タイニーハウス東京

東京でタイニーハウス暮らしを実現する。超小型木製トレーラーハウスの自作にチャレンジ

ヒッチメンバー取付 その15 950登録

2019-11-05 16:20:00 | 車・木工DIY他ホビー
実は…本プロジェクトで重要な作業が未だ完了していませんでした。


それは牽引関連の登録作業です。

トレーラーを牽引するためには被牽引車の車検証に特定の牽引車を登録するか、又は、牽引車の車検証に牽引出来る被牽引車の条件を登録(950登録)する必要があるのです。

今までは被牽引車、つまりトレーラー側で登録していましたが、今回は牽引車側での950登録にチャレンジしてみたいと思います。

所謂950登録ですが、不特定の被牽引車を特定の条件の範囲内で牽引することが出来るので便利になります。


事前にインターネットで調べると、条件の計算書も陸運局側で計算してくれて自分の作業としては結果を書き写すくらいだと出ていたので、本当かなと半分疑いながら練馬の自動車検査場にやって来ました。







敷地に入って直ぐ左側手前の検査登録事務所の5番窓口に行くように案内され、その車検受付に行って950登録したい旨を告げると…







受付の方が沢山の訪問者を捌きつつ合間を縫って一心不乱に計算書作りをして頂きました。(インターネットでの情報では計算にとても時間がかかるので訪問者が多く受付業務が忙しい午前は避けることとあったので、それに従ったのですが、午後一だったせいか未だ多忙だったので大変恐縮してしまいました)







筆者はその作って頂いた計算書含めた書類を頂き、次に2番の受付に行くように促されて行くと…









必要書類の殆どは記入して頂いたので、筆者が記入したのはただ名前と住所、それと記述内容の「それぞれ1260kg及び740kgとする」だけでした。

整理番号を呼ばれて窓口に行くと新しい車検証が出来上がっていました。







何のことはない、ひたすら超簡単な手続きでした。しかも無料です。

この手続きを業者に依頼すると2〜3万円からるらしいので、浮いたお金を使って再度温泉にでも家内と出かけようと思います。


これで漸くヒッチメンバープロジェクトも終局です。




関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
     https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s






今後の改造プロジェクト

2019-11-04 16:01:00 | 車・木工DIY他ホビー
今後の牽引車側の改造プロジェクトについて纏めてみたいと思います。

その前に少し電装系の確認をしてみますが、先ずYouTubeで作業の手順のおさらいです。













本当に便利になったものです。

①専用のジグでエアベントの中にフックを掛けて強い力で引き抜く

②エアベントを外した中のトルクスネジを外す

③右サイドにあるコネクターを取り外す

この三点がポイントですが実際にやってみると…















外れはしましたが…思った以上にエアベントが固いのとトルクスネジの取り付け角度と深さのせいで取り外すと中に落ちてしまいました。

ナビ/AVシステムを取り外すとネジは取れるところに残ってはいましたが、再度の取り付けの際も含め保守作業性が大変悪いです。

この点は欧州車全般に言えますが、日本車並みに改善して欲しい点です。



さて、本題に戻ります。

何故、ナビ/AVシステムを取り外したかと言うと、次の改造プロジェクトに向けた準備の一環で、後方の配線状況を確認しておきたかったからです。





コネクターの形状が一般のRCA式ではないので、今回もトレーラー側のリアビューカメラの映像はドライブレコーダーで拾う形式にしようと思います。







外れ易いトルクスネジをテープで止めて締め付け、先ほどの取り外しの工程を逆に付け戻して動作確認して終了です。


明日以降にドラレコの取り付け作業を行いたいと思います。





関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
     https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s

ヒッチメンバー取付 その14 確認作業 ②

2019-11-03 11:13:00 | 車・木工DIY他ホビー
実は四日前から配線の手直しをしています。

左右のリアコンビネーションランプにはそれぞれ五本のケーブルが接続しています。(下の二枚の写真)







確実なのは一番端にある茶色がアース線、それと真ん中の黒/黄および黒/緑が左右のターンシグナルです。

そして、問題の左右のスモールですが、先にディーラーから頂いた図面では茶色のアースを一番目とすると四番目の左の黄/白と右の灰/赤との指示でしたが、二番目の左の灰/黒と右の灰/オレンジであることが判明。

繋ぎか替えてトレーラーと接続してみると無事サイドのポジションランプが点灯しました。


すると当然ながら、四番目と五番目がストップとバックになる訳ですが…

残念ながら、そう簡単では無いのです。


これまでの情報に基づいて四番目がストップ、五番目がバックの前提で接続してあるのですが、ブレーキペダルを踏んでもトレーラーのストップランプが点灯せず、何故かバックランプが常に点灯しているのです。











