ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

着物用のニット

2013-11-25 21:33:32 | 着物・古布

 

今夜は暖かいのですと。

今はこれから大雨と風、すでにガタガタと何か音がするほど、吹き始めています。

早めの冬ならそれでいいから、あまり気温も天気も上下してほしくないですねぇ。

 

がんばって毎日少しずつ編んでいますが、まぁ間違えるわ、編みなおすわ、また間違えるわ…。

写真は、輪針の途中なので、すぽっと被せたのですが、実際には仕上がりはさかさまの予定です。  

ニットの茶羽織やストールのいいところは洋服の上でも、まぁ着られてしまうところ…。

部屋の中でいいんじゃないかと出してくれば、この暖かさです。まったく…。

今、ニット系の羽織や上っ張り、ちゃんちゃんこがなくて、編み図も当然ありません。

なので、よく過去記事の「ニット羽織」からメールいただいて、編み図をお送りしています。

もうずいぶんの数になりました。それだけ、日本では、アチコチで、ほんのチョビっと、

ほんとにほんとに、雀の涙、いや、メダカの涙くらいかもしれませんが、

ニットの茶羽織を楽しんでくださっている方が、増えたのではないかと、ひそかに思っています。

私も自分のものを編みかけたものが、どこかに残っています。

いまや「めんどくさーい」なのですが、今回編み物始めて、今ムキになってやっていますので、

この冬は「縫う」より「編む」方に傾くかなぁ…なんてね。またそんなこと言っちゃあ…なんですけど。 

今編んでいるもの、まったく二度目の大ポカで、またまた今、60目くらい目を拾い直してるところです。

それでもトップ写真くらいまできました。

 

これは、予定ではまあストールの変形と言いますか…マーガレットの着物版??

そんな感じのものにしたいと思っているのですが、いつもどおり、勝手に頭の中で作ってますから、

はてさてどうなるものやら、なのです。よくもそんなもの作るものだと思われますが、

毛糸はダメならほどけばいいのですから…と、またムセキニン発言です。

とりあえず、今はただの長方形ですが、これから帯のアタリにかかるところは、

目をへらしてカーブをつけるようだろうなぁとか、たぶんここが袖口になるんだろうなぁとか…。

そして…よせばいいのに、同時進行で「鈎針」もやってます。

 

         

 

鈎針は、棒針とは違うよさもあり、大きいほう飽きると、小さいほう…。

こっちはオシャレっぽい(自分だけそう思ってます)小ぶりのマフラー…になる…ハズ。

鈎針は、棒針より更に長い時間遠ざかっていましたので、なんだかうまく手が動くまでに、

一時間くらいかかりました。引っ掛けたはずの糸がかからない、引っ張り方が鈍い…。

やっぱりこういうものは、少しずつでも続けていることが大事なのですよね。

 

母の写真の前にあった花が、ずいぶん少なくなったので、今日小さい花瓶に変えまして、

「編み物してるよ~」と、言いました。

母が「若いころは忙しくて、まぁ年取ったらゆっくりやるわと思っていたけれど、

いざ時間がとれるようになったら、肩はこるわ、根気はなくなるわ、夜になったら黒い糸は見えないわ…。

年取ったらなんて言わんと、やれるうちにしときや」と言ってたことを思い出しました。

すでに「目」は怪しいですが、まだまだ編めそうです。

実家には、母が「年取ってヒマになったらゼッタイこれを編むんだ」と言っていた、

直径1メートル半くらいの、真っ白なレース編み(パイナップル編み)のテーブルかけの編み図が、

今も切り取ったページのまま残っています。

初めて編み図と写真を見たとき「豪華だけどさぁ、かけるテーブルがないじゃん」と言って、

「やかまし!ほっちっち(ほっといて)!」といわれたものでした。

大きな円形のテーブルセンターの編み図をそのまま使い、モヘア毛糸でゆるく編んで、

円形ストールにしたりしてましたっけ。ほんとにマメな人でしたねぇ。

 

この冬、寒くなるとのことなので、着物用の毛糸のお腰…いえいえ、要するに腹巻の長いやつですが、

編んでみようか…なんて思いついたのですが…

もちろん、オナカは自前の「肉腹巻」があるので、ヒップハンガー腰巻…どんなんでしょ…。

薄く仕上げるのに「極細」??うわぁぁぁ、ムリッ!


