レーシック手術を受けようと思ったが、やめた。
最近、レーシックの体験者となぜか立て続けに出会った。
その誰からも、「視力が良くなって人生が変わりましたよ!」などと
溢れんばかりの喜びの声を聞くにつけ、
これはもしかして、自分の身にもレーシックの「流れ」ができているのだろうか?
今が「タイミング」なのかも知れない…などと思ったのだ。
早速、業界最大手の眼科に電話した。
さまざまな料金プランが用意されており、その違いは?と聞くと、
どうも、「手術機材の新しさ」以外、差異はないようだった。
それはそれとして、予約を入れた。
僕はハードコンタクトレンズを使っているが、
術前2週間はそれをはずして過ごさなくてはならない。
会社にはメガネをかけて行くことになった。
これまで人前でメガネをかけたことはなかったので、同僚から「なんでメガネ?」と聞かれる。
レーシック手術を受けるつもりで…と話すと、「実は私も受けた」という同僚が、
意外と見つかることに驚く。
また、僕の家族もそうだったのだが、検査を受けた上で、
「角膜が薄すぎる『不適合』の判定が出て、手術は受けられなかった」という人も。
(10人に1人くらいの割合でそうした判定が出るらしい)
ちなみに、手術体験者の中に、不具合を訴える人はいなかった。
一方で、「レーシックなんてやめた方がいいよ」ときっぱり言う人も現れる。
そういう人にもいろいろ突っ込んで話を聞いてみるが、
その人もどこまで正確な情報を持ち合わせているかはわからない。
ただ、ネットで大まかに調べてみても、下記のようなリスクが生じうることはわかる。
・視力がさほど改善しない。
・逆に、視力が良くなりすぎて、頭痛、首や肩の凝り、めまい、吐き気などの症状が出る(過矯正)。
・視界がぼやけたり、光が滲んだり眩しく感じられたりする。
・ドライアイが悪化する。
・老眼が進行しやすくなる。
・白内障手術を受ける際に支障が出ることがある。
・レーシック手術が普及したのは2000年代。
まだ医学的に長期的な安全性の裏付けが取れているとは言い難い。
(手術を受けた人の20年、30年後に何が起こるかわかっていないということだ)
こんな報道もあった。「4割」とはずいぶん多い印象。
レーシック手術、4割が「不具合感じる」 消費者庁調査
消費者庁は4日、視力回復のレーシック手術を安易に受けることは避け、リスクの説明を十分受けるようにと注意喚起した。同庁の事故情報データバンクには危害発生の情報が5年間で80件寄せられたほか、手術経験者へのアンケートでは4割以上の人が何らかの不具合を感じていたという。
レーシック手術とは、角膜の表面を薄くめくり、下の層にレーザーを当てて削った後に表面を戻し、近視や乱視を矯正する手術。
同庁によると、事故情報データバンクには「目の表面に激しい痛みがあり、寝たきり状態になった」「ドライアイで10分ごとに目薬をささないと目を開けていられない状態」といった情報が寄せられている。今年11月におこなった手術経験者600人へのアンケートでも、259人(43%)が何らかの症状や不具合が生じていると答えたという。
同庁は、手術前に合併症などについての説明を十分受けなかったとみられる例があり、インターネットでは景品表示法などに抵触する広告も散見されると言っている。(朝日新聞 2013.12.4)
そもそも専門性の高い医療行為だから当たり前とは言え、
自分では関知しきれないリスクが数々あると感じた。
翻って、今のコンタクトレンズ生活がどうにも耐え難いほど不便かと言えば、そこまででもない気もする。
僕が一番危惧するのは、手術によって目になんらかの異常をきたし、
日常生活や仕事に差し障りが出るのみならず、憧れの山にも一生登れなくなったりすることだ。
「…やめよっかな」。そう思い始めた。
イチかバチかの賭けにしてしまうには、あまりにも重すぎるし、不明な点も多すぎる。
検査を受けるだけ受けてみて、「不適合」になったら、内心ほっとしながら撤退する…
というストーリーも思い描いたが、それも面倒になり、手術3日前の昨日、すべてキャンセルした。
20万円ほど浮いた。
「代わりに」と言ったら理屈が突飛でおかしいが、結婚相談所にでも登録しようかと思ってる。
最近、レーシックの体験者となぜか立て続けに出会った。
その誰からも、「視力が良くなって人生が変わりましたよ!」などと
溢れんばかりの喜びの声を聞くにつけ、
これはもしかして、自分の身にもレーシックの「流れ」ができているのだろうか?
