「おまえが情報を取ってきたことは認める。それはほめる。しかしな、おまえは記者として情報を取った。記者の情報は読者のものだ。記者ひとりの判断で、勝手にどうこうできるものじゃない。それを忘れてないか」…このせりふは、高知県警裏金疑惑を最初にかぎつけた記者が書くことで警察から情報がとれなくなることを恐れ書くべきかどうか迷っていた際、相談した先輩記者が話したものだ。
治安悪化をお題目に警察が巨大化することの危険性、警察内部の不正を追及するメディアの必要性…市民必読の書です。
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