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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (陽花)
2013-11-25 23:36:22
随分編めましたね。
棒針だけじゃなく鈎針でも編んでおられるとは
驚きです。
私は編み物は下手だから余計な所に力を入れて
肩凝りだけじゃなく腱鞘炎になりそうです。
見ているだけにしておきます。
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母から譲り受けた (ちゃちゃ)
2013-11-26 02:17:06
ボロボロの機械編みの本には
茶羽織とか羽織下とかトッパーコート、
じゅばん、腰巻があり時代を感じます。
腰巻はロングスカート・・ですね。
どれもかなり毛糸を使うので
あの時代としては
贅沢な衣服だったかもと思います。
全く使わなくても古い本って
捨てられませんね・・・
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Unknown (さくら)
2013-11-26 09:48:50
大きい物と小さい物を同時進行で…。
それも頭の中で考えつつとは、とんぼ様は
器用でいらっしゃいますね。

私はというと、編みかけていた若い頃の
カーディガンをほどいて、スヌードにしようと
奮闘中ですが、半分ほどで疲れてしまって…。
それはそのままで、最近始めたタティングレースに
逃げたりしております。

それにも疲れると、もう何もしたくない。
根気のなさが、情けない限りです。
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Unknown (人形屋)
2013-11-26 14:16:47
はいはい、近眼&老眼に鞭打って、ドール衣装に精を出している私が通りますよ(笑)。

極細毛糸どころか、かつて、ミシン糸を0号かぎ針で編んでドール衣装を作りました。今はちょっとさすがに無理かなぁ?却って裸眼になったほうが、縫い物が楽になりました。ミシン針にも裸眼でないと糸が通せません。

ドイリーをアレンジしたウェデイングドレスが旧ジェニー詩に掲載されてました。どうすか?
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浜松は (露草)
2013-11-26 18:07:39
「遠州の空っ風」でたいそう風が強いので、風を通すニット物はあまり向かないのです(泣)

それでも昨年、大きめのマーガレットを編みました。
今年はつい先日、幅広のメビウススヌードを編んで、どちらもきものにも洋服にも使えて重宝しております。
10号14号と太い針で、ザクザクまっすぐ編んだだけですがf(^_^;

昔懐かしいニットの羽織やポンチョ、『あむあむふわわ』というブランドで出ていて、人気のようです。
いーいお値段ですがね(^_^;)

私は家できものは着ないので、2つあれば十分かなと思っています。

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Unknown (とんぼ)
2013-11-26 22:30:08
陽花様

さっき、また間違えたんです。
こうなるとイジ…。
だいぶ編めたので、カタチが考えられるようになって着ましたよ。
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Unknown (とんぼ)
2013-11-26 22:33:20
ちゃちゃ様

母も、月賦で編み機を手に入れましたが、
あのころのって大きくて重くて、ジャージャーと
音が大きくて…。母は手編みの方がいい、と、
何回か編んでしまいこんでいました。
よく古いものを解いても少し太さの違う糸など、
あわせて編んでいましたっけ。
毛糸も化繊が今のようにありませんでしたから
高価だったでしょうね。
あのころの編み物の本は、ほんとに貴重です。
私もよく探すのですが、なかなかです。
お値段も高いですしねぇ。
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Unknown (とんぼ)
2013-11-26 22:35:28
さくら様

いやもう、ここまで来ると、意地でも、の気分です。
鈎針は糸が細くても、柄で早く進むものもあるので、
スイスイの感じ。とはいっても、まだ10センチくらいですが。
こちらは5回、間違えて編みなおしました。
さすがに、やっと元に戻ったところで、ストップしています。
編み図がないのは、こういうとき難儀です。
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Unknown (とんぼ)
2013-11-26 22:39:32
人形屋様

私は元々が「ド・遠視」だったのです。
今は遠くも怪しくなってきました。
乱視もあるので、今は手元はなーんにも見えません。
目は酷使してますから、気をつけないとです。

母は、レースではないのですが、白地に焦げ茶の、
アラベスク模様の円形テーブルかけ、
真ん中をくりぬいて、サーキュラースカートにしましたよ。
ウェディング・ドレス、白は着ていないので、もう一回着る?
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Unknown (とんぼ)
2013-11-26 22:40:46
露草様

スヌードは、首周り寒そうで…。
今年はなんか編み物づいているので、
今また毛糸やさんを覗いています。
楽しいですねぇ。
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