実は確実を期するため、カプラーソケットの端子だけでなく、①リレーボックスの入力側端子、②同出力側端子でも電圧測定をしてみました。

リレーボックスが故障していたり、内部配線が間違っていることを心配していたのですが同じ結果でした。

つまりリレーボックスは正常です。


色々と繋ぎ替えてもバックの電極にスモール点灯時には電流が流れてしまいます。







この時点では、ディーラーの配線図が間違っていて左バックが灰/黄のケーブルがコネクタには存在しないので緑/白ケーブルに変更されていると思っていました。

更に、コンビネーションランプにはスモール、ターン、ストップ、バック、リアフォグの5つのランプが付いているのですが何故か茶色のアース線含めて一本足りない五本しかケーブルが繋がっていません。

もしかするとコンビネーションランプの中に回路があって複雑な制御をしているのかも知れないと昨晩まで組み合わせを試していました。

けれどもバックランプの問題は全く解決しません…とほほです。

仕方がないので再度ディーラーにお願いしようかと考えておりました。







そして今朝、改めて問題解決に当たっている時に、ふと閃いたのです。

よく見てみるとバックランプは車体側ではなく、リアゲート側に付いているのです。

これが何故車体側のコンビネーションランプに五本のケーブルしか付いていない答えでもありました。

それでコンビネーションランプのダイアグラムには二つのブロックに分けて表示がしてあったんだと漸く理解しました。
最初に参考にしたAクラスでは全てのケーブルが車体側のコネクターに接続されていたので、すっかり頭が固定されていてそこから抜け出せずにいたのです。

その結果が、先述したようにコンビネーションランプの中に特殊な回路があって制御しているような妄想を抱いてしまった訳です。





と言うことで、車体側コンビネーションランプのコネクターに分岐する前の太いケーブルの中から該当の色のケーブルを探し出しバックの青色のケーブルを繋いでみると当たり前ですがバックランプの電極に電流が正常に流れるのを確認できました。

更にスモールを点灯させてもバックランプは点灯しません。

確認作業に時間がかかってしまいましたが、これで漸く問題解決です。


以上でヒッチメンバー関連作業のプロジェクトは完了しました。





関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
     https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s

車の買い替え (16) 1ヶ月レビュー

2019-10-29 16:52:00 | 車・木工DIY他ホビー
今日は例のヒッチメンバー関連の車内配線の問題切り分けをしようと予定を組んでいたのですが雨のため延期しました。

その代わり理髪とゴルフの練習に出かけたのですが…

理髪は雨で人出が少ないせいか運良く直ぐにカットして貰えましたが、ゴルフ練習場では満杯で待ち時間が半端ないようなので諦めて帰ってきました。

実は昨日天気が良かったので何時もの戸田橋の荒川河川敷の練習場に行ってみたのですが台風19号の影響でクローズしており二日続けての空振りとなりました。



そんな訳で、折角時間を確保したのに何も出来ないので、40日前に購入した車のレビューをしようと思います。(一ヶ月後のレビューを予定していたのですがすっかり忘れてしまい、そのリベンジでもあります)


1.燃費

この間まで乗っていた乗っていた2009年式のW245/Bクラスと比較するとエンジンが小さくなっていることもあり燃費が改善しています。





これまで40日間で約1300kmを走行して平均で10.5km/Lの実績で、更に郊外や高速道路の走行では…





何と驚きの16km/Lも走ってくれて期待以上の燃費性能です。


2.走行性能

背の高かったW245と比べると車高が低くなっているためか高速走行がより安定している感じを強く受けます。

そしてステアリングホイールのレスポンスも適度にクイックで、コーナリングでは思い通りのスムーズな動きが運転が出来ます。

サスペンションは硬く過ぎず柔らか過ぎずで、しなやかで腰のある乗り心地で筆者としてはとても気に入っています。

エンジンは直列4気筒DOHC1,595ccとダウンサイズしていますが、直噴ターボ付きなので高速でも力不足感を感じることはありませんが、2000prm以下では若干トルク不足を感じます。

また、CVTからDCT7速に変わったことによりギアのスリップ感もなく、かつスムーズな走りが楽しめる非常に成熟したトランスミッションだと思います。(この辺りは日本車の改善が望まれます)


3.エクステリア

前述のように車高が低くなりシャープでよりスタイリッシュになりました。





ヘッドライトも細めになって気に入っています。


4.インテリア

全体としてモダンでクラッシックな上品な仕上げの内装の仕上がりです。

また、以前のモデルよりは低くなったもののAクラスやCクラスと比べて、準ミニバンの位置付けでヘッドクリアランスは十分で、室内も広々とした感じを受けます。

但し、エンジンルームのスペースが増えたことにより、W245と比較すると室内空間が後退し狭くなっています。その影響で後部座席のレッグスペースとラゲージルームが少し狭くなりました。

