モモ:ミヒャエル・エンデ作 大島かおり訳
岩波少年文庫
小学生の時に日曜学校の先生が、この本を貸して下さいました。
読み終えて返した時に、「忙しいとは心を亡くすと書きます」と、教えて下さいました。
日曜学校を欠席しがちになっていた私は、それらしい言い訳をしたのかもしれません。
自分の物として届いた本を読み終えたのです。
星の歌を聴くこと。
豊さは便利さではないということ。
時間は人であり、人の命は心に住んでいるということ。
これらの言葉や表現は忘れていましたが、これらの感覚は私の中心に植えられていました。
ファンタジーやメルヘンの偉大さに平伏す思いです。
思いの真ん中に届く思い。
伝える仕方とその力量 。
廃墟となった円形劇場のほこりっぽさ。
硬質な近代的な建物の気取り。
まるいつっぱった帽子の質感。
目の前に広がるどころか、臨場している感じです。
やっぱりいいなぁ。ファンタジーいいなぁ。
物語が大好きです。
ちゃんと現実を生きていないと言われるけれど。
そう言う人には、私が大冒険の末に、隣の銀河との軌道を整えたことは教えてあげないのです。
岩波少年文庫
小学生の時に日曜学校の先生が、この本を貸して下さいました。
読み終えて返した時に、「忙しいとは心を亡くすと書きます」と、教えて下さいました。
日曜学校を欠席しがちになっていた私は、それらしい言い訳をしたのかもしれません。
自分の物として届いた本を読み終えたのです。
星の歌を聴くこと。
豊さは便利さではないということ。
時間は人であり、人の命は心に住んでいるということ。
これらの言葉や表現は忘れていましたが、これらの感覚は私の中心に植えられていました。
ファンタジーやメルヘンの偉大さに平伏す思いです。
思いの真ん中に届く思い。
伝える仕方とその力量 。
廃墟となった円形劇場のほこりっぽさ。
硬質な近代的な建物の気取り。
まるいつっぱった帽子の質感。
目の前に広がるどころか、臨場している感じです。
やっぱりいいなぁ。ファンタジーいいなぁ。
物語が大好きです。
ちゃんと現実を生きていないと言われるけれど。
そう言う人には、私が大冒険の末に、隣の銀河との軌道を整えたことは教えてあげないのです。