トドムンド日誌

DE曽根崎デッド・エンド・ストリートPARA中津マージナルヴィル[トドムンド]の赤裸々な記録である。

啓蟄に

2009-03-06 14:41:21 | Weblog
 本日は二十四節気の中の「啓蟄」です。

 立春とか春分なんてのはメジャーだったりするのに、この啓蟄や清明などはご存知ない方多いでしょう。

 二十四節気というからには大体12ヶ月で一年ですから、月に2日はそのような節気があるということになります。その呼び名も、また節気そのものも季節の移り変わりを愛でていたかつての日本人の智慧みたいなものを感じさせます。非常に洗練された皮膚感覚がそこには見え、季節は約二週間ごとに「微分」され、歌や句を詠む人々は、日々刻々と変化する風の温さや日の長さに繊細に反応していたわけです。

 ほぼ二週間毎に明らかな変化がある・なんていいじゃないか・と思う次第です。

 今では技術の発達により、肉・野菜・魚にいたるまで一年を通じいつでも食べる事ができるけれども、かつてはその食材はその季節と限られていたわけで、しかし、それはそれでいいんじゃないかと思うわけです。それが「旬」という概念だったわけですから。

 Todo O Mundoも二十四節気に基づいて食材を用意してみようか・とも思っています。

 今なら鰤や牡蠣がそろそろ終わりかけで、鰆が旬・という感じでしょうか。

 そして曾根崎から移って来たメニューもほぼ「健在」ですので、やっぱ〆には「娼婦スパ」「酒盗スパ」「ナシゴレン」など、混在を楽しむのも一興かと。

 曾根崎トドムンドファンだったみなさんへ:
 「中津はそんなに遠くないよん。隠れ家指数はさらにアップしているかも」

 
 啓蟄・とはわっかりやすくいうなら「ムシくんたち出て来てこんにちは~」ってことです。