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かれこれ20年程前の元夫の"火遊び"の話です。
元夫が無断外泊をした。
そして、携帯は留守電設定にされて、ビジネスホテルに泊まったと嘘をついた。
嘘をついた理由は、仕事のストレスが溜まっていて、1人になりたかったから。
私も仕事してますが?ストレスもそれなりにありますが?
子育てを放置して1人リセットする時間が欲しいのなら、なぜその様に事前に相談しないのか?
と、言いたい事は山ほどありましたが、とりあえず私は、義母に仕事の現状を確認すべく、電話をしました。
「仕事がキャパオーバーみたいなんですけど、、、
1人放浪の旅に突然出て行かれるのは困るので、、少し仕事セーブできませんか?」
元夫の事を信じて心配する妻…
…を演じます。
「本当に1人だったの?浮気じゃないの?」
あなたの息子さんの話ですけど?
「本人は"浮気はない。1人で考える時間が欲しかった"と言っているので、今回は本当だと信じてます。」
「そうなの、、。仕事なら何とかしないとね。
私も確認してみるわ」
長男である元夫と瓜二つな顔をしている義母はそう言うと、数日後、その結果を教えてくれました。
「私も直接聞いてみたんよ。浮気はないって言うから信じてあげて」
元夫はどうにかやり過ごせたとさぞ安堵していた事でしょう。
まだこの段階では相手は"日本人ではない"事ぐらいしかわかりません。
一体どんな人なんだ。助け舟を出してくれた人は…
絶対的証拠を掴まないと離婚に持っていけないので、元夫の行動を逐一メモる日々が続きます。
ある日、空気がとても乾燥していたので、喉が渇くなぁ〜、微炭酸系が飲みたいなぁ〜と呟いたら、
「買ってこようか?」
率先して外に行きたがるよねぇ。。。
と、思いつつ、これはもしかしてチャンスかも?と近所の自販機で買ってきてとお願いすると、いそいそと出かけて……
……………遅い。
自販機、すぐそこにあるよね?
どこまで行ったかな?
様子を見に行こうと玄関に向かうと、玄関ドアの扉の向こうで話し声。
思いっきりドアを開けると、
「うわっ!なんやっ!」と大声を出すと同時に持っていたケータイをパタンと閉じた。
瞬時にケータイを取り上げると、
「あいしてる💕」のメッセージを丁度受信したところでした。
慌ててケータイを奪い返す元夫。
「なんなのこのメッセージ!」
「間違ってきたんやないか?そんなんもらう覚えないし」
白々しくとぼけるのも毎度のことながら、
痛いところをつかれると声を荒げるわかりやすさも相変わらず。
「とりあえず、そのケータイの着信履歴1番上の番号にリダイヤルして!!」
なんでや!
なんで出来ないのよ!関係ないなら間違えましたで切れば良いでしょ!!
の押し問答です。
メッセージ誤送信の審議とかどうでも良いのです。玄関入る直前まで話していた相手。
想像するに、
「じゃぁね、またね、もう家に入らなきゃ怪しまれるから切るね」
そんな感じでしょうか。
せめて門に入る前にそのやりとりをしていれば声を聞かれることもなかったろうに。
一歩も引かなかった私に観念したのか、私はケータイを奪い取り、ラストの着歴にコールしてみました。
「もしもし?」
電話に出た相手は、電話の声が元夫ではなく、私の声だとわかると、突然こども英会話の営業トークが始まりました。
「私は井上和美(仮名)です。ひろゆきさんとは居酒屋で隣のテーブルで座ってて、英会話習いたいいうこども紹介してくれる言ったので電話しました。」
年齢は28歳、独身。スイス人と日本人とのハーフ。
聞いてもないのにペラペラと話しだし、
「ただの英会話の話です。私が原因で離婚するやめてください。関係ありません」
助詞のない文節だけの話し方で、最終的にはお子さんに英会話を!みたいな流れになり…
「あなた騙されてますよ。まずひろゆきと言う名前ではないですし。子供に英会話習わせたいと思ってませんし、紹介できる人もいません。ですので、他を当たってください。もう電話してこないでくださいね」
そんな感じで電話を切ったと思います。
後に年齢はじめ、この時話した内容は全て嘘であることがわかりますが、
子供がいることも結婚している事も知っていた。
つまり、元夫が既婚者である事を承知の上なのね、と自分が勝てる材料か否かの判断をしながら、意外と落ち着いて話を聞いていました。
私の居ない間に電話をしていることは明らか。
当時は家族契約している携帯の発信履歴、着信履歴がサイトで確認できていました。
何度もやりとりしている番号はないか?
疑わしい番号を何個かピックアップしておきます。
すると、ある時からピタリと履歴から消えている番号を発見。
匂う。。。
この辺りから名探偵ポアロばりに推理していきます。
これはきっと別の携帯があるな。。。
それを見つけ出さなくては。
続く。。。
昔の黒歴史?の話は戦う前提だったので、いろいろ記録が残っていて、それを振り返りながら書いていますが、
当時の気持ちがフラッシュバックするかと思いきや、
客観視できているのは、今とても穏やかな日々を過ごしているからだと思います。
そんな平和な日々をもたらしてくれている副業保育士のエピソードをご紹介。
昨夜は新年会で終電で帰り、お風呂に入って…3時間ほど寝れたかな?の状態でスマホの目覚まし4パターン設定して翌朝6時半には出勤。
眠い💤
7時過ぎ、いつも1番に登園してくるさくちゃんをお迎えして、順次園児が増えていきます。
ふと、歩き方が微妙な動きのさくちゃんに気付き、オムツを覗くと案の定トイレ行き案件で、
さくちゃんのオムツ変えてきまーす!とトイレに誘導します。
2歳児のさくちゃん、ズボンの脱ぎ着も随分上手に1人で出来るようになりました。
成長スピードが眩しくて、
「すごいね〜!上手上手!
お利口ちゃんだね〜![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/up.gif)
」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/up.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
微笑ましくて声をかけながら少しサポートしていると、
「お利口ちゃんじゃないよ!
"さくちゃん"だよ〜!」と苦笑いしながらご指摘。
「あはは
そうだったそうだった!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_yaho.gif)
さく"ちゃん"だった〜。うん、うん、さくちゃんだった!」
もう可愛い過ぎるだろ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/yl/dc/deco~otomedojo~3529.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/yl/dc/deco~otomedojo~3529.gif)
その日はその後、会社員として出社の日で、残業もありましたが、朝一のこのなんとも言えないハッピーエピソードをいろんな人にシェアしつつ、睡魔もどっかへ飛んで行きました。
見出し画像は久々のお蕎麦ランチ。
ゴールデンな器にビックリでしたが、こちらもまた幸せなひと時でした。
この年は本当に濃かったです。。。
そして、いろんな扉を開けた年でもありました。次の扉もまた重い扉になりますが笑 一緒に振り返ってくださると嬉しいです^_^
濃いお話しをさらりと書けて素晴らしいです。
ドラマを見ているみたいに、映像が浮かびます。
なおとも