集成・兵隊芸白兵

 平成21年開設の「兵隊芸白兵」というブログのリニューアル。
 旧ブログ同様、昔の話、兵隊の道の話を続行します!

雑記の2回目 若い人は「コロナに関する老害」に負けないで~!

2021-08-27 18:59:46 | 集成・兵隊芸白兵雑記
 東京都で若者向けのコロナウイルスワクチンの接種が始まったそうですが、東京都のバカ職員の予想をはるかに超えた希望人員の数に、突如「抽選制」を打ち出すという醜態をさらしております。その理由が「若い人は無軌道で、ワクチン接種には無関心だと思っていたから、ワクチンをそんなにたくさんは準備していなかった」…言い訳レベルとしては「夏休みの宿題を『いつかできる』と思っていたから、8月31日までやらなかった」クラスの、愚劣極まる言い訳です。少なくとも、行政をつかさどる人間が吐いていい言葉ではありません。

 今回のコロナもそうなんですが、凡そウイルス性感染症などというものは、ワクチンの開発と、それにともなう「社会全体の抗体づくり」こそが被害最小化の最速手段であるにも関わらず、政府≒バカ官僚&バカ有識者(←「日本医師会」なんて、国にタカるダニなのに…)は「人の流れを阻害すれば感染者が減る」などとアホウごとを金科玉条とし、その結果、三次産業の倒産が急増、それに従事する方の自殺者が急増、ありとあらゆる社会生活が不自由に次ぐ不自由を強制されるという、まさに大東亜戦争末期のような様相を呈してしまいました。

 これら一連の愚考の原因を考えるとき「バブル世代が社会を率いるとき、社会はダメになる」という大原則を外すことはできません。

 現在、多くの組織で決定権を持っている世代は、昭和30年代中盤から後半にかけて生を受けた年代です。
 この世代は「バブル世代」とか「新人類」と呼ばれた世代。バブル絶頂期に就職し、何の苦労もなく上に行けた世代です。
 バブル世代は、就職活動で苦労した経験が一切ありません。逆にどこからも「入ってくれ、入ってくれ」と頼まれた、就活生完全売り手市場だった時期ですから、どんなバカでもチョンでも、そこそこのところに就職できています。
 そいつらの少し後に生まれた「戦後最大の負け組世代」のワタクシも、当時の羽振りの良さは、よく聞き及んでおります。

 就職に関し、何の努力もしなくてよかったバブル世代は若いころに何の努力も教養も積み上げていませんから、教科書に書いていない「何か」が起きたときの対処方法を、何も思いつくことができません。
 そいつらがジジイになったら社会にいろんなひずみが生じ、深刻な問題が諸々噴出しました。当然と言えば、当然です。

 そうした低能が周囲からそのキャパを超えて、「何とかしろ!」と言われた時にやることはたった一つだけ。
 自分以外の誰か、しかも、自分よりも発言力が低く、反論ができない誰かを犠牲にすることです。

 昨今、テレビでも新聞でも喧しく言われるのは「クラスターは若者が酒を飲むから」「若者が夜も出歩くから」「若者が…」「若者が…」

 これら一連の報道は、無能なバブル世代が、自分たちの失策や失政を発言力の低い若者に押し付け、自らの大失策から国民の目をそらそうとしていること以外の何物でもなく、テレビや新聞を見るたび、吐き気がします。できることなら政府や官僚、日本医師会のエライヤツの財産を、ケツの毛1本まで全てむしって国庫に入れ、これまで迷惑をこうむった国民に再配分したほうがいいんじゃないか、とすら考えてしまいます。

 実は我が国に於て、バブル世代が不況世代の若者を足蹴にし、ムチャクチャなことを言っていたのは今に始まったことじゃありません。
 第一次大戦中の大正初期~中期、わが国は戦争景気による「大正バブル」が創出されましたが、そのころ若かったヤツらが社会の実権を握ったころ、世の中は昭和恐慌、そしてシナ事変に突入するという時期。
 そのころの新聞には「大正バブル」の輩が「満州では1日10銭で暮らしているのに、なぜ内地の人間は1日50銭もかかるのか」とか「人間は1日当たり30グラムのたんぱく質が食えれば十分、米と豆腐さえ食べられれば生きていけるのだから、もっと最低賃金を落とせ」などというナメた意見を吐いていますが、昭和バブル世代の発想、そして発言は「大正バブル」のそれと、何の違いもありませんな。

 弊ブログは声を大にして主張します。
 わが国における武漢ウイルス騒動は、すべてバブル世代の官僚による失政です。
 若い人に瑕疵はいっさいありません。酒飲みにも、一切瑕疵はありません。
 責めを負うべきは、バブル時代に生を受け、廉恥の心も教養もないまま大きくなり、ジジイになって無能無策をさらけ出しては人に迷惑をかける官僚やクソ医者、そして、そいつらの意見を何も考えずに聴いている愚かな政治家です。
 
