ときの備忘録

美貌録、としたいところだがあまりに顰蹙をかいそうなので、物忘れがひどくなってきた現状にあわせてこのタイトル。

生の軌跡

2006-11-23 | 砂時計
いつもカーテンからもれるオレンジの光、それが、今朝はブルーグレーのものだった。 かねてから一度は目にしたいと思っていた、戦没画学生たちの作品を間近で観る機会を得た。 絵を描くことが好きで、いつか平和な日々の中で思いのたけ筆をふるうことを夢見て散った花びらの残骸がそこにはある。 戦地に赴く前日までキャンバスに向き合ったことを偲ばせる絵の具やパレット、絵筆。 戦地から家族に宛てて描いた絵手紙や、ハンカ . . . 本文を読む