小満祭という東信地区最大の店のでるお祭りと一体化した佐久病院祭に行って来た。
佐久を巣立ったOB,OGもこの日にはわりと佐久病院に集まるみたいだ。
自分にとっても古巣だからいろいろ懐かしい知り合いにも会う。
まつりの屋台がならび、歌声や鼓笛隊の音が鳴り響き、恒例の植木市も開催される。
奥に見える建物が佐久総合病院。
看板もボロボロでもはや廃墟にしかみえない限界建造物だ。
普段はさびれた感じが隠せない臼田の町も、この日ばかりはいろんな団体がいろんな出し物をだしてにぎやか。
ミニ鉄道も走っていた。鉄道は小さくてもいいねぇ。
近くの酒蔵「橘倉(きつくら)酒造」も内部を解放。
即売や抽選会をやっていた。
なかなかいい雰囲気。
御天領だった臼田は歴史のあるわりと立派な古い建物ものこる町。
もし若月俊一と佐久病院が大河ドラマや映画になりたくさんの人が臼田に訪れていたら、この酒蔵も立派な観光地になっただろうに。
丁寧に修景を繰り返していけば小布施のような展開もあったかもしれない・・・。
いやいやこれからか?
なにせ農村医療のメッカなのだから。
若月俊一と佐久病院は司馬遼太郎氏の「街道をゆく」には少しでてくるが長編小説にしてくれていたらと夢想。
同時代人だったために難しかったのか。
ならば南木佳士氏に若月俊一と佐久病院をテーマにした長編小説をあらためて期待したい。
病院祭は例年、歴史と未来の2本立てのメインテーマに医療トピックス館(各科、部門の展示)などが脇を固める。
今年は若月俊一の生誕100周年ということで、メインテーマは若月記念館だ。
若月俊一は自分にとって松下幸之助と福沢諭吉に並んで尊敬する人である。
優れた実践家であるところが何よりすばらしい。
ハリボテの人形をつかって昔の手術の様子を展示。
マスクにエーテルを垂らすエーテル麻酔での開腹術。
幕末にタイムとリップして手術したJINみたいだ・・。
保健講話などで使われた人形劇の人形。なかなかユーモラス。
佐久病院には昔のいろんな映像や写真、資料が残されている。
若月と佐久病院記念館は恒久的なものがあってもいいと思う。
もう一つのメインテーマは将来計画。
新病院の計画が平成25年の完成を目指して具体的に着々とすすんでいることをアピール。
いい加減使い古された「再構築」という言葉は今回はなし。
新病棟は4階建て、雪の結晶型のようだ。(別名刑務所型)
北海道大学恵迪寮(けいてきりょう)を彷彿させる形だな。
院長が隣の浅間病院の院長を招いて対談しているのが画期的だった何でも質問コーナー。
この場には各科医長がそろっているのが恒例だ。
一般市民にむけて後期研修医が糖尿病について説明していた。
ルックスも爽やかで話し方も上手で内容も分かりやすかった。
地域の作業所やディケアなどのブースで創作物の販売。
佐久病院のディケアのスタッフと安曇病院の病院内の就労支援事業が話題になった。
信濃毎日新聞で記事になったので佐久病院の人もみんな知ってくれている。
「どうして佐久では出来ないのかとハンカチ噛んでみんなで悔しがっていましたよ。」とディのPSWさん。
就労支援をやっているOTさんとは「人事課よりも院長にアプローチした方がよいだろう。」とか、農業就労についてのディスカッション。
そこで買った手作りのアクリル毛糸のハタキ。
400円なり(手間を考えれば激安)・・・。
車の常備用とすれば高級車みたい。
なかなかの出来でこれは作れば売り物になりそう。
地域のいろんな団体がパネル、ブースをだしておりどんな活動をしているのかがすぐ聞ける。
こういう機会にいろんなコラボレーションもうまれるだろう。
というわけで病院祭楽しんできました。
佐久を巣立ったOB,OGもこの日にはわりと佐久病院に集まるみたいだ。
自分にとっても古巣だからいろいろ懐かしい知り合いにも会う。
まつりの屋台がならび、歌声や鼓笛隊の音が鳴り響き、恒例の植木市も開催される。
奥に見える建物が佐久総合病院。
看板もボロボロでもはや廃墟にしかみえない限界建造物だ。
普段はさびれた感じが隠せない臼田の町も、この日ばかりはいろんな団体がいろんな出し物をだしてにぎやか。
ミニ鉄道も走っていた。鉄道は小さくてもいいねぇ。
近くの酒蔵「橘倉(きつくら)酒造」も内部を解放。
即売や抽選会をやっていた。
なかなかいい雰囲気。
御天領だった臼田は歴史のあるわりと立派な古い建物ものこる町。
もし若月俊一と佐久病院が大河ドラマや映画になりたくさんの人が臼田に訪れていたら、この酒蔵も立派な観光地になっただろうに。
丁寧に修景を繰り返していけば小布施のような展開もあったかもしれない・・・。
いやいやこれからか?
