ときの備忘録

美貌録、としたいところだがあまりに顰蹙をかいそうなので、物忘れがひどくなってきた現状にあわせてこのタイトル。

家具のアップデート

2023-06-10 | 砂時計
結婚から38年永く付き合ってきたダイニングチェアが壊れた。座面の接着部分がはずれたのだ。家具は一生物、と聞いて育った私は、まさか壊れるとは思ってもみなかった。さっそくネットで調べると、今は廃盤となっており、同じ型を望むなら受注生産となり10万近く必要になるようだ。修理するにしても、いったん解体して組み直すので、送料も併せれば新品を買うより高くなるかもしれない、ということで。新聞に入ったお洒落な家具 . . . 本文を読む

呼び名の問題

2022-08-11 | 砂時計
親友に初孫が生まれた。 同級生の中では、早くも遅くもなく、まあ、それなりだ。 昔と違い60を過ぎていても、みな若く元気である。 それぞれリタイアはまだまだ先の話とばかり、バリバリの現役。 で、話題になるのは、その名称である。 昔なら 「おばあちゃん」 「ばーちゃん」 「ばぁば」 といったところか。 だが、最近はそういう呼び名もしっくり来にくいのか、みな多種多様であるようだ。 私が今読んでいる小説 . . . 本文を読む

二人と五人

2022-07-03 | 砂時計
昔、大好きだったオフコース。先日テレビでやっていたオフコースの世界をまた観て、改めて思う。私が好きだったのは売れた五人のオフコースではなく、二人でやっていたオフコースなんだと。世に認められなくても、二人で出したアルバムのときの曲が良くて、二人でのハーモニーが良かった。五人の武道館コンサートは、観ていて自分が照れてしまうような感覚。結局。私はなかなか進化を遂げられないということか… . . . 本文を読む

夏のパスタ

2022-06-11 | 砂時計
先日、下処理した実山椒をゴリゴリとすって山椒のペーストを作った。擦った実山椒に麦焼酎を加えペーストにする。ま、和風バジルペーストみたいなものか…塩を心持ちキツめに効かせて湯がいたパスタを熱したオリーブオイルにパスタと共に投入。食前に焼海苔を刻んでかける。ポイントはキツめの塩と、焼海苔。海苔はちょっとお高い焼海苔で。口の中を山椒の香りと辛味、そして海苔の旨味が渾然一体となり、初夏の夕餉に清涼感をよん . . . 本文を読む

やってきました日本の夏が

2022-06-06 | 砂時計
大昔の蚊取り線香のCMではないのだが。柚子、すだち、大葉、山椒と日本料理に欠かせない香りの強いものが好きなわたし。今年も実山椒のシーズンがやってきた。いそいそと軸を取りにかかる。キッチンバサミだと刃が分厚くて取りにくいのでハサミを替えて見る。刺繍ハサミはどうかしら?いや、やはり握り鋏でしょ。てことで握り鋏に落ち着きやっちらおっちら。1A . . . 本文を読む

幸せの時間をかみしめる

2022-02-27 | 砂時計
シフォンケーキを焼いた。世界の情勢は極めてきな臭く、大なり小なり私達の暮らしにも遠からず影響が及んでくるだろう。こんなのんきな時間を持てる幸せを改めてかみしめる。私は、外食するときシフォンケーキは頼むことはない。プロフェッショナルを感じるケーキではないし、コスパが悪いから。卵、粉、砂糖、サラダ油。この材料で500~600円ってとりすぎじゃない?と思うから。この歳になって、普通のケーキ . . . 本文を読む

おいしゅうなぁれ

2021-12-28 | 砂時計
気が付けば、社内で最高齢の女性になっていた。 納会をするのも何回目なのか・・ コロナのこともあり、昨年は納会を控え、今年も縮小納会となった。 飲み物も少し、あても乾きもののみになるという。 女性の多い職場では、スイーツは必須、とばかり少しのスイーツ差し入れを申し出た。 この歳になれば怖いもの知らず。 若い子なら、いろいろと波風も立とうものだが、おばさんの申し出には物申す余地はない。 とはいえ、 . . . 本文を読む

パケ買いはやまらず。

2021-11-20 | 砂時計
ここんとこ、すんごく忙しくて気づけばもう師走間近になっていた。以前より、そのパッケージのデザイン性やクッキーそのものに惹かれ、一度は買ってみたいと思っていたお菓子を入手した。昔、人気の生地屋さんの生地を買うくらいの争奪戦をくぐり抜け、やっと手にした。箱を開けるなりフューシャピンクの薄紙に包まれ現れたトリコロールカラーのチェックはお洒落!!それだけでテンションが上がる。焼き菓子が美味し . . . 本文を読む

いつの頃のはなし

2021-08-15 | 砂時計
大好きな作家のひとり、ヨシタケシンスケさんの新刊を読む。あー、そうそう。そんなこともあったよねー、うん、うん、そう、そう…頷いたり、笑ったりしながら読み進む。体型の変わった私がそこにいて、からの大きくなった息子がそこにいて。目頭は熱くなっている。本当に、大好きな作家だ。まわりの友人に配って歩きたいくらい。 . . . 本文を読む

近い将来

2021-07-24 | 砂時計
ともだちからまわってきたこんな書き込み。久々にお腹を抱えて笑ってしまった。どれもこれも私の日常生活を、横から観察していたの?と思わせられる内容である。そりゃそうだ。18歳より81のほうが余程近いのだから。もう少し早くこれが見られたら義母に聞かせてあげられたのにな…楽しいことが大好きだった姑が旅立って5日。私も確実に一歩ずつ近づいて行ってますからね、お義母さん。 . . . 本文を読む