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調停の行方

2025-02-09 14:58:00 | シングルマザー
十数年前の離婚の時の話しです。

離婚裁判がなかなか長引いて、私はその間の婚姻費用を求める調停、元夫からは子供達の面会交流の調停を起こし、それもまたのらりくらりな展開になっていました。

面会交流を子供達が拒否っている…この事実が、私からの誘導なのか、子供達の真意なのかを確かめるべく、家裁調査官の面談が実施され…

以下当時のblogより…

家裁調査官の面接が終わり、次の調停まで二週間。それまでに今回の調査報告書が家裁へ提出される予定。

前回の裁判で、面接交渉について完全拒否ではなく、なんらかの条項を折り込んで欲しいとの相手側から要望があった。

代理人は、調停で話し合っている最中であり、調査官が報告書を提出する予定なので、今の段階で条項は入れられないと元夫の要望を拒否。(当然っ)

裁判官は、起訴からずいぶん月日も経過し、そろそろ認否も必要じゃないか?ということで、次回裁判までに相手方は認否についての書類提出を指示されていた。

そして、婚姻費用と面接交渉の調停の日。
調停を始めた頃はコートをまとっていたのに、今は扇子扇いで時間潰し。

またしても私は申し立て人であり、申し立てられ人。

先に相手方が調停室へ。

ずいぶんと待たされる。
相変わらず納得いかないとばかりにあることないこと主張しているに違いない。

①婚姻費用は子供3人で5万。
そのうち元夫の口座引き落としになっている子供達の携帯代を引いて月末入金。
②住宅ローンは半分負担ということでボーナス分も並べて月5万。
③別居後~今月までの婚姻費用、住宅ローンは財産分与におりこむ。

以上が婚姻費用についての相手方申し分。
このご時世に、中学生を筆頭に3人の子育てをたった5万で父親面?

しかも使った分の携帯代は過去までさかのぼって差っ引くと。

出ていくつもりがないならローンは全額負担じゃないのか?
私達家族が住みかわるなら、ローンは私が全額負担する予定である。そうでなければ売却する、という話をしたけれど…

今回私が合意しなければ、また調停を来月へと先のばしされ、手元に現金が入ってこないどころか、私の住宅ローンとアパートの家賃のダブル支払いは続く……

兵糧攻め。
モラ夫のやりそうなことだ。

「悔しさは財産分与で取り返しましょう。」そう代理人に促されて、仕方なく合意する旨を伝えた。

私が調停室に入っている間、相手方は家裁調査官から提出された子供達の調査報告書を閲覧しているという話。

さぁその結果を以て今回の申し立て人かつ申し立てられ人の調停は終わる……

婚姻費用については相手の言い分を飲んで合意の意思を示し、面会交流についてはこどもたちが拒否しているので合意は無いどころか、そもそも土俵に上がるものではなかった。

これ以上話し合う事は無いはず。

そう思って待ち合い室で待つ。

更に待つ。

長い…。

モラ夫の主張はいつも私より時間を食う。よって必然的に私の話はいつも端折られる。
やっと私の番とばかりに合意する気満々で調停室へ。

すると調停員が、

「あの~、相手方はショックで今日は面接交渉の話し合いは無理だということで、今回は婚姻費用のみ合意書作成します。面接交渉の調停の日程は~」


えっ?
一瞬耳を疑った。

婚姻費用については相手方の言い分通りなんだから合意にならないはずがない。
それはいいとして、ショックで話にならない?