なにせ農村医療のメッカなのだから。
若月俊一と佐久病院は司馬遼太郎氏の「街道をゆく」には少しでてくるが長編小説にしてくれていたらと夢想。
同時代人だったために難しかったのか。
ならば南木佳士氏に若月俊一と佐久病院をテーマにした長編小説をあらためて期待したい。
病院祭は例年、歴史と未来の2本立てのメインテーマに医療トピックス館(各科、部門の展示)などが脇を固める。
今年は若月俊一の生誕100周年ということで、メインテーマは若月記念館だ。
若月俊一は自分にとって松下幸之助と福沢諭吉に並んで尊敬する人である。
優れた実践家であるところが何よりすばらしい。
ハリボテの人形をつかって昔の手術の様子を展示。
マスクにエーテルを垂らすエーテル麻酔での開腹術。
幕末にタイムとリップして手術したJINみたいだ・・。
保健講話などで使われた人形劇の人形。なかなかユーモラス。
佐久病院には昔のいろんな映像や写真、資料が残されている。
若月と佐久病院記念館は恒久的なものがあってもいいと思う。
もう一つのメインテーマは将来計画。
新病院の計画が平成25年の完成を目指して具体的に着々とすすんでいることをアピール。
いい加減使い古された「再構築」という言葉は今回はなし。
新病棟は4階建て、雪の結晶型のようだ。(別名刑務所型)
北海道大学恵迪寮(けいてきりょう)を彷彿させる形だな。
院長が隣の浅間病院の院長を招いて対談しているのが画期的だった何でも質問コーナー。
この場には各科医長がそろっているのが恒例だ。
一般市民にむけて後期研修医が糖尿病について説明していた。
ルックスも爽やかで話し方も上手で内容も分かりやすかった。
地域の作業所やディケアなどのブースで創作物の販売。
佐久病院のディケアのスタッフと安曇病院の病院内の就労支援事業が話題になった。
信濃毎日新聞で記事になったので佐久病院の人もみんな知ってくれている。
「どうして佐久では出来ないのかとハンカチ噛んでみんなで悔しがっていましたよ。」とディのPSWさん。
就労支援をやっているOTさんとは「人事課よりも院長にアプローチした方がよいだろう。」とか、農業就労についてのディスカッション。
そこで買った手作りのアクリル毛糸のハタキ。
400円なり(手間を考えれば激安)・・・。
車の常備用とすれば高級車みたい。
なかなかの出来でこれは作れば売り物になりそう。
地域のいろんな団体がパネル、ブースをだしておりどんな活動をしているのかがすぐ聞ける。
こういう機会にいろんなコラボレーションもうまれるだろう。
というわけで病院祭楽しんできました。
それは1986年の「いのち」なんですが
残念ながら、メインは青森県弘前の狼森保健館。 これは 戦時中から戦後にかけて先駆的な活動をしていました。
八千穂から ひで
おいのもりか・・。
ありがとうございます。
「村で病気とたたかう」が映画化されないかな・・・。
おまけ
実は昭和23年によく似た作品が映画化されています。
あらすじは 以下参照
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD26907/story.html
ラストの 巡回検診隊のトラックが出発する場面には、とっても不思議な気持ちでした。
八千穂から ひで
若月先生との比較論ができそうな人物紹介です。
それは若月先生が東大時代に共産青年同盟の活動をいっしょにしていた 津川武一という 精神科医です。
人生直球勝負の津川と変化球勝負の若月といった感じかな。
若月先生と直接の関係はありませんが、秋元波留夫がおもしろいことを書いています。以下参照
http://www.inhcc.org/jp/research/review/data/20031120-review-no005.pdf
八千穂から ひで
きりがありませんので、このくらいでおしまい。 お付き合いありがとうございました。