 弊ブログの読者は基本的にオッサンばっかりであり、今回の投稿がもしかすると、バブル世代の「読者離れ」を起こすかもという危惧はあります。
 しかし、弊ブログは、もともとの立ち上げ理念のひとつに「バカが寄り付かない話題」と「バカがイラつく話題」を全面に出すということがありますので、今回の投稿は決して何か意図があってのことではなく、単純に、ブログの発足理念に従ったまでのことです。
 また、弊ブログは営利を求めていませんので、読者が増えようと減ろうと、そんなことは私にとって、どうでもいいことです。
 だから「こんな不愉快なことを言うブログは、もう読まない!」というご意見がありましたら、「はいどうぞ」としか言えませんね(;^ω^)。

 ともあれ、今回投稿におけるワタクシの論旨はこれまでです。
 読んでいただいた方は、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

お盆の雑記

2021-08-16 09:23:15 | 集成・兵隊芸白兵雑記
 「警察術科…」が当初の予想通り?長い長いお話になっているので、ひさびさの雑記を書きます。

 本日の話題は、あなたの職場にもたくさんいるであろう、「中途半端に偏差値が高いが使えないヤツ」(以下、「中途半端」と呼称)と「救いようがなく偏差値が低いヤツ」(以下「バカ」と呼称)の共通点について、です。

 上記「中途半端」と「バカ」の共通点は以下のとおりです。
① 仕事や勉強を「パターン練習」だけで理解・習得している
② ①が主因となって、原則教養・読解力がない
③ ②に関連し、人の助言を聞けない、聞かない(それどころか「イチャモンをつけた」と逆恨みする)
④ ③に起因して、「上に厚く、下に薄い」人間性を持つようになる(要するに、手下イジメがひどいということ)
コイツらの相違点は「偏差値」だけであり、その思考・行動パターンは驚くほど相似しています。

 ①~④を見て頂いて、おそらく皆様は「『バカ』がそうなるのはわかるけど、『中途半端』のほうがそうなるのは何で?」と疑問を生じるかもしれませんが、これは単純なロジックで解決されます。
 それは、彼らが学力をつけた勉強方法が「ドリル」だから…。
 こうしたお話は本来、中学校中退の純正バカであるワタクシが語るべき類の話じゃないのかも知れませんが…まあ、興味ある方は少しだけお時間を下さい(;^ω^)。

 ものの本によりますと、国公立S級大学(旧帝大クラス)とそれ以下の国公立大学との間に横たわる「長くて大きい、超えられない壁」は、「読解力の格差」だそうです。テストとは徹頭徹尾、書かれた問題文をどれだけ正確に、どれだけ早く理解するかの勝負ですから、当然と言えば当然です。
 そこで大差がついた「中途半端」が、それでもテストの点をアップさせるために採るべき手段はただひとつ。それが「ドリル」の反復…要するに「パターン練習」を繰り返すことなのです。

 これは単純に作業を覚える、あるいは決まりきった出題範囲の中から出る問題を解き、その確度を上げるということには非常に有用です。
 ただ、「パターン練習」は文章を読んで文意を解く、あるいは人の話を聞いて理解するという過程を、かなりカットします。そのため、「目の前にあることを片付ける」以外のことにつながりはしません。
 しかし、教養のない「中途半端」たちはそうした欠点に気づくことなく、「ドリルをやって賢くなった」という、イビツで鼻持ちならない全能感だけを肥大させ、大人になっていくのです。
 「バカ」については、自分たちが技術を習得した根本が「ドリル・パターン練習である」という、その意味すらわかっていないからこそ「バカ」なんですが…(;^ω^)。

 で、基礎教養や読解力を持たない「中途半端」と「バカ」は、化けの皮がはがれるのも早い。
 自分たちが今までやったことも見たこともない事態、つまり「ドリルになかったこと」が発生すると、簡単にパニックに陥ります。
 また、ドリルばっかりやってきたヤツは総じて「基礎教養がない=人としての善悪基準が低い」ですので、平気で利己主義に走ります。
 昨今、大会社の要職に就いている、いわゆる「エラいヤツ」による、下劣極まる不祥事が後を絶ちませんが、コイツらのほとんどは「中途半端」出身であり、今回お話したロジックで見ていくと「さもありなん」と納得できます。
 
 以上が、「中途半端」と「バカ」が8割を超える職場に26年間務めた(現在も勤め中…)の中間報告でござーます。おわり。