産経新聞によると,【民主党の枝野幸男憲法調査会長は十七日、憲法改正手続きの国民投票法案について「この国会中に成立する可能性は、なかなか大変だと思う」と述べ、与党が目指している今国会成立は事実上困難との考えを示した。民主党の窓口である枝野氏が慎重な姿勢を強調したことで同法案を後半国会の重要テーマと位置付けている与党は、国会戦略の練り直しを迫られる可能性が出てきた。】という。
憲法改正国民投票法案については,序盤国会ではライブドア事件などスキャンダル追及による与野党対決ムードが高まったことから,同法案が憲法改正をすることを前提としているために,自公民三党の共同歩調が必要であるために,国民投票法案成立の機運はまったく遠のいていた。
しかし、「堀江メール」問題で民主党がつまずき、予算の年度内成立が確実になったり,皇室典範の問題が先送りされたりしたことから,国会の状況は激変し,一気に,憲法改正国民投票法案成立の機運が生まれていた。与党側は,民主党案にすり寄り,一部メディアは,【民主党と隔たりがある点は、一般的な国民投票を認めるかどうか▽公務員、教育者の運動を禁止するかどうか▽国民請願による改正の発議を認めるかどうか-など、数点に絞られている。】(産経)と評価するまでに至っていた。
ところが,実際には,与党案には問題が残っているのは,ここで,指摘したとおり。
枝野氏は、17日,党参院議員総会で「与党は今国会中(の成立)と言っている。民主党案の丸のみなら成立できるが、過去六十年間で最も重要な法案だ。過去のどの法案よりも長い審議時間を取るべきだ」と正論を述べたという。
これに対し,ほかの出席者からも「与党が、皇室典範改正がなくなったので代わりにやろうというのではたまらない」「安易な妥協はすべきではない」との意見が相次いだらしい。
民主党,頑張んべぇ!
憲法改正国民投票法案については,序盤国会ではライブドア事件などスキャンダル追及による与野党対決ムードが高まったことから,同法案が憲法改正をすることを前提としているために,自公民三党の共同歩調が必要であるために,国民投票法案成立の機運はまったく遠のいていた。
しかし、「堀江メール」問題で民主党がつまずき、予算の年度内成立が確実になったり,皇室典範の問題が先送りされたりしたことから,国会の状況は激変し,一気に,憲法改正国民投票法案成立の機運が生まれていた。与党側は,民主党案にすり寄り,一部メディアは,【民主党と隔たりがある点は、一般的な国民投票を認めるかどうか▽公務員、教育者の運動を禁止するかどうか▽国民請願による改正の発議を認めるかどうか-など、数点に絞られている。】(産経)と評価するまでに至っていた。
ところが,実際には,与党案には問題が残っているのは,ここで,指摘したとおり。
枝野氏は、17日,党参院議員総会で「与党は今国会中(の成立)と言っている。民主党案の丸のみなら成立できるが、過去六十年間で最も重要な法案だ。過去のどの法案よりも長い審議時間を取るべきだ」と正論を述べたという。
これに対し,ほかの出席者からも「与党が、皇室典範改正がなくなったので代わりにやろうというのではたまらない」「安易な妥協はすべきではない」との意見が相次いだらしい。
民主党,頑張んべぇ!