ミシンも出たし、生地もあるし、あとはアタマの中のものが、ほんとに形になるかどうか…
ははは、賭けみたいなもんです。いつも「こんなんかな~」ですから。
今回は、ハロウィンのときにお菓子を入れるものを作ろうかと思いまして。
まんま「カボチャお菓子入れ」。
このカボチャの作り方は、昔友人に教わったもの。いろいろ教えてもらっています。
去年はオーバルにアレンジして、クリスマスの籠にしました。
今年は、もともとのカボチャ型で、アレンジしてみようと思い立ちまして…。
<用意するもの>
オレンジ系の生地、90センチ幅で40センチもあれば足ります。
中側になる生地、同じ生地でもいいし、黒、緑、ハロウィンっぽい色などこれも、30~40センチくらい。
今回は試作なので飾りを用意していませんが、うまくいったら、
オレンジ、黒などのリボン、なければお菓子などの金色でもOK。
そのほか、魔女やこうもりのオーナメントとか、ホウキのオーナメントなどあると、雰囲気でます。
手芸綿 適宜
綿詰め用具か、なければ菜ばしで代用します。
型紙用と底に入れる板がわりに厚紙、ダンボールなど。(私は「工作用紙を使っています)
<作り方>
お菓子の入る底が、直径10センチで、カボチャの皮の部分にあたるイメージで、
立ち上がりは9センチ、このあたりも全部テキトウです。性格丸見え…。
型紙、見づらくてすみません。底の半径は5センチなので、5+9で半径14センチの円を描き、
中に半径5センチの円を描きます。
更に、放射状に4等分の線をいれ、更に4等分、つまり16等分の線を入れます。
このとき、多少ずれても、カボチャのボディということで、気にしません。
全部線を入れたら、どこか一箇所の線から切り込み、真ん中の円を切り離します。
表地になるほうの生地のウラに、外側の円(ドーナッツ型の部分)を置いて写し、カット。
中側の生地の「表側」に、ドーナッツ型の方を置いて外周を写してカットします。
中の円も描き写し、等分線も描き写します。
外側の生地と中側の生地を「外表(ここまちがえないように)」にして、きっちり合わせます。
待ち針だけだとズレることがありますので、できれば仕付け糸などで、とめつけます。
真ん中の小さい円と中側に描いた線通りに、ミシンで縫います。
丁寧にするなら、下糸にオレンジ、上糸に黒、一色なら表地のオレンジにあわせた色糸で。
今回は「試作」なので、縫い目がわかるように、裏も表も赤い糸を使いました。
こんな感じになります。
このひとつひとつの「扇型」の部分に、手芸綿を詰めます。
一箇所ずつ一度に入れないで、まず少しずつ、全体にいれます。
こんな感じ。ここまで詰めたら、一箇所ずつ根元まできっちり詰めます。
上の綿詰め、菜ばしなどでいれますが、今回のは下が広くて指が入るので、
指で詰め込んでもかまいません。しっかり詰めないとプックリしません。
てっぺんの部分は、縫い縮めながら加減しますので、適当に。
表側と底。
上の部分のはしっこを、ちょっと縫い縮めながら一周します。
このとき、縮めたら一度縫いとめながら、先に進みます。
このとき詰め口の綿の多い少ないを調節しながら…。
縫い縮めるとこんなカタチ。ちょっとカボチャっぽくなってきました。
ここから「縁布」をつけるのですが、今回はここで失敗しました。
こういうものの縁布は、普通バイヤス布にして、引張り気味にしながらきっちりつけます。
今回はバッグではなく「お菓子入れ」なので、カボチャのヘタとまではいかなくても、
ちょっとゆるめにギャザーでもよってくれたらいいかなと…バイヤスではなく、普通の裁ち方で
縁布を取りました。これもだいたいのおおざっぱで、紐で計ってカットするという暴挙です。
幅は3センチです。
縫い始めに、後で折り返す5ミリほどを残して、さっき縫い縮めたところより「下になるように」
ぐるりと縫いとめていきます。曲がってるし…。
