つながる つなげる

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玄関のドアを開けたら・・・

2023-05-02 22:27:00 | 日記

GW前半は、子供達が住む川崎へ。

あいにく次男は研修中で不在のため、会えませんでしたが、2ヶ月ぶりの"お母さん業"発令です。
 
家に帰り着く前に、迎えに来てくれた長男と食材の買い出しをして、玄関ドアを開けると…

なんなのこの散らかり様は!
掃除機かけたのいつ?
キッチンの汚さは何?
 
いつものこととは言え、今回はちょっと酷い。。。
 
途端にくしゃみが止まらず、埃アレルギーには辛い惨状。
ティッシュ、ティッシュ…って、入ってないやん!
補充しようと在庫を見れば、在庫もないやん!
ってかトイレットペーパーも無いし。 
 
どうなってんの??
 
ひとまず掃除機かけて、、、
洗濯しようとしたら洗剤も無い。
 
冷蔵庫を開ければ賞味期限切れの納豆やヨーグルト…
 
段々腹が立ってきて…
久々に手料理をと思うその手もがさつになっていく。。。
 
長男は夕飯を食べたら出かける用事があるとかで外出。
あーちゃんは部活からのバイトを終えて深夜帰宅。
 
私は体力の限界でろくに会話できず就寝。
 
…翌朝。
 
まだ寝ているあーちゃんを起こし、
部屋の散らかり様や、日用品の不足等について、チクチク…からガミガミに変わり…
 
最初はうんうん、はいはいと面倒くさそうに返事していたあーちゃんも、だんだん無口になり。
 
行ってきますっ!
 
朝ご飯も食べずに出かけてしまった。。。
 
すると、連打のラインが。。。
 
「何しに来たか知らんけど、たまにしか会わない家族の時間で怒ってばっかだと損しかないやろ。」
 
その日予約していたディナーについても、
「悪いけど私は行かないから」とお断りされてしまった。。。
 
私が私の家に帰ってきたのに、何しに帰ってきたとか、、、
ちゃんとしてくれてれば怒らなくて済むのにとか、、、
 
またやってしまった、、という後悔の念とか、
朝から笑顔で送り出せなかった事とか、、、
 
いや、、、総じて自分の不甲斐なさからくる悔しさから涙が頬を伝わり、
埃からくるとも涙からくるともわからず、鼻水だけが延々と止まらず…
 
仕方なく長男にLINEで報告。
 
「あーちゃん行かないって。
当日だからキャンセル料100%かかるけどどうしようか?」
 
すると、長男は、、、
 
「昼過ぎに戻るからとりあえず話聞くよ」
 
お、大人だぁーーーーーーー
 
私の悶々とした気持ちは一気に鎮静化。
 
そして、長男帰宅後、話をしつつ、
「とりあえず俺が説得はするけど、
もし、あいつ来なかったら2人で3人分食べよう!」という話になり…
 
「結局あーちゃんから返事来たん?」
夕方近くなって長男に確認すると、
 
「うん。来るって」
 
なんやねん
 
しかしながら、電車一駅降り過ごしたとかで(相変わらずやらかす娘)、長男と先にお店に到着。
 
一見お店とは分かりづらい店構えに、ドアを開けるのを躊躇するほどの佇まいです。
 
あの子、1人で入ってこれるかしら。。。
 


 
待つこと20分。
 
ようやく3人揃ったところでスタートし、
 
カウンター越しのマスターと会話を楽しみながら、お酒もいい感じに回ってきた頃、
 
「今日は朝から親子喧嘩して、この子行かないとか言ってたんですよ〜、
こんな美味しいお料理食べられないとこだったんだから。ねぇ!」と長男に同意を求めると…
 
「そうなんすよ。間に入ってる僕も大変なんですよ。
とりあえず母が連絡取っても妹反発するだけなんで。僕が連絡して。
"お母さん"させてやれって。」
 
 
しゅんっ…となりました。
 
その時の感情をうまく表現できる言葉が見つからないのですが、、、
保護者だった私が、立場逆転されたような。
 
お母さんが行かないと我が家は大変よ〜ぐらいに思っていて、いそいそと足を運んでみたものの、そう思っていたのは私だけで。。。
 
実際20歳超えの3人の子供達は既にちゃんと自立していて、
お母さんの手料理食べたいと言ってくれるのも、
買い物に付き合ってくれるのも、
話し相手になってくれるのも、
"お母さん業"させてもらってたんだなぁと。
 
そして、何より驚きだった事は、
末っ子でまだまだ子供と思っていたあーちゃんが、
到着寸前までガチ喧嘩していたあーちゃんが、
登場と同時に社交的な明るいレディと化して、誰よりもマスターとコミュニケーションを取っている。。。
 
横に座っていながら、本当に我が娘かしら?と二度見したりして。
 
長男と末っ子に挟まれて、
何とも複雑な、不思議な、
そして本当の意味で子育て終わったんだなぁとしみじみ。
こうやってお母さん業させてもらえる事にも感謝しつつ、美味しいお食事をいただきました。
 
その昔、まだ子育て真っ只中の時は、
仕事を終えてバタバタ帰って、そこからまた家事が続き、覚悟して玄関のドアを開けると・・・
 
以下当時のブログより
 
疲れた~っ
と玄関ドアを開けたら、
正面の壁にあーちゃん作のラブメッセージが目に飛び込んで来ました

ハッキリ見えにくいかも知れませんが、
「ママへ 大好き」と書かれたポスターの周りには、
ハロウィンのカボチャと秋らしくどんぐりの切り抜きが飾ってあり、
折り紙でつくったリングでデコレーションされています。

にくい演出に思わず一瞬で疲れも吹き飛び、この上ない特効薬となりました

Thank you あーちゃん
 
 
すーぐこの頃の可愛いエピソード忘れがち。
少しでも思い出せたなら、もっと穏やかなスタートを切れたはずなのに。。。
 
それにしても、、、
"お母さん"させてもらってたのかぁ。。。
 
 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (naotomo3451)
2023-05-09 22:37:19
こんばんは!素敵なエピソード、再読してからコメントしようとして、遅くなりました。本当に素敵なお子様三人に恵まれて、お幸せですね。
怒るママの気持ちも十分理解出来ます。大人のお兄ちゃん達素晴らしいです!一度会ってみたいなあー!また楽しみにしています。なおとも
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Unknown (tka0906)
2023-05-10 08:49:57
なおともさん こんばんは!
いつもコメントありがとうございます。
怒るまいと思っていてもついつい口から飛び出す小言…言わせてもらえる事も幸せと思わなくてはです(苦笑)
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