○○子と電話で話していた。
友達が、サイトをもっていて
その話をしていた。
サイトには、いろんな人がくる。
千人もくるらしい。
コメントを寄せて親しくなったなかには
時々、困ったこともあるらしい。
また、オフ会の告知があって
それを○○子が
「すごいわ~。大変なのに」というので
私は、段々心配になってきた。
その○○子の友人は、私もあったことがあり
噂は○○子からよくきいているので
旧知のように思えて、心から心配になった。
サイト内の人間関係のトラブル。
オフ会の混乱。
これらのことは、ありがちなのだ。
私が知っている人も、なかなか、できる人が
「とてもいやな目にあった」とかいていた時期がある。
本当にうっとおしい・・・・。
そんなことを思い出して
「大丈夫かなあ?」と心配したら
「あのね!人のこと、そんなに心配しなくていいのよ!
はいりこみすぎていない!?」と、怒鳴られた。
はっとした。
そう、入り込みすぎた。
「オフ会だってね、
そんなに集まらないのよ。大丈夫」
だって、千人もくるサイトのオフ会というから
なにか、トラブルがあるかもしれないとおもって・・。
「心配症ね」と○○子がいった。
「うん、心配症。」
「人のことなのに」
「まったく、まったく知らない人なら、流せるけど
少しでも知っている人なら、なんとか、守らないと、とおもってしまう」といった。
話をきいているうちに、私は、いろんなことが心配になってくる。
身内の一大事のように思えてくるのだ。
(だから、世間話でも、あまり関係ない人の話は、
もう、してもらいたくない)
いけない、いけない。
相手に共感してあげたいばかりに、のめりこんで
いやな気をもろにうけて、どっと疲れることが
多々ある。
○○子は、おもうに、自分の周りに「結界」をつくるのが
上手なんだなあ・・・。
私は、自分の話を上の空で聞かれることが、なによりも嫌いなので
自分も決して、相手をそらさないように、話をきくことにしてきた。
しかし、それが、時に自分の首を絞める。
人の話をちゃんと聞いているようで、
自分は、結界をつくっていやな気を遠ざける、
ってことが、とても下手。
だから、だめだ!と、切羽詰ったら
一目散に逃げてしまうことがあって
後に残された人が、「なんで?」って、憤ることもあるだろう。
私は、必死なのである。
そうそう、今年の目標は、「NoといえるPonco」であった。
「No」というのは、とても難しい。
私は、これまでなんでも引き受けるということを
モットーにしてきたので
とても難しい。
「NO!」と、めずらしくいったら、案の定、
気まずいことになってしまった。
この間、神社で、凛とたつ木をみた。
その前に注連縄がはってあった。
「結界だ」
○○子のいきなり、「その話もう、いいわ」という言葉をきくと
「ああ、結界をつくるのが上手」とおもう。
一線を引くとかとは、また違う、自分を守る術。
私って、本当にお人善し。
そして、人つきあいが、うまいとは、全然おもわない。
知り合いが、とっても多いほうだとはおもうけれども。
いつも、精神誠意でいるから、クッタクタ・・・。
いい年して、駄目だよね~。