今日朝方我が家の付近でも雪が散らつきました。量は少なかったですが、今年4度目の降雪でした。
春が少しづつ近づいているのは間違いないのですが、気温は暫くは行きつ戻りつの状態で身体には結構堪えます。
さて、また春節絡みの話題です。
中国(大陸)では、公式な春節休暇は2/4〜10で昨日で終了でした。実際は、この期間の前後に休みを付けて少し長めの休暇を取られる方が多いです。
従って、春節休暇前から中国人旅行客が増え出して、今年は昨年以上に旅行客が増えそうです。
中国側の統計では昨年比で約8%増の700万人強が海外に出掛けるとの予想で、その内のトップスリーはタイ、日本、香港の順となっています。
当然ながら受け入れ側の期待も大変高く百貨店、ドラッグストア、ホテルや各観光地では受け入れ態勢万全の構えで準備をしていました。
筆者としては結果がどうなったか少し気になるところです。
先日の報道ではインバウンド景気にも少し陰りが出ており、昨年末から百貨店での高級化粧品の売上が大幅に落ち込んでいるとのことでした。
大分前の筆者の投稿記事でも触れていますが、日本のインバウンド需要を支えていた中心は日本国内の在日中国人や定期的に来日する中国人旅行者(ほぼ専業で仕入れをするために来日する方が中心)、所謂越境EC業者だったのですが、昨年8月末に中国の全人代(国会相当)で可決された中華人民共和国電子商務法(EC法)がどの程度影響を与えるのか心配をして見ていました。
この法律の発効は今年の1月1日ですので、輸送期間を考慮すると昨年末の12月の販売にも影響を与えているものと思われます。
ここで具体的に問題になるのは、中国人旅行者で代理購買をしている場合は業者登録(納税含む)、筆者のような日本のEC業者の場合は化粧品や保険食品、薬品などを対象としたCFDA申請(国家食品薬品監督管理総局)の取得です。
この承認がないと中国での輸入通関時にはねられてしまうことになり、中国在住の個人からのリクエストで代理購入した商品を輸出する(中国に輸入する)際に、実際に過去二ヶ月の間で通関業務がかなり厳しくなっているのを感じていました。
筆者のような小規模業者にとって、メーカーに代わって申請することは経済的にも実務的にも無理な話で、要は以前から悪化の噂がある中国の経済事情、特に最近では米中貿易戦争とも言われる状況下で外貨の流出を防ぐための方策の一つであると感じています。
実際、上述のEC法に加えて海外送金を制限する外為法も強化されたり、対米軟化策としての一部の製品や分野を除き常套手段である輸入枠制限、通関業務の遅延化や強化をしているとのことです。
こうなって来ると、隙間を狙った筆者の代理購買の商売も鞍替えを迫られているようです。
↑この写真は筆者宅の玄関に飾ってある花文字の切絵ですが「福」が逆さまに(中国語では倒)なっているので、「福が来る」を意味しているものです。
何らかの解決策を得て、この絵のように福が来てくれるのを待ち望んでいます。
関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s
春が少しづつ近づいているのは間違いないのですが、気温は暫くは行きつ戻りつの状態で身体には結構堪えます。
さて、また春節絡みの話題です。
中国(大陸)では、公式な春節休暇は2/4〜10で昨日で終了でした。実際は、この期間の前後に休みを付けて少し長めの休暇を取られる方が多いです。
従って、春節休暇前から中国人旅行客が増え出して、今年は昨年以上に旅行客が増えそうです。
中国側の統計では昨年比で約8%増の700万人強が海外に出掛けるとの予想で、その内のトップスリーはタイ、日本、香港の順となっています。
当然ながら受け入れ側の期待も大変高く百貨店、ドラッグストア、ホテルや各観光地では受け入れ態勢万全の構えで準備をしていました。
筆者としては結果がどうなったか少し気になるところです。
先日の報道ではインバウンド景気にも少し陰りが出ており、昨年末から百貨店での高級化粧品の売上が大幅に落ち込んでいるとのことでした。
大分前の筆者の投稿記事でも触れていますが、日本のインバウンド需要を支えていた中心は日本国内の在日中国人や定期的に来日する中国人旅行者(ほぼ専業で仕入れをするために来日する方が中心)、所謂越境EC業者だったのですが、昨年8月末に中国の全人代(国会相当)で可決された中華人民共和国電子商務法(EC法)がどの程度影響を与えるのか心配をして見ていました。
この法律の発効は今年の1月1日ですので、輸送期間を考慮すると昨年末の12月の販売にも影響を与えているものと思われます。
ここで具体的に問題になるのは、中国人旅行者で代理購買をしている場合は業者登録(納税含む)、筆者のような日本のEC業者の場合は化粧品や保険食品、薬品などを対象としたCFDA申請(国家食品薬品監督管理総局)の取得です。
この承認がないと中国での輸入通関時にはねられてしまうことになり、中国在住の個人からのリクエストで代理購入した商品を輸出する(中国に輸入する)際に、実際に過去二ヶ月の間で通関業務がかなり厳しくなっているのを感じていました。
筆者のような小規模業者にとって、メーカーに代わって申請することは経済的にも実務的にも無理な話で、要は以前から悪化の噂がある中国の経済事情、特に最近では米中貿易戦争とも言われる状況下で外貨の流出を防ぐための方策の一つであると感じています。
実際、上述のEC法に加えて海外送金を制限する外為法も強化されたり、対米軟化策としての一部の製品や分野を除き常套手段である輸入枠制限、通関業務の遅延化や強化をしているとのことです。
こうなって来ると、隙間を狙った筆者の代理購買の商売も鞍替えを迫られているようです。
↑この写真は筆者宅の玄関に飾ってある花文字の切絵ですが「福」が逆さまに(中国語では倒)なっているので、「福が来る」を意味しているものです。
何らかの解決策を得て、この絵のように福が来てくれるのを待ち望んでいます。
関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s
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