いや、表紙が衝撃的と申しましても、別におどろおどろしいとか、
まがまがしいとか、そういうのではないのですけれどね、
何もご存知ない人が、何かの拍子にクリックして表紙の写真がでたら、
場合によっては「えぇっ!」となるのではないかと思いまして…。
なぁにをもったいぶってるんでしょうねぇ…、まぁまぁお待ちください。
この本の題名は「昭和美少年手帖」といいます。
ほらほら、名前を聞くとちょっと「アブナイ香り」がするでしょ?
まだまだひっぱりまっせぇ、実は、この本を買おうと思ったのは、
決して「不純な動機」からではありません。
私の持っているふっるーい本「少年タイガー」という本で、
以前アップしてますが、作者は絵も文も「山川惣治」氏です。
のちにマンガ、テレビ放映や映画にもなった「少年ケニヤ」を書かれた人です。
ケニヤのあとが「タイガー」で、此方は昭和31年の発刊。
子供心にも、かっこいいおにいさん!大人のミリョクのおねえさん…と、
その挿絵を見ながら、わくわくして読んだものです。
結局そのころからとんぼは「メンクイ」だったと…いうことで…
とにかくどういうわけか、物語の挿絵であれ、普通の絵画であれ、
私は「美しい人の絵」というものにたいへん興味がありました。
ついでに着物を着た人の絵にも、たんとあこがれました。
ちなみに、5年生くらいのとき、先生が図工の時間だったかに、
みんなに「どんな絵が好きですか?」と質問したとき
「歌麿の高島屋おひさ」と答えたのは私です。
まぁそんなわけで美人画も好きでしたが、雑誌の挿絵の美男美女に
あこがれたわけです。ただ、まだ子供でしたので
親が本を選んで与えてくれていましたから、そういう美しい人たちの絵は、
本屋さんにおいてある雑誌の表紙やらで、ちらっとおめにかかるだけ。
近所のお姉ちゃんたちが「ステキ!」と言ってた「中原淳一」は、
女の子はモダンなスタイルがすごく素敵、とは思っていましたが、
着物姿だとカオが合わなくて抵抗があり、特に男の子の絵は嫌いでした。
結局私は、少年雑誌や少女雑誌の表紙とか、親の雑誌とかそういうところで
たくさんの「美少女美少年」をちらちらと見て、それが心に残っていたんですね。
年齢から行くと、私が子供のころにはマンガが台頭してきていまして、
「リボンの騎士」や「鉄腕アトム」など、の時代です。
ところが父が厳格でして「マンガ」は決して読んではならぬと。
それで「物語」ばかり…。私の「人間でないもの」に対しての初恋?は、
「小公子」の物語の挿絵、紺のビロードに白いレース衿のついた服に金のベルト、
額にかかる金髪の巻き毛が美しい「セドリックさま」でございます。
まぁそんなわけで、ずーっと見たかった、そして好きだった
「美少年」のたくさん載っていそーなこの本、表紙を見たとたんに
「プチッ」と購入ボタンを押してしまいましたとさ…。
はい、ここで、もったいぶって隠していた表紙です。
ちと衝撃的どっしゃろ。高畠華宵です。
この本の解説を読んでいて、やはり実際に高畠華宵が描いていた挿絵などは
リアルタイムでみていないはずなのですが、私は「高畠」を知っていました。
おそらく、少し大きくなってから別のところで出会っていたのでしょう。
結局大人になって挿絵で好きになったのはお決まりの「岩田専太郎」氏、
絵は一時洋画に心惹かれたものの、まわりまわって今は日本画。
そして、まさかこんなことなるとは…と思っているのが、
父の「読んではならぬ」がトラウマになって?、
ずっと手にしなかったマンガに、50をすぎてから目覚めてしまったこと!