良くなった点はセンターコンソールにドリンクホルダーが二つに増えたことや後部座席のミニテーブルが付いたことなど使い勝手が良くなっています。


5.操作性

以前も報告した電動化したシフトノブとパーキングブレーキですが、やはり感覚的に慣れ難いと言えると思います。







筋肉を使い大きな腕の動きを伴う操作ではなく指でウィンカーレバーを動かすような感じなのでとても戸惑い、40日経っても未だ時々戸惑いがあります。

この辺りは、最近の日本車も同様の流行りになっていますが、電動化のやり過ぎではと思ってしまいます。


6.安全機能

レーダーパッケージと言うミリ波やカメラによる運転支援システムが付いているのですが、前車自動追従機能と自動ブレーキなどは渋滞時のノロノロ運転から高速でのクルージングまで幅広く対応した非常に便利な機能で気に入っています。





但し、自動ブレーキのタイミングがかなりギリギリなので急ブレーキになりがちなのでビビってしまうのとアクセルとブレーキのコントロールが未だギクシャクしている感じでその微調整に改善の余地が大きいと感じています。

また、偶にセンサーの誤動作などにより安全装置が働いて急なブレーキングや警報が鳴りビックリすることもあり、この方面も要改善です。

その他、パーキングアシスト機能は面倒なので殆ど使いませんが、駐車が苦手な方には便利な機能かと思います。(遊び半分で試してみましたが、意外と使える機能だと感じました)







ブラインドスポット機能も斜め後方に車がいることを視覚で教えてくれるだけでなく、確認不十分でウィンカーを入れると警報が鳴り警告してくれるので意外と使える安全機能だと感じています。


7.装備

装備面では基本的にロードサービスに頼ると言う今のトレンドとは言えスペアタイヤが着いていないのが少し不安があります。(ベンツだけの問題ではありませんが…)

ナビについては、手動での操作が難しい点が挙げられます。基本は音声認識でやれば目的地設定が意外と簡単なのですが、それを手動で設定しようとすると…過去に乗ってきた車に搭載されたナビの操作方法とかなり異なり使い難いです。

電動パワーシート、シートヒーターや左右独立の温度設定が出来る全自動エアコンは重宝しそうです。


8.総合評価

前車の原因不明のエンジン系のトラブルと筆者の老化対策のため車を買い替えたのですが、その目的に対しては十分満足しています。

外装、内装そして装備面共に気に大変入っていますが、スタイリッシュになった反面、室内空間は十分な広さですがW245と比べて若干ですが狭くなったところがマイナスポイントになります。

機能面では自動追従運転時のアクセル/ブレーキ制御の味付けがもう少し改善して欲しいところですが、安全機能も十分な水準と思います。




関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
     https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s

ヒッチメンバー取付 その13 確認作業 ①

2019-10-28 18:18:00 | 車・木工DIY他ホビー
昨日のケーブル配線作業の後にトレーラーと連結してみて確認したところ、リアコンビネーションランプのストップとリバースが点灯せず、不思議なことにトレーラー側面に取り付けたポジションランプも点灯しなかったと報告しました。

本格的には明日確認ならびに修理作業をするつもりですが、昼過ぎに小一時間ほど空き時間があったので簡単に予備調査をしてみました。





作業内容はヒッチメンバーに取り付けたカプラーコネクターの電極一つ一つをマルチメーターで通電しているか確認するものです。







コネクターには旧車と同様にトレーラー側に合わせてアメリカ式配線をしてあります。

上の写真で言うと一番上の①白:ボディーアース、②空き、③黄:左ターン、④赤:ストップ、⑤緑:右ターン、⑥黒と茶:ポジション、そして真ん中の⑦青:リバースを繋いであります。

①のボディーアースにマルチメーターの黒のテストリードをあて、この配線で車のエンジンをかけてスモールランプを点けた状況では⑥の端子に赤のテストリードを接触すれば通電する筈ですが不思議なことに検知せず、その代わり④の端子で通電を感知しました。

左右のウィンカーをそれぞれ点灯させた時は、正常に感知しました。

ブレーキを踏んだ状態を作って確認すると…





②〜⑦の端子のどこにも通電を確認出来ませんでした。

ギアをリバースに入れても同様で、②〜⑦の端子には通電を感知出来ませんでした。

車側のリアコンビネーションランプは上述に各動作に対して正常に点灯しているので、少なくともケーブルを分岐する前までは当然のこと問題はありません。


状況を分析してみると…





①ボディーアースと③左ターン、⑤右ターンは正常ですが、④ストップと⑥ポジションに問題があります。

つまりディーラーから貰ったリアコンビネーションランプの配線図で色分けしたケーブル情報に基づいてリレーボックス側に分岐配線したのですが…

(1)この配線図のケーブルの色分けが間違っている

(2)分岐配線用コネクターの接続不良

(3)リレーボックスの故障または内部配線不良

が原因として考えられます。


明日リアコンビネーションランプのコネクターを改めて再調査してみますが、先のディーラーの配線情報に元にストップランプのケーブルと信じていた左のグレー/黒と右のグレー/オレンジがスモール用の配線のように見えます。

ストップとリバースについては、分岐配線の接続不良かリレーボックスの故障の可能性が高いと考えています。


明日改めて確認作業を行います。





関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
     https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s