追記です。今日8月5日までにご覧になった方、
「ざぶとん型」で、一番大事なところの写真と説明が抜けておりました。
改めて入れなおしましたので、見直してください。申し訳ありません。五輪ボケ…です。
カンタンなのから並べてきたので、先にこちら。
「まくら型」です。江戸時代に「枕」というものが使われるようになって…この形ができたそうです。
明治大正あたりが舞台の映画などで、日本髪用箱枕以外に、この長方形のものが見られたりします。
「まくら型」
生地 10×19センチ 1枚 縫い代5ミリ
半分に折って、輪を下にして両脇から上へ縫い代5ミリで縫い合わせます。
中身を入れる口は残します。
縫い終わったら口から裏側を出して、角をしっかり出します。
中身を入れてから、図のように入れ口を上にして見て、左の上下△と△、右の上下○と○を
きちんと突き合わせて縫います。(中身を入れると縫いにくいという場合は、あとから中身を入れてください)
私は先にペレットを入れてから、綴じて角を突き合わせ縫いしましたが、
中身が入ると縫いにくい…と思う場合は、全部縫ってから中身を入れて、最後に口を綴じます。
赤丸のところが突き合わせたところ、反対側も同じように突き合わせます。マチ針の部分が入れ口。
突合せ部分もチカラがかかるので、これは刺繍糸6本取りを二本で飾りもかねて結んでとめました。
どこの写真を見ても、まくら型は、真四角にきれいに写っていますが、実際にはおいたらこんな感じ。
元々お手玉は、中身が動くことで重心がかわって、どこへ行くかわからないのも面白さのひとつです。
パンパンに入れたものはすっ飛ぶばかりで使いづらいですから、あまりふにゃふにゃで使いづらい場合は、
重さを変えず、元の生地サイズを少し小さくしてみてください。
実際にお手玉で遊んだ年代としては、中身はかなりグズグズだったと記憶しています。
だから見た目は大きくても、小さな手で5個つかめたのですね。
やっときました、めんどうな「たわら型」。写真多いですので。
生地 4.5センチ×9センチ 4枚、これは二色ずつの組み合わせでも、同色同柄でもお好みで。
(本などに掲載されているのは、この4.5×9が多いのですが、私のように手が小さめですと、
やや大きく感じます。子供さんのものなどでしたら「4×8センチ」でいいと思います。
口を綴じる前に、握ってみて、持ちにくい感じがしたら、ペレットを少し減らす感じで)
縫い代5ミリで縫います。(わかりやすいように柄と無地で、縫い糸は白を使いました)
まず組み合わせて置いてみます。「中表(ここまちがえやすいです)」に90度にあわせたものを二組。
二枚を直角にあわせた赤い線部分を縫い代5ミリで縫います。
両端の縫い代を残すのを忘れないように。
両方縫い終わるとこんな感じ。
上になっているほうの生地(この場合無地)を矢印の方向に広げ、
さらに右側を左側にひっくり返すようにして重ねます。
二組をあわせて、また端の5ミリを残し、縫い合わせます。
真ん中の重なる縫い代部分は自然な向きで互い違いに倒します。(縫うとわかります)
このときも端の5ミリ、縫い残します。
縫ってしまうと、次の縫い合わせがやりにくいので気をつけてください。
矢印はひっくり返した方向。
縫い合わせて広げたところ。
ここからが縫いにくいところです。片方がまっすぐ、片方が直角ですから、
角のところ、マチ針で押さえてきちんと角を縫ってください。
縫ってしまうとわかりにくいので、最初の「辺」だけマチ針でとめました。
ここを縫ったら、そのまま続けて、○印同士の「辺」を縫います。
ここからは説明しづらいのですが、実際に縫っていくと「隣り合わせ」が、
パズルをあわせるように縫う順番がわかります。つなげて縫えるところはそのまま縫い続けてください。
最後に中身を入れる口だけは、縫い残します。
その「口」から中身を出して表返すと…こうなります。
もう一息です。中身を入れて、口を綴じあわせます。完成。
手の上に乗せてみるとけっこう大きいのですが、大きさの割合いから行くと中身が少なめなので、
掴みやすく持ちやすいです。さすが、昔から作られている「定番」ですね。
ざぶとん型は、なんか難しそうに見えるのですが、下に置いてチェックしながらやると、
難しいのではなく、めんどくさいのだ…とわかります。クネクネと曲がって縫わなきゃなりませんので。
さて、合間に写真を撮りつつ、着々と進んでおりますが…まぁちりめんは縫いにくい!
と言うより、しるしはつけにくいわ、切りにくいわ、縫いにくいわ…。
だから和裁はしるしは「へらつけ」だし、かけはりなんかがいるんですよね。
今回、できるだけ眼にもきれいで、手触りもよく…と、全部ちりめんでやっていますが、
さすがに「ざぶとん型」だけは、木綿です。
今日の写真の手まり柄は、実はハンカチです。頂き物ですが、私には派手だし、
かえってお手玉のほうがかわいいと思って。一枚でたくさんできそうです。
お手玉のお話しなど、書きたがったのですが、作り方が長くなりましたので、本日これまで…。
座布団型はこんな風にして作るんですね。
やはり手間が掛かるから、母もしてくれなかった
のかもしれません。
お手玉にこんな種類があったとは…かます型は初めて知りました!
そして、ざぶとん型。そうそう、これです。
こんな風に作っていたのか-。確かにこれは、難しいよりめんどうくさい(笑)
でも、とんぼさんが丁寧に教えてくださったので、ムラムラと制作意欲がわいてきました。とんぼさん、罪な方です(爆)
この夏のうちに、作ってみたいと思います。まずは布選びですね~。ああ、楽しい!
昔は女の子がいれば、当たり前にあったものですよね。
実際細かくて手間かかります。
小さいからすぐできるとはいえ、数作るのは大変ですわ。
ほんとにパズルみたいですよ。あれっこっちへ、あっこっちだわ…と。
罪なとんぼは「作れぇ~オーラ」発信中でーす。
ぜひ楽しく悩んでおつくりください。
イマイチつくり方が分からなかったのですがこちらで見て
うまくざたわら型を作る事が出来ました。
分かりやすかったです!!
ありがとうございます(^^)/
助かりました♪
お役に立ててよかったです。
私も母に教えてもらったときのこと、
はるかむか~しのことなど、いろいろ思い出しながら、
どうやったらわかりやすいかなと、考えてこれにしました。
わかりやすいといっていただいて、ほっとしています。