今が「タイミング」なのかも知れない…などと思ったのだ。
早速、業界最大手の眼科に電話した。
さまざまな料金プランが用意されており、その違いは?と聞くと、
どうも、「手術機材の新しさ」以外、差異はないようだった。
それはそれとして、予約を入れた。
僕はハードコンタクトレンズを使っているが、
術前2週間はそれをはずして過ごさなくてはならない。
会社にはメガネをかけて行くことになった。
これまで人前でメガネをかけたことはなかったので、同僚から「なんでメガネ?」と聞かれる。
レーシック手術を受けるつもりで…と話すと、「実は私も受けた」という同僚が、
意外と見つかることに驚く。
また、僕の家族もそうだったのだが、検査を受けた上で、
「角膜が薄すぎる『不適合』の判定が出て、手術は受けられなかった」という人も。
(10人に1人くらいの割合でそうした判定が出るらしい)
ちなみに、手術体験者の中に、不具合を訴える人はいなかった。
一方で、「レーシックなんてやめた方がいいよ」ときっぱり言う人も現れる。
そういう人にもいろいろ突っ込んで話を聞いてみるが、
その人もどこまで正確な情報を持ち合わせているかはわからない。
ただ、ネットで大まかに調べてみても、下記のようなリスクが生じうることはわかる。
・視力がさほど改善しない。
・逆に、視力が良くなりすぎて、頭痛、首や肩の凝り、めまい、吐き気などの症状が出る(過矯正)。
・視界がぼやけたり、光が滲んだり眩しく感じられたりする。
・ドライアイが悪化する。
・老眼が進行しやすくなる。
・白内障手術を受ける際に支障が出ることがある。
・レーシック手術が普及したのは2000年代。
まだ医学的に長期的な安全性の裏付けが取れているとは言い難い。
(手術を受けた人の20年、30年後に何が起こるかわかっていないということだ)
こんな報道もあった。「4割」とはずいぶん多い印象。
レーシック手術、4割が「不具合感じる」 消費者庁調査
消費者庁は4日、視力回復のレーシック手術を安易に受けることは避け、リスクの説明を十分受けるようにと注意喚起した。同庁の事故情報データバンクには危害発生の情報が5年間で80件寄せられたほか、手術経験者へのアンケートでは4割以上の人が何らかの不具合を感じていたという。
レーシック手術とは、角膜の表面を薄くめくり、下の層にレーザーを当てて削った後に表面を戻し、近視や乱視を矯正する手術。
同庁によると、事故情報データバンクには「目の表面に激しい痛みがあり、寝たきり状態になった」「ドライアイで10分ごとに目薬をささないと目を開けていられない状態」といった情報が寄せられている。今年11月におこなった手術経験者600人へのアンケートでも、259人(43%)が何らかの症状や不具合が生じていると答えたという。
同庁は、手術前に合併症などについての説明を十分受けなかったとみられる例があり、インターネットでは景品表示法などに抵触する広告も散見されると言っている。(朝日新聞 2013.12.4)
そもそも専門性の高い医療行為だから当たり前とは言え、
自分では関知しきれないリスクが数々あると感じた。
翻って、今のコンタクトレンズ生活がどうにも耐え難いほど不便かと言えば、そこまででもない気もする。
僕が一番危惧するのは、手術によって目になんらかの異常をきたし、
日常生活や仕事に差し障りが出るのみならず、憧れの山にも一生登れなくなったりすることだ。
「…やめよっかな」。そう思い始めた。
イチかバチかの賭けにしてしまうには、あまりにも重すぎるし、不明な点も多すぎる。
検査を受けるだけ受けてみて、「不適合」になったら、内心ほっとしながら撤退する…
というストーリーも思い描いたが、それも面倒になり、手術3日前の昨日、すべてキャンセルした。
20万円ほど浮いた。
「代わりに」と言ったら理屈が突飛でおかしいが、結婚相談所にでも登録しようかと思ってる。
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