最後のところは、縫ってきたほうを5ミリ重ねて縫い通します。
いい加減でもこんな感じになりました。
内側に折り返し、縫い代分を更に内側に折って、待ち針でとめ、まつりつけていきます。
ぐるりと回るとこんな風になりました。
上のふよふよ部分が、もっと形よく出てくれるかと思ったのですが。
中途半端になってしまいました。これならちゃんとバイヤスでくるんだほうが、
スッキリするし、仕上がりもきれいになります。よって「試作品」は、ここで失敗…。
とはいえ、もったいないので持ち手を作り、仕上げまでいくことにしました。
持ち手は6センチ×25センチ。両方から真ん中に折み、更に半分に折って端ミシン。
これを適当に内側に縫いとめて完成です。あー「フチ」がすっきりしない…。
底をしっかりさせる底板を作ります。
切り出してある小さい「円」の方で、厚紙で同じ大きさの円を1枚切り出します。
黒地の方で、縫い代1センチつけて布をカット。円周の内側5ミリくらいのところを
細かくぐし縫いして紙を入れた状態で縫い縮めてとめます。
これを黒いほうを上にして、底にきっちりはめ込みます。
取れないようにするなら、布用ボンドか両面テープでつけます。これでできあがり。
とりあえず、買っておいたお菓子を入れてみました。こんな風になります。
あわてて後で撮った写真で、両方ボケててすみません。
こんな感じの大きさなのですが、もうひとまわり小さくてもいいですね。
直径はだいたい15センチくらいになりました。
大きさや深さなどをみたかったための「試作」でしたので、
特別凝っていないのですが、例えば持ち手は、オレンジと黒で裏表にするとか。
持ち手の付け根部分に、ハロウィンリボンを結ぶとか…いろいろ考えられますね。
カボチャ、のイメージでしたので、わざと周囲のカタチをきっちりしなかったのですが、
こういうバッグにするときは、きちんとしたほうがいいような気もしました。
こんなんかなぁ…で始めると、こういう結果になります。
ちなみに、我が家にはこんな「飾り物」があるので、もう少し平べったく作って、
入れてみようかなと思っています。瀬戸物のカボチャです。失敗を笑われているよーなきがする…。
凄い としか言いようがありません
時間の使い方も上手なのですね
こんなに素敵なのに失敗なんですか。
瀬戸物のかぼちゃもかわいいですね。
とんぼさんは本当にすごいなあと感心してしまいます。
作り方をみて、なるほどと思うこと沢山でした。
可愛いかぼちゃ入れが出来ましたね~
私も作ってみたくなりました。
この形なら、布屋で見ては考えている和柄プリントも、和服用バッグによさそう。
あのプリント布で手提げとか巾着とかトート型とか…考えてみたのですが、どれも40代後半で持つにはどうも安っぽくなりそうだと思ってました。
上の直径ができあがり20~25cm位に作って綿を少し控えめ、上の布も長くして巾着風に紐で締めて、取っ手は取っ手で付けたらよさそうです。
これは手縫い部分が多いので、
テレビ見ながらのんびりと、です。
でも、早くできても出来上がりがねぇ…だと、
どっと疲れます。
おもっていたものと違うと、もうがっかりです。
明日、解いてしまおうと思っています。
このカボチャ、何か平たい籠のようなものに入れて、
飾りたいなとおもっているのですが、
その籠がないんです。またガサゴソ探しています。
難しくはないのですが、綿詰めにけっこう時間がかかります。
それに「何でこんなに入るのか」と思うほど、綿を使う…。
古布でおひとついかが??
これは元々が「バッグ」なのだそうですよ。
教えてくれた友達が、それをアレンジして、
クリスマスものにしよう…と、かごのような形の
バッグにしていました。
放射状に縫って綿を入れるので、中身はせまくなります。
いろいろアレンジできると思いますので、
作ってみてください。