エフェクト作る場合に、まず大変になってくるのが、
テクスチャの用意をどうするのか?という点
フリーのエフェクトソフトである
Effekseerでは
最初から多数のテクスチャ素材はあるので、テクスチャから作る必要が、必ず作る必要がある訳ではありません。
ただ、1から作れるようになると、自由度はますので
エフェクトを作り続けるのなら、なにかしら手段は必要かな?と
エフェクト用のテクスチャを作る場合、よく見かけるのが
Photoshop & After Effects
ですが、自分はとある方に勧められた使い始めた
SubstanceDesignerで作っています(通称SD)
ただ、中々このソフトでエフェクト用テクスチャの作り方は、中々見かけないので
どうせなら自分で書いてみようかなと
SDの機能で簡単に作れる歪み用画像から



歪み用画像とは、主にこのような画像の事で
EffekseerやBISHAMONでの、歪みの機能を使うのを想定したテクスチャの事です。
適当にまず作る場合
適当なノイズノードを二つ用意します。

とりあえずはClouds1を
まったく同じでは良くないので、片方のノードのランダムシードを9に
その後、均一カラーのノードを設置して、グレースケールの255(真っ白)にします
それらを、
RGBA MergeのノードでRGαチャンネルに接続すれば完成
シームレスな歪み用テクスチャは、基本的に
ノイズのノードを二つ用意して其々をRとGチャンネルに接続。
αには、均一カラーでグレースケール255のを接続。
基本的にこのパターンになります。
ただ、ここに、ノイズのノードを色々加工してから繋ぐ、という手段も当然あります
というわけで、その例を。

完成図はこうなります
まずは、基本となるノイズノードを配置

今回は
Perlin Noise Zoom
設定は、Distanceを15に(これは実質お好みで)
このノイズを、ブレンドのノードに接続します(ブレンドのノードは、右クリックからノードの追加にて)
三つ接続出来るところがありますが、一番上と真ん中に、このノイズを接続
その後、
ブレンドモードを
Overlayに
もう一つ、ブレンドのノードを作り、先ほどブレンドのノードで加工したものに
全く同じ方法で接続します
理由は、一回の加工では弱い為です、またノードのコピー&ペーストで簡単に量産できます
この後、
Glow Grayscaleノードで加工します、これでちょっと明るくなります。
ここまでしたら、これらのノードを複製します
このままでは、全く一緒なので、ノイズノードのランダムシードを
一番上から0,1,2,3にして、それぞれ違った形にします
その後先ほどの歪み用でも使った
RGBA Mergeのノードで接続します
この二つの歪み用っぽいノード二つをブレンドノードで合わせます
ブレンドモードは最小(暗)
この加工で、オーラっぽい形になります
今作ったノードを二つ繋いでブレンドノードで加工
ブレンドモードは
Screen
同じ処理を2回すれば完成
基本的に、ノイズ用ノードをブレンドなどであれこれ加工すれば、いい感じになると思います。
長くなったのでこの辺で...
----------------10/07追加---------------
こういう歪み用画像の作り方がなかったので追加します
ノード構成としてはこんな感じ
そんなに長くないです
まず、ノイズ用ノードを作ります
ノード名は
Grunge_mao_002
指方向ブラーを接続し
角度90°(270でもOK)、強度を20に設定して、下方向にブラーを掛けます
これで、縦長いラインのような模様になります
cartesian_to_polar_grayscaleのノードを接続すると
中心から外に広がるような形になります(いわゆる極座標)
その3つのノードを複製後
最初のノイズノードのランダムシードを1に
starburstのノードを作り、Branchesを512に設定
これで、ボケた丸い画像になります
rgba_mergeノードを使い
先ほどのノイズを加工したものをRとG、今さっきの丸い画像をαに接続
これがベースとなる作り方で、ここから使いやすいように加工していきます
SDで画像をつくる利点は、ここから調整がしやすい事だと思うので
この状態では、色が薄く、更に小さいです
小さい理由は
starburstノードの丸い画像が、小さいのが理由、そして薄いのもこれが原因なので
まずはこれを加工しましょう。
Glow Grayscaleノードを接続
このままでも、変化はありますが、上から0.2、0、20
と入れて、もっと広がるようにしましょう。
このままでは、意味がないので
rgba_mergeノードのαに接続していたノードを
これで加工したものに差し替えます
ここから更に、ノイズノードのContrastを0.8に変えると、最後の画像自体も色が変化していくと思います
これで完成です
今回の様に、加工する用のノードなどを繋げてからも
最初のノイズノードや、途中の加工したノードは、いつでも自由に弄ることができるので
後からの調整がしやすいです。
また、ノードをダブルクリックすると、2Dビューアとベースパラメータの部分が表示されますが
一回だけのクリックの場合、2Dビューアは
変えずにベースパラメータの部分を表示する事ができて、編集することもできます
最終結果のノードをみながら、途中のノードをいじる場合にはかなり便利です。
素晴らしい拍手ボタンだ素晴らしい
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どうぞどうぞです
ちょっと最近素材更新放置しかけですが...