なんと美少年美少女の多いことよ!イヤッホォゥゥ…あっ失礼しました。
で、いまだに私は「まずカオ」を見てから買うのを決めると言う、
とんでもない選び方で、のんびりタイムをマンガですごしております。
お勧めは「波津彬子さん」の「雨柳堂夜咄」、「秋乃茉莉さん」の
「ペットショップ・オブ・ホラーズ」、「篠原烏童さん」の「ファサード」
いずれも美形ぞろい、あっ今連続ででるのを待っているのは、
虎んく・るーむの方でご紹介した「成田美名子さん」の「花よりも花のごとく」、
これは若い能楽師のお話、能や狂言のこともちょっと勉強になります。
現実逃避といわれようと、ないものねだりと言われようと、
私はさまざまな「絵」の美男美女が好きです。
自分のカオは今更どーにもならんでも、せめてその雰囲気だけでも…
目標!「鏑木清方画伯・築地明石町!」(ムリだってば…)
まがまがしいとか、そういうのではないのですけれどね、
何もご存知ない人が、何かの拍子にクリックして表紙の写真がでたら、
場合によっては「えぇっ!」となるのではないかと思いまして…。
なぁにをもったいぶってるんでしょうねぇ…、まぁまぁお待ちください。
この本の題名は「昭和美少年手帖」といいます。
ほらほら、名前を聞くとちょっと「アブナイ香り」がするでしょ?
まだまだひっぱりまっせぇ、実は、この本を買おうと思ったのは、
決して「不純な動機」からではありません。
私の持っているふっるーい本「少年タイガー」という本で、
以前アップしてますが、作者は絵も文も「山川惣治」氏です。
のちにマンガ、テレビ放映や映画にもなった「少年ケニヤ」を書かれた人です。
ケニヤのあとが「タイガー」で、此方は昭和31年の発刊。
子供心にも、かっこいいおにいさん!大人のミリョクのおねえさん…と、
その挿絵を見ながら、わくわくして読んだものです。
結局そのころからとんぼは「メンクイ」だったと…いうことで…
とにかくどういうわけか、物語の挿絵であれ、普通の絵画であれ、
私は「美しい人の絵」というものにたいへん興味がありました。
ついでに着物を着た人の絵にも、たんとあこがれました。
ちなみに、5年生くらいのとき、先生が図工の時間だったかに、
みんなに「どんな絵が好きですか?」と質問したとき
「歌麿の高島屋おひさ」と答えたのは私です。
まぁそんなわけで美人画も好きでしたが、雑誌の挿絵の美男美女に
あこがれたわけです。ただ、まだ子供でしたので
親が本を選んで与えてくれていましたから、そういう美しい人たちの絵は、
本屋さんにおいてある雑誌の表紙やらで、ちらっとおめにかかるだけ。
近所のお姉ちゃんたちが「ステキ!」と言ってた「中原淳一」は、
女の子はモダンなスタイルがすごく素敵、とは思っていましたが、
着物姿だとカオが合わなくて抵抗があり、特に男の子の絵は嫌いでした。
結局私は、少年雑誌や少女雑誌の表紙とか、親の雑誌とかそういうところで
たくさんの「美少女美少年」をちらちらと見て、それが心に残っていたんですね。
年齢から行くと、私が子供のころにはマンガが台頭してきていまして、
「リボンの騎士」や「鉄腕アトム」など、の時代です。
ところが父が厳格でして「マンガ」は決して読んではならぬと。
それで「物語」ばかり…。私の「人間でないもの」に対しての初恋?は、
「小公子」の物語の挿絵、紺のビロードに白いレース衿のついた服に金のベルト、
額にかかる金髪の巻き毛が美しい「セドリックさま」でございます。
まぁそんなわけで、ずーっと見たかった、そして好きだった
「美少年」のたくさん載っていそーなこの本、表紙を見たとたんに
「プチッ」と購入ボタンを押してしまいましたとさ…。
はい、ここで、もったいぶって隠していた表紙です。
ちと衝撃的どっしゃろ。高畠華宵です。
この本の解説を読んでいて、やはり実際に高畠華宵が描いていた挿絵などは
リアルタイムでみていないはずなのですが、私は「高畠」を知っていました。
おそらく、少し大きくなってから別のところで出会っていたのでしょう。
結局大人になって挿絵で好きになったのはお決まりの「岩田専太郎」氏、
絵は一時洋画に心惹かれたものの、まわりまわって今は日本画。
そして、まさかこんなことなるとは…と思っているのが、
父の「読んではならぬ」がトラウマになって?、
ずっと手にしなかったマンガに、50をすぎてから目覚めてしまったこと!
