昔ったって、ほんの40と数年前(相当前ですがな)。
高校のときの「日本史」の教科書です。
また物持ちがいいといわれそうですが、歴史弱いくせに「日本史」はスキでして…。
かわりに世界史はほんっとに苦手でした。あまりに国が多すぎて覚えきれない~。
今でもこの本、アテにして時々お世話になります。貿易の時期とか歴代天皇の名前の確認とか…。
教科書にも著作権はあるとは思うのですが…あんまり字が細かいのでちと写真を…。
まじめにラインなどひいてありますでっしょ。当時は蛍光ペンなんてありませんでしたからね。
中学から高校に入ったとき、一冊ずつの教科書がなんて厚いんだと、仰天しました。
今はどうなのか分かりませんが、当時は学校に教科書をおいていってはいけない決まりでしたから、
毎日授業6校時分の教科書とノートをしっかり持って往復していました。
パンパンに張ったかばんはかっこ悪いといわれ、みんな底をタコ糸で縫い付けたりしてた、薄くしてたり、
教科書もロッカーにひそかにしまっている人もいましたが、私はそういうとこマジメでした。
卒業してしばらくは全部とってあったのですが、確かキライな教科はそのあと捨てたような…。
でも国語と音楽と美術は…きっと実家のどこかにアルっ!
この教科書の中も、その後いろいろ発見が進んだりして、変更訂正されているところがたくさんあるのでしょう。
たった40年でも、そういうもんですよね。歴史って卒業してから「おもしろいものなのだ」と気がつきました。
どういうわけだか、この日本史の先生の顔がどうしても思い出せないのです。だれだったっけ。
世界史は背の高い女性の先生で、名前もちゃんと覚えているのに…。
最近は、学校でのモンダイがほんとに多いです。
教師の信じられない「テスト内容」だの、子供が全く言うことを聞かない学級崩壊だの、
モンスター・ペアレンツだの…どこでナニがどうなってしまったのか、
学校と全く縁がなくなってしまった私には、どうにも理解に苦しむところですけれど…。
この古い教科書を開くと、教室の様子だとか、制服の重さだとか、授業中のこととかふぅっと思い出します。
そのときは眠たい授業もあったし、テストは気が重かったし、いろんなことで傷ついたりもしたけど、
今はどれもが楽しく思い出せます。
今の子供たちは、大人になって自分の学校生活を、どんなキモチで思い出すのでしょうね。
こちらは「現在の私の教科書」…全部ちゃんと読んでないとこなんか、アノころのまんまや~ん。
母がモノに対して思い入れのない人でして、別に粗末にするわけじゃないんですが。
小学校1年の教科書は取っておけばよかったなあと後悔してます笑
特に国語。
今の子たちの精神的な状況は私の子供のころより確実にきついものがあると思います。
ゆとり教育が残したものは、「表面は良い子にして勉強もしないふり。隠れたところで親も子も足の引っ張り合い、騙しあい」だったように思います。
なんというか、競争のレベルが遥かに低いところに移ってしまいました。
正々堂々勝負するのではなく、裏工作の点取り競争です。
もう他のアジアの国々に負けるのもある意味当たり前の気がしますね。。。
まったくありませんでした。
もう少し欲があったら勉強したんでしょうが、
今も昔も変わってなくて、苦手なものから
逃げていますわ。
我が家は実家が私の「お蔵」みたいなもので、
小学校入学手続きの書類まであります。
そのかわり「織部の茶碗」とか、
そのてのものは全くないんですけどね。
先日、今の30代のトラブルについてのリポートを
見ましたが、子供時代なんでも数字で評価され、
競争社会でそだったから、なんでも「勝たなきゃ」なのだと…。
かわいそうな世代だと思っていましたが、
更にそんなじゃ、子供たち、大変ですね。
のびのび育てばいいのに。可能性なんてみんな違うのに。
中国やアジアの「受験一辺倒」わ見ると、
日本の真似しなくていいのにと思います。
私も勉強嫌いでした。
なんとかテスト用に丸暗記…でしのいでましたよ。
学校でてから「学ぶ」って、楽しいんだなと
気がつきましたねぇ。その場にいると分からないものですね。
でも今でも「数学」だけは、教科書あっても、
ゼッタイ見る気がしません。
とにかくびっくりするのは、全教科、文字が少なくて漫画(イラストではない!)と写真ばかりのくせに、やけに薄い教科書です!
そして、ごくごく平均値の子供の衰え。。。
昔から、できる子はひとりでも薄い教科書でも自分で勉強するんです。でも、それ以外の子は?
脳は使えるときガンガン鍛えておかないと!
ゆとり教育は、絶対してはいけないことだったと思います。格差が広がる元だったのではないかと。。。
それにしても、いつまで教えられるものか。
甥が素直なのが救いです。
自分の頭がついていかなくなる日も近い…。
私数年前に一度だけちらっと中学生の
社会だったかの教科書をみたことがあるんですが、
そういえばやたらと「色つき」で、
絵が多かったですねぇ。
私は子供が養護学校でしたから、
普通学校のことは全く分からなかったのですけれど、
それでも「ゆとり教育」という言葉がでてきたとき
なんか胡散臭いなぁという気がしていました。
なにをもって「ゆとり」というのか、
どうにもわかりませんでしたわ。
一番の被害者は子供たちですからねぇ。
日本はどうなっていくのだろ…と思います。