5月19日(日曜日)曇りのち雨
蒸し暑い一日。今日は午後3時からの練習。会場である森の図書館の隣の公園では子供向けのイベントがあったせいか、駐車場は満車! 駐車場難民になるかと困っていたら、誘導員の方の案内でスムーズに練習会場に入ることができた。私は行ったことがないのだが、森の図書館に隣接する公園には古墳が残っている。なんでも6〜7世紀の古墳でかつては40基以上あり、現在は13基が残されているらしい。6,7世紀というと、大化の改新前後だろうか。どんな人がこの地にいたのだろう。今度調べてみよう。
さて、今日を入れて本番までの練習は2回。2回しかない。。。。
今日は主に曲中の問題箇所をピックアップしての練習。先生曰く、流山の団員は「丁寧」だが、思い切りが足りないとのこと。出だしの音をビビリすぎていると自分も感じている。男も女も度胸が肝心!
1.D-dur 音階練習でウォームアップ
2.”黒人霊歌メドレー” ●出だし、弦の音。●メドレーの中の3曲の雰囲気の違いをしっかり出す。(リパブリック、ジェリコは軽快に、深い河は一音一音たっぷりと。イメージしよう、”リパブリック”は勝利を、”深い河”は魂の救い、”ジェリコ”は馬に乗っての進軍。
3.”夜のタンゴ” ●テンポの変わり目に注意。●クラリネット、3小節目はレガート気味に。●弦も管も音を遠くへ飛ばすのを意識。この曲は演奏曲目の中でも一番ビビッている曲。そういう気持ちって観客に伝わるのだろう。先生は”演技して”と。(嘘ならたくさんついてきたが。。。)
4.”シルクロードのテーマ” ●冒頭、グロッケンの音を柔らかく。●フルートとオカリナの音を合わせる。●最終小節の全音符、息を保つ。
5.”浜辺の歌~みかんの花咲く丘” ●”みかんの花”へつながる箇所、テンポが変わるので、先生の指揮を注視。観客に歌ってもらうので、先生は会場側を向くが、団員に指揮が見えるように指揮してくださるとの配慮。”みかんの花”の繰り返しは3番まであるが、2番と3番のみ演奏。●出だしをしっかり。
6.”アメリカンポップスメドレー” ●”悲しき雨音”冒頭、稲妻、雨の音、キーボードのUさん、完璧でした!この効果音、”ガーン!! 巷に雨が降るごとく、我が心にも雨が降る。。。”なんてフランスの詩人、ヴェルレーヌよろしく歌の主人公の失恋のショックを表しているのかな? ●”砂に書いたラブレター” 同じようなメロディの繰り返しが、1回目がホルンとテナーサックス、2回目がバイオリンとクラリネットであるが、全く同じではなく、それぞれリズムが複雑なので楽譜をしっかり確認。●”ハッピーバースディ” 明るく飛び跳ねるように。”Sweet sixty"ではなくて”Sweet sixteen" です!●”ロコモーション” いつもいつも先生から指摘を受けますが、曲の導入部分は重々しい音で。聴く人に機関車の汽笛だと印象づけるように。9分あるこのメドレー、練習を始めた頃は演奏し終わるとヘトヘトだったが、練習の継続で体力がつくものだと思った。
7.最後に当日の舞台を想定して、全曲通し演奏、ステージマナーについての注意
コンサートを6月に設定した時はまだ先のことだと思っていたが、本当に時が経つのは速い。仕上がりは完璧とは言えない我が団の演奏だが、心配しても始まらない。先生がおっしゃっていた。今まで様々なシニアを指導してきて本番の演奏会で出せる実力は練習してきたことのせいぜい半分くらいだったのが、千葉シニアは見事に期待を裏切り、先週開催した演奏会では実力をすべて出し切る演奏ができたとのこと。何がそうさせたのかはわからないと先生。千葉シニアの指導歴は他の団に比べると長いそうなので、これまで培われた信頼関係もその要因の一つなのかもしれない。我が流山シニアアンサンブルはまだ設立して3年と新しく、最近は新しく入団された方も多いので、まだ団員全員の名前すら覚えきれない人もいるだろう。一人ではアンサンブルはできない。神経細胞が繋がって曲をマスターしていくように団員ひとりひとりの絆も徐々に深まっていくと良いと先生のお話を伺って思った。
そろそろ紫陽花の季節ですね。最近はいろいろな種類の紫陽花が出ています。
皆さんはどんな種類の紫陽花がお好きですか?
次回の練習は
5月25日(土曜日)9時~12時
流山生涯学習センター(流山エルズ)音楽室