朝日新聞によると、【会社の労働組合にも組合員の過労死を防げなかった責任があるはず――。そんな思いから、外食大手「すかいらーく」の元店長で、長時間労働により過労死した中島富雄さん(当時48)の妻晴香さん(51)と、晴香さんを支援する全国一般東京東部労組は31日、同社労組に対し、謝罪や過労死対策の説明などを求める民事調停を武蔵野簡易裁判所(東京都武蔵野市)に申し立てた。過労死した人の遺族が労組の責任を法的に問うのは異例】という。
詳細は、レイバーネットに【「過労死の責任は労組にもある」~遺族が民事調停申し立て】などの記事で掲載されているが、上記朝日によると、【申立書では、富雄さんの過労死について、労組としての義務を十分尽くさなかったことへの謝罪▽過重労働を防ぐために行った措置の説明▽今後、労働環境の改善に努力することの確認――などを求めている。 富雄さんは04年8月、脳梗塞(こうそく)で亡くなった。当時は神奈川県などの複数店舗を担当する店長で、月平均残業時間は130時間に及んだ。05年3月、労災と認定された。晴香さんは、夫のために何をしてくれたのか、労組に何度も説明を求めたが「一般論ばかりで納得できなかった」】という
勇気ある調停を起こした遺族の方を応援したい。もちろん、ケースバイケースなので、労働組合に責任を問うことが酷な場合もあるだろうが、いわゆる「御用組合」なるものの存在が当たり前のような風潮の中で、労働組合が労働組合としての役目を果たさない場合には責任をとらされることもあるという緊張感は必要だろう。
現に相談に来られるケースでも、組合には相談したけど相手にされなかったということは少なくはない。
労働組合の執行部などは、やっかいなことになったな…と思う方もいるだろうが、【労働組合の責任が重くなることで組合の存在意義が改めてはっきりし、組合のない会社は「従業員の生命を軽視する会社」というような見方が生まれるまでにしよう!】という前向きな方向で、この調停を捉えて日々活動して頂きたい。
連帯こそ力!
★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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また,このブログの趣旨の紹介及びTB&コメントの際のお願いはこちら(←クリック)まで。転載、引用大歓迎です。なお、安倍辞任までの間、字数が許す限り、タイトルに安倍辞任要求を盛り込むようにしています(ここ←参照下さい)。
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勇気ある調停を起こした遺族の方を応援したい。もちろん、ケースバイケースなので、労働組合に責任を問うことが酷な場合もあるだろうが、いわゆる「御用組合」なるものの存在が当たり前のような風潮の中で、労働組合が労働組合としての役目を果たさない場合には責任をとらされることもあるという緊張感は必要だろう。
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