紹介します。
まず、なんといってもぼくにとっては初めて触ったシンセサイザーです。あまりきれいじゃないですが、ワン・オーナーの代物です。正確に言うとオーナーはぼくの親父。といってももう一人暮らしを始めてから、ずっとぼくの手許にありますが……。
うちの両親は音楽が好きで、実家の応接間を開放して音楽会をやったりしてるので、社交家のように思われてるかもしれないけど、社交的なのはもっぱら母親で、親父はどちらかというと、オタク・タイプ。なにせ、一番の趣味がアマチュア無線だから。
ぼくが小学校の高学年の頃、YMOブームのころなんだけど、富田勲がシンセサイザーでオーケストレーションをやりだした。一人でシンセサイザーを使って。たぶん、親父もそういうことがやりたかったんだと思う。なにしろオタク・タイプだから。
それである日、とつぜんKORG MS-20を買ってきちゃったわけです。ただ、いろいろ仕事が忙しかったのか、アマチュア無線が忙しかったのかわからないけど、けっきょく放置するようになってしまった。
それをぼくが使い出したわけです。子供だったんで半分はおもちゃ感覚。ノイズで風の音作ったりとにかくパラメータをいじくりまわして、音がどんどん変わっていくのが面白かった。
前置きが長くなりましたが。MS-20は大きく分けて二つのブロックからできています。右側のいわゆる、VCO、VCF、VCA、LFO。
MS-20左側
それと左側のパッチセクション。
MS-20右側
基本的には左側の操作で大概の事は出来るんだけど、パッチ側をいろいろコネクトすることで、さらにできることが増えるわけです。
とりあえず今回は左側を使って、ちょっといろいろ音を聞いてみましょうという感じです。
とにかくシンセサイザーの当初の売りは、すべての楽器の音が再現できる、っていうことだった。まあ実際、いま富田勲のオーケストラなんかを聴くと、モンド色、蒼然なわけですが。
実際ドラムを作るとこんな感じ。
[VOON] ms29dr
ずれてるとかいじわるはナシね。とりあえずメトロノーム聴きながら手打ちしたんで。いちおうキックとハイハットとスネア。もうここまでで3回ダビングしてます。なにしろMS-20はモノフォニック・シンセサイザーなんで、1音色しか出ない。
次にベースを作ってみます。基本的にサイン波で作るとこんな感じ。
[VOON] ms20sin02
これも手で弾いたからよれてるっていじわるわ止めてね。というのは、MIDIでコントロールする方法も実はあるのです。それはまた次回。
で個人的に好きな矩形波でベースを作ってみる。
[VOON] ms20pluse02
これなんかか、まさに最近のKORGの音だよね。
で、今日のまとめでこれらをミックスするとこんな感じ。
[VOON] ms2002
ちょっとノイズが大きいけど、これは急いでやったからスミマセンてっ感じ。ちょっと久しぶりにミキサーにつないだんでレベルの設定間違えた。ほんとはこんなローファイじゃないです。
<つづく>
今回取り上げますのはKORG MS-20。
MS-20全体
このシンセサイザーについては、もう一回じゃ、紹介しきれないんで何回かに分けて紹介します。
まず、なんといってもぼくにとっては初めて触ったシンセサイザーです。あまりきれいじゃないですが、ワン・オーナーの代物です。正確に言うとオーナーはぼくの親父。といってももう一人暮らしを始めてから、ずっとぼくの手許にありますが……。
うちの両親は音楽が好きで、実家の応接間を開放して音楽会をやったりしてるので、社交家のように思われてるかもしれないけど、社交的なのはもっぱら母親で、親父はどちらかというと、オタク・タイプ。なにせ、一番の趣味がアマチュア無線だから。
ぼくが小学校の高学年の頃、YMOブームのころなんだけど、富田勲がシンセサイザーでオーケストレーションをやりだした。一人でシンセサイザーを使って。たぶん、親父もそういうことがやりたかったんだと思う。なにしろオタク・タイプだから。
それである日、とつぜんKORG MS-20を買ってきちゃったわけです。ただ、いろいろ仕事が忙しかったのか、アマチュア無線が忙しかったのかわからないけど、けっきょく放置するようになってしまった。
それをぼくが使い出したわけです。子供だったんで半分はおもちゃ感覚。ノイズで風の音作ったりとにかくパラメータをいじくりまわして、音がどんどん変わっていくのが面白かった。
前置きが長くなりましたが。MS-20は大きく分けて二つのブロックからできています。右側のいわゆる、VCO、VCF、VCA、LFO。
MS-20左側
それと左側のパッチセクション。
MS-20右側
基本的には左側の操作で大概の事は出来るんだけど、パッチ側をいろいろコネクトすることで、さらにできることが増えるわけです。
とりあえず今回は左側を使って、ちょっといろいろ音を聞いてみましょうという感じです。
とにかくシンセサイザーの当初の売りは、すべての楽器の音が再現できる、っていうことだった。まあ実際、いま富田勲のオーケストラなんかを聴くと、モンド色、蒼然なわけですが。
実際ドラムを作るとこんな感じ。
[VOON] ms29dr
ずれてるとかいじわるはナシね。とりあえずメトロノーム聴きながら手打ちしたんで。いちおうキックとハイハットとスネア。もうここまでで3回ダビングしてます。なにしろMS-20はモノフォニック・シンセサイザーなんで、1音色しか出ない。
次にベースを作ってみます。基本的にサイン波で作るとこんな感じ。
[VOON] ms20sin02
これも手で弾いたからよれてるっていじわるわ止めてね。というのは、MIDIでコントロールする方法も実はあるのです。それはまた次回。
で個人的に好きな矩形波でベースを作ってみる。
[VOON] ms20pluse02
これなんかか、まさに最近のKORGの音だよね。
で、今日のまとめでこれらをミックスするとこんな感じ。
[VOON] ms2002
ちょっとノイズが大きいけど、これは急いでやったからスミマセンてっ感じ。ちょっと久しぶりにミキサーにつないだんでレベルの設定間違えた。ほんとはこんなローファイじゃないです。
<つづく>