なんと美少年美少女の多いことよ!イヤッホォゥゥ…あっ失礼しました。
で、いまだに私は「まずカオ」を見てから買うのを決めると言う、
とんでもない選び方で、のんびりタイムをマンガですごしております。
お勧めは「波津彬子さん」の「雨柳堂夜咄」、「秋乃茉莉さん」の
「ペットショップ・オブ・ホラーズ」、「篠原烏童さん」の「ファサード」
いずれも美形ぞろい、あっ今連続ででるのを待っているのは、
虎んく・るーむの方でご紹介した「成田美名子さん」の「花よりも花のごとく」、
これは若い能楽師のお話、能や狂言のこともちょっと勉強になります。
現実逃避といわれようと、ないものねだりと言われようと、
私はさまざまな「絵」の美男美女が好きです。
自分のカオは今更どーにもならんでも、せめてその雰囲気だけでも…
目標!「鏑木清方画伯・築地明石町!」(ムリだってば…)
どうも二次元の世界でしか憧れのヒトを見つけられないクチで、女のこならば、
サファイア、メーテル、白娘(パンニャン)
なんてのが、わが青春のヒーロー&ヒロインでしょうか。
ね、念のため題名を挙げておきますと
サイボーグ009、巨人の星、新世紀エヴァンゲリオン、
リボンの騎士、銀河鉄道999、白蛇伝(東映動画)
とんぼさまのまねして、目標は、上村松園「焔」!
(ああ、みーはーぢゃ・・・)
え?路線が違うってか?(笑)
鈴木春信は、ご存じ錦絵の名手!
山本タカトは、平成の浮世絵師と言われた画家!
2人に共通して言えるのは、描かれた人物の目つき!
宙に浮遊する淫らな視線です。
特に山本タカトの少年少女の目は、思春期における
心の奥底の隠微なものを見つめています。
って、ますます路線が違う?
いいじゃん!(爆)
へっへっへ、おんなし好み…。
白蛇伝のパンニャンはほんとにかわいかったけど
あのアニメの声優は、森繁サンと宮城まり子さんの
二人だけで、全部の役をやった…。
思い浮かんじゃうんですよ、あのおカオが…。
萬屋千兵衛様
危ない路線だなぁ…といいつつ
嫌いじゃなかったりするわけで…。
タカトさんし石塚豪人氏の系列、だと思うのですが
石原さんよりは、もっと「深く静」の感じ?
夜毎「画集」などご覧遊ばしておいでで?
考えても名前すら出てこない(悲)
それほど絵オンチなんだわ。
ただ、上村松園親子の絵は美しくて
どうしてこういう絵が描けるのだろうと
思います。
私も松園さん親子、好きですー。
お互い領域を侵さないとしたのか、
比べられるのをさけたか、そこはわかりませんが、
「人・花・鳥」と、全く違う描き方で、
ほんとに「血」ってすごいものだと思います。
怪しげで・・なつかしくて・・・
築地明石町…目指してくださいませ!!!
そぉ~~なんですよ、ねぇーっ!
怪しげで懐かしくて、ほんとにもう一度見たいものが
いっぱいある気がします。
「明石町」…うっ「ナントカ町三丁目」くらいで…。