高田世界館 17日にみてきました
大岡昇平さんの 原作を読んでいてよかった。
でなきゃ よくわからなかったと思う
野火 あらすじ ネットで拾いました
第2次世界大戦末期のフィリピン・レイテ島。 日本軍の敗戦が色濃くなった中
、 田村一等兵(塚本晋也)は結核を患い、部隊を追い出されて野戦病院行きを余儀なくされる。
しかし負傷兵だらけで食料も困窮している最中、少ない食料しか持ち合わせていない田村は追い出され、
ふたたび戻った部隊からも入隊を拒否される。そして原野を彷徨うことになる。
空腹と孤独、そして容赦なく照りつける太陽の熱さと戦いながら、田村が見たものとは・・・
戦争の悲劇 敗戦がわかってくると 兵士は切り捨てられるんだ
食料も 医療もなく 食べることと 敵につかまることを考えるんだ。。
信じられるものがなくなる 極限の状態。。
レイテ島の風景は どこまでも美しい・・・・
戦争はいやだな 絶対いやだな そう強くかんじました
上映後は 塚本晋也監督のあいさつがありました
私のイメージとは違い 腰の低い人でした
17歳の時に原作を読み 映画を作りたいと数十年チャンスを狙っていたそうです
でも この映画は 原作を読んでいないと ちょっとちがったとらえ方するかもよ。。
若い人が 意外にも多く見に来ていました。 たくさんの人に見てほしいな
そして 田村一等兵の気持ちを ここにいた兵隊さんたちの気持ちを 想像してほしいな
グロイところだけ 感じてほしくないな。。。。 と思うわ
私の 祖父も兵隊で外地にいっていました でも私は一度も祖父から 戦争の話を聞いたことない
どうして言わなかったか ・・・・ その気持ちがわかる映画だわ
でも 戦争ってこうなんだとちゃんと知る事って大事
戦争体験者が少なくなってきた今こそ この映画は意味があるとおもうわ
銃は敵を打つために使うのではなく 手りゅう弾は自分のためにつかうんだ。。
それが戦争なんだと 思ったわ