お天気あぶないかなぁと思いつつやったんてすが、乾ききらないうちに「雨」…今雪に変わってます。
写真は伸子のクロスがけ…。これは本来、少し狭くなっている生地に使うには、伸子が少し長いとか、
正方形長方形のもの、例えばハンカチや風呂敷などに使う時の刺し方です。
元々伸子は、太さも長さもいろいろです。
私の持っているのはこの二種類、左の方がやや太いです。コレが手持ちの大部分。
見た目はあまり差が無いように見えますが、手に持った感触も、張ったときの張力も違います。
伸子には広幅用など長いものもありますが、普段家庭で使われるのは、左側のサイズと太さだと思います。
母から譲り受けたものもこれがほとんどでした。鬼シボちりめんを張るには少し張力が強いですが、
元々一般家庭でも、上質のちりめんやお召しなど、縮むものはプロに頼んでいましたから、
紬や木綿はこれ一種類で十分だと思います。
今回、生地の弱りがあまりにもひどくて、錦紗でもたくさん伸子をうてませんでした。
それで昨日は間をあけて打ちましたが、ふといものだと張力が強いので、どうしても「みみ」が切れやすい…。
それでクロスがけにして、まっすぐ張る力を少し横に流れるようにしたわけです。
クロスは伸子の差し位置がちゃんと真向かいになるように、きをつけて差します。
ずれるとそこだけバイヤスで伸びてしまいますから。
これでやっても、また3箇所くらいビリッといきました。さしてすぐではなく、しばらくたってから、
生地が耐え切れずに切れると、伸子はみごとに吹っ飛んでいきますから、ほんと危ないですー。
苦労して刺したのに、途中で雨になり、後はもうはずして洗濯物のように干しました。
伸子は使うたびに「カーブ」してしまったものを伸ばしておくといいのですが、
長く使っているとだんだん曲がったままになります。
私の手持ちはほとんど「曲がったもの」なので、使った後は束にしてクセ取りをするのですが…。
なかなかまっすぐには戻ってくれません。どうしてものときは、熱湯につけて曲げなおします。
でも100本とかになるとたいへんですので…やってませーん。
実験だけしました。左が熱湯につけてクセ取りをして乾かしたもの、右は使ったまんま。
多少違いますでしょう。
さて、昨日のですが、とりあえずきれいで使えそうなところを、ただもうチクチクと手縫いで縫い合わせました。
スカーフにしては長すぎて、2メートルあります。(測ってから縫えばいいものを…)
ちょっと使ってみました。スカーフというよりマフラーになりましたわ。
生地自体の厚みは無いのですが、それでも一枚の透けるようなスカーフよりは厚手になりますから、
マフラーといった方がぴったりですね。実際正絹ですからあったかいですよ。
着物にもどうかなと…悪くありませんが、こういうの、男の人がしたらステキですねぇ。
さてさて、雨だわーと思っていたら、さっきから雪に変わっているのです。
わずかな時間なのに、一昨日より積もり具合が早いんですよ。
あれだけ騒いだ一昨日がたいしたことなかったのに、今回の関東も北部山添だけ、あとは雨…が大はずれ。
いまになって東京23区でも雪になりますって、おそいよっ。
明日病院なんですが、坂しかないこの地区…大丈夫かなぁ。
半襟なんかにしてもよさそうです。
雨が降った次の日の雪は、つるつるに凍結した上に積もっていたりするので要注意ですね。
一昨年それで事故に遭いました。
お気をつけて。
ですが、こんなに激しく降る雪はめったに
無い事でした。
道路に積もると怖いですし、お出掛け予定が
あるとなおさら心配ですね。
絹のスカーフは軽くて暖かくて本当に重宝
ですから、一度つけると手放せなくなりますね。
薄手の布のマフラー、もこもこチクチクしなくて便利なんですよね。
こんな風なストール、こちらで結構なお値段で売られてますもん。
ありがとうございます。
針仕事ともいえないものですが、
使えそうです。
降った後の方が怖いですよね。
靴にはめるタイプの滑り止めを出しておきました。
こういうのはめったに使わないけど、
あるとなんか心強いです。
春の淡雪…に近くて、そのまま残っているのは日陰の雪だけですが、朝は一仕事でした。
雪を喜べたのは子供のころだけですねぇ。
絹は優しい暖かさですよね。
あまりスカーフやマフラーの使い方がうまくないんですが、
これは使ってみようと思います。
いえいえ、お褒め頂いてうれしいです。
しゅるしゅる感とホンワカ暖かいのが
心地いいですね。
着物柄でも、こういうものにすると
けっこうモダンになったりしますよね。
また欲をだして「ほかに使えるものはないか」…と、
ゴソゴソやってますー。