おざなり【御座なり】
いいかげんに物事をすませること。その場だけの間に合わせ。また、そのさま。(大辞泉)
その場逃れにいいかげんな言動をする・こと(さま)。(大辞林)
なおざり【等閑】
1. いいかげんにしておくさま。本気でないさま。おろそか。
2. ほどほどで、あっさりしているさま。(大辞泉)
1. 真剣でないこと。いいかげんにして、放っておくこと。また、そのさま。
2. 深く心にとめないこと。あっさりしていること。また、そのさま。(大辞林)
辞書を引けばどちらの意味も「いいかげん」で共通していて、
一見するとどちらも同じ意味を持っているように思える。
(以下は私見に過ぎないが)
が、2つの言葉の使い方を精査してみると、
「おざなり」にはとりあえずそのことを「する」ニュアンスが含まれるのに対し、
「なおざり」にはそのことを「しない」ニュアンスが含まれるのではないか。
「おざなりな挨拶をした」と言えば、
「挨拶をしたにはしたけれど、いいかげんな挨拶だった」(=挨拶は「した」)という意味になるし、
「挨拶をなおざりにした」と言えば、
「すべき挨拶をせずに済ませてしまった」(=挨拶は「しなかった」)という意味になる。
そんなことに(独断だが)気づいて、すっきりした。
いいかげんに物事をすませること。その場だけの間に合わせ。また、そのさま。(大辞泉)
その場逃れにいいかげんな言動をする・こと(さま)。(大辞林)
なおざり【等閑】
1. いいかげんにしておくさま。本気でないさま。おろそか。
2. ほどほどで、あっさりしているさま。(大辞泉)
1. 真剣でないこと。いいかげんにして、放っておくこと。また、そのさま。
2. 深く心にとめないこと。あっさりしていること。また、そのさま。(大辞林)
辞書を引けばどちらの意味も「いいかげん」で共通していて、
一見するとどちらも同じ意味を持っているように思える。
(以下は私見に過ぎないが)
が、2つの言葉の使い方を精査してみると、
「おざなり」にはとりあえずそのことを「する」ニュアンスが含まれるのに対し、
「なおざり」にはそのことを「しない」ニュアンスが含まれるのではないか。
「おざなりな挨拶をした」と言えば、
「挨拶をしたにはしたけれど、いいかげんな挨拶だった」(=挨拶は「した」)という意味になるし、
「挨拶をなおざりにした」と言えば、
「すべき挨拶をせずに済ませてしまった」(=挨拶は「しなかった」)という意味になる。
そんなことに(独断だが)気づいて、すっきりした。