調査報告書に記載されている事実が、自分がしてきた事の結果。

俺様の解釈、ルールの中で子供達にしてきたことは、一般的な解釈、ルールの上では非常識で理解し難いことだった。

それを初めて知ってショックで話にならないだって。
それを認める調停員も調停員だわ。

あらゆる手で調停を先のばしにする。これもモラ夫の特徴。

これだけモラ夫の解説本通りに事が進むと、逆にモラ夫は解説本を教科書にしているのではないかとさえ思えてくる。

とはいえ、調査官の報告書が何よりの証となる今、面接交渉はあくまで「子供の福祉」を重視したものである以上は、今回調停を見送ったにしても結果は変わらない。
はず。
~~~~~

とまぁ、毎回すんなり終わったためしが無い調停ですが、私たちのアパート暮らしのストレスも増えつつあり、尚且つアパートの管理会社変更予告で退去か否かを迫られていて、若干焦りも出てきました。

当時、私の不在時の子供達の安全と、家事のヘルプに母はほぼ毎日アパートに来てくれていて、その疲れもあったのだと思いますが、ある日母と激しい言い合いの喧嘩になりました。

その喧嘩は、晩御飯の準備をしている時、母の何気ない一言から始まり…

母は、小さなテーブルで宿題をしていた長男に

「もうさ、しつこいから一回会ってみれば?そしたら気が変わって家も変わってくれるかもよ?」

長男の一瞬 えっ? と困惑した顔になったと同時に、間髪入れず私は怒鳴りました。

「余計な事言わんで!!」

母を睨みました。

長男がどれだけ父親に会いたくないと思っているのか。
その気持ちを調査官に切実に訴えて、もう会う事は無いと安心していたから吐き出した諸々。

調査報告書には、私の知らない事実や、3人の子供たちのそれぞれの心の痛みが記載されていて、調査報告書を読んだ私もかなりな衝撃を受け、もっと早く行動に移すべきだったという後悔の念と、子供達を絶対に守らないとと更に強く決意したのでした。

このしんどい生活がいつまで続くのか、、、

私たちの事を思い遣っての母の一言だとわかっていても、長男が自分さえ我慢すれば、自分さえ覚悟決めて父親に会えば、この生活から解消されるのか?そんな発想になる事を恐れて、それから母と近所中に響き渡るぐらい大声で言い合いとなり、母は泣きながら帰って行きました。

そしてそんな母を迎え入れた父が今度は血相を変えてアパートへ飛んできて、

「お母さん泣いてたやないか!何言ったんや!」と怒りの矛先を私に向けて、怒鳴り込んで来ました。

「お前は病んどる!思考がおかしくなっとる!」

「私は病んでなんかいない!」

泣きながら訴える私が父の目にはそう見えたのでしょう。

正常な判断してるわ!
私が何のために必死に闘ってると思ってるの!
なぜ長男に嫌がる事を強いる必要があるのか!
なぜ相手の言いなりにならなきゃいけないのか!
何のために法のもとで判断してもらっているのか!

元夫から逃げるように子供たちを連れて家を飛び出してからの数ヶ月、絶対泣かないと決めていたけれど、この時ばかりはわんわんと泣きながら父親にもくってかかっていました。

張り詰めていた糸が緩んだのでしょう。

一部始終を見ていた子供たち。
長男には「おばあちゃんの言った事は気にしなくていいからね」と伝えて、
両親にも言いすぎた事を詫びると共に、余計な口出しも遠慮して欲しいとお願いしました。

早く解決させないと。

その頃同時進行で進めていた私の単独名義で住宅ローンが組めるか問題について、銀行の審査が通った旨連絡がありました。

これがまた後の生活に影響が出る事態を招くのです。

はぁ。。。

続く…

今朝の新聞の人生相談は、30年間モラハラに耐えた奥さん、家を出たいけど…との内容に対し、アドバイスは…

「納得感をもって幸せに生きる親の姿は、子どもが前を向いて生きる力になると思います」

とのこと。
その一歩を踏み出すのにはとてつもない勇気とエネルギーが必要ですが、一歩を踏み出した後は、ひたすら突き進むのみ・・・だったなぁと今となってはしみじみです。

それにしても今週は寒かったですね~
明日は会社も保育園もお休みして、4連休にしました。
これから忙しくなる決算期を前に、おいしいものを食べて英気を養いに行ってきまーす!!

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