トドムンド日誌

DE曽根崎デッド・エンド・ストリートPARA中津マージナルヴィル[トドムンド]の赤裸々な記録である。

尖りつつもウェルカムな

2009-03-23 11:07:49 | Weblog
 とりあえず、第三の部屋を開けまして、営業をしましたが、どうだったのでしょう?

 こちらが感じるに、曾根崎・なムードが伝わってきていましたけれど。二階と三階の、こちらから見るなら「放っておける」そちらから見るなら「勝手にやっている」、で必要な時は「電話連絡」なんてのが、場を提供する側としては望ましい・と思っているのですが。

 名古屋から何かの集まりでやって来た、TV局のカメラマンの方に、彼は真ん中の部屋で飲んでいたのだけど「酒場の匂い」がある・とお褒めの言葉をいただいて、ちょっと嬉しかったわけでした。名古屋であるからには、あの「大甚」という名酒場が思い浮かびます。ここはかなりの「すばらしさ」で、ほんとに毎日でも通いたいくらいの超・名酒場なのだけれど、それをご存知のまあええトシの彼にそう言ってもらえるというのは、よかった。

 お客が店を選ぶのは当然であるし、しかし、逆に店がお客を選ぶこともなくてはならないわけです。そこに店の矜持も存在する。そこから真剣勝負が始まるのだけど、トドムンドの場合は真剣勝負と言っても、お客に緊張感を与えるのは入るまでていいわけで、店の内装や装飾品、そして揃えてある酒と料理・そしてかかっている音を通じて、リラックスというか、こちらの言葉で言うなら「ユルんでいただく」ということがポイントなのであり、敷居の高さはそれこそ「ありそでうっふん・なさそでうっふん」な、お客の精神状態と先入観の大小による非常に恣意性の高いものである・ということを言いたい訳です。そのギャップは「悪くない」と思っています。

 悪くない。

 例えて言うなら、ちょっとエキセントリックで気位の高そうなオンナが実は喋ってみたらとてもフレンドリーだった・ってのがいいよね、と思っています。

 そんなちょっとぐらい「めんどくさ」なこともあってもいいでしょう。

 実に表面から見えるものだけではなく、奥もまあまあ深いTODO O MUNDOであることは間違いなかろう・と思ってます。

 三月・四月は、まあまあ大抵三人以上スタッフもおりますので、まあ理想としましては曾根崎からのヒトビトと中津のヒトビトが、いろんな年代のヒトビトが早く混じんないかなあ・と思ってます。まあこれも時間の問題か・と思われ、こちらは「ちょっと尖ったウエルカム」で待つしかないですが、その待ってることも楽しみの一つと言えましょう。

 曾根崎のメニューに鉄板をプラスして、今週もやっていきましょう。「お満開フェア」なのでスパークリング、いろんなものを用意しています。