11日 高田図書館内 小川未明文学館にて 読み聞かせサークル ジャックの会主催
おつきゆきえさん 朗読会 午後の部に参加してきました
ジャックの会は読み聞かせグループの草分け的存在 20周年を前にしたプレイベントです
み・のるほさん他にも 知り合いが何人かいらっしゃるグループ
お話会のポスターも一堂に展示されていて 見ごたえありました
み・のるほさんの絵が 時間の経過とともに変化していくのを 見るのも楽しい!
ステージの様子です 山形生まれ 現在は朗読士として活動し東京都多摩市にて
絵本とおもちゃのお店も経営されている おつきゆきえさん
着物姿で登場・・・・自分がいかに宮沢賢治が好きかを せつせつと話される
賢治の研究もされていて 原稿の整理などにもかかわっているそうです
野に咲く草花(題名忘れました)・・・賢治がアリになった目線で表現したお話
みじかい木ぺん・・・山形の言葉で読んでくださった
このお話がおもしろいのなんの! 聞きながら泣き笑い状態でした
きこちゃんが無くした木ぺん(えんぴつ) べそをかいていたら みすぼらしいおじいさんから 木ぺんをもらう
この木ぺんが すんばらしいのなんの・・・きこちゃんは あっというまに クラスの王様 でも・・・
あああおもしろかった 最後はすとんと終わり 以下原稿なし となっているそうです
そして 最後の けんじゅうと公園林のお話
これは泣ける・・・・障害者として生まれてきたけれど 自分の生を力いっぱい生きたけんじゅう
けんじゅうが愛して育てたすぎ林を 残された人々で公園として守り抜こうという意志
何が幸せで 何が不幸せなのか・・・・深く考えさせられる物語でした
ほんとうのたべもの 人が生活して人生をまっとうするのに必要なたべもの
口から入り おなかがいっぱいになる食べ物も大事だけれど
心を満たす 言葉・・・・心の栄養 それがほんたうのたべもの
おはなしの時間をたのしむこと
私はそんなふうに感じました
私の生涯の夢 いつかおなかを満たされるような お話がかけたら。。。なぁ
余韻と感動をいただいて 静かにかえりました とてもいい朗読会でした