情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

雪崩警報

2005-03-29 07:13:46 | 愉快な仲間たち(赤裸々な実態?)
 うちの事務所には雪崩が起きやすい場所が数カ所ある。現在、偶然、事務所創設者及び準創設者がその雪崩多発地帯に取り囲まれている。
 
 この多発地帯はかなりのもので、事務員が片づけても片づけても、次から次へと積もる。数日で元の木阿弥…。現在、かなり危険な状態にあるのは雪崩発生元の住人以外、誰の目からも明らかである。

 先日も「きゃー」という雪崩警報に続いて、「どたどたっ。どすん」という崩落が発生した。大丈夫か~とあきれた声があちこちから上がる。
 雪崩が発生しなくとも、塊が通路をふさぐのはいつものことで、事務所創設者が足をとられることも多い。

 雪崩が起きた日、準創設者と昼飯を食った。「次の席替えはいつだったかなぁ」とポツリ…。普段は口に出さないけど、本当に困ってるんだなぁ。
 次回席替えの方法について事前に根回ししとかないと、このままだと事務所崩壊かぁ?!
 

3月28日

2005-03-29 06:56:23 | 日記(事件など中心に)
 少し古い話題になりつつあるけれど、NHKが放送した女性国際戦犯法廷に関する番組についての訴訟の打合せ。編集権について再度検討したところ、改めて、日本での議論が低調であることを認識させられた。
 なぜ、メディアには編集の自由が与えられているのか、その権利は特別なものなのか…。企業として利益を追求する必要があることとの関係は?現場の記者、現場のデスクの編集の自由と経営者の意向との関係は? 
 市民とメディアとの間における切磋琢磨する関係、労使間の緊張した関係…これらが欠けていたことが編集権の議論が低調であることと無関係ではないと思う。

 人事異動の時期、サラ金関係の法律相談業務で2年間一緒だった弁護士が今日、この業務最後の日を迎えた。2年間、楽しく過ごせたのもその弁護士のおかげでした。私の方は、あと2年おつとめしなきゃなりません。もう少し任期を短くしないと誰もしなくなるぞぉ…と言ってるんだけどねぇ。

刑事手続きの可視化

2005-03-29 06:34:08 | 適正手続(裁判員・可視化など)
 裁判員制度となるのに伴い、警察段階での取り調べの違法性を争う時間を省略するために(裁判員に負担を掛けないため)、取り調べの可視化が課題となっています。
 この取り調べの可視化は、世界の趨勢です。取り調べる側からは、あまり歓迎する声が聞かれないが、イギリスでも警察は当初反対していたが、導入後は、取り調べの違法性を争う事案が減ったため、警察も評価しているといいます。
 どのような方法で可視化を実現するかが、問題であり、最も望ましいのは取り調べの全過程をビデオで撮影することです。

「取調べの可視化は世界の潮流だ ~ アジアで取調べの可視化を実現しよう!」というシンポが4月23日(金)18:00~、弁護士会館2階講堂クレオAB(霞ヶ関駅B1出口)で行われますので、是非ご参加下さい。



http://www.nichibenren.or.jp/jp/event/040423.html