こんな本を手に入れました。
「着物の仕立て方・頼み方」と言う本です。
まずは「正確な自分の寸法のとり方」が載っています。
もちろん、今までの着物の作り方でも、誂えはサイズを測りますが、
この本では、着物の着方と照らし合わせて、
たとえばいつも締める腰紐の位置だけでも「身丈」がかわるとか、
羽織の場合なら「いつも同じように襟を抜かないと、
裾の広がりが変わる」とか、そういうことが丁寧に書かれています。
その辺りはまぁ基本的なことなのですが、
「着崩れしにくい新考案の襦袢」「対丈の着物を着易くする工夫」
なども載っていますそのほか「自分にあった長さの帯」とか、
自分で縫わない人でも、たとえば古着を買うときの目安とか、
役に立つのではないかと思います。
さて、本日はちと多忙でしてこれまでにさせていただきます。
なお、HP和之介の「ぎゃらりぃ」の「えとせとら」に、
ちょっと古い道具など出させていただきました。
よろしかったらのぞいてみてください。
本当に昔の道具って凝ってますね~。
蝉なんて何の材質で作られているのかしら。
小さな物なのに細かい細工ですね。
えとせとらの道具たち、細かいところがこっていますね。ひなもせみもとってもリアル。
たのしい~!!
蝉は真鍮だと思います。
裏側もちゃんとおなかと足が
細工されているんですよ。
凝ってますよねぇ。
空朱様
ご希望のページ、コピーしますか~!?
麻の葉様
今年の3月の発刊ですから、
本屋さんで注文できると思います。
「世界文化社 きものサロン特別編集
きものの仕立て方・頼み方 木村幸夫監修」です。
「えとせとら」には、これからもいろいろ
出していく予定です。お楽しみに。
たまたま私の場合、大人になって最初に出会った呉服屋さんが和裁士さんが常駐している店だったので、寸法の細かいところまで気を遣ってくれて、いろいろとご指南くださり大変幸運でした。私のような大柄長身の者には、本当に有難いことでした。繰越ひとつ、つま下一つ、袖の丸み、抱き幅ひとつ変えるだけで、随分と印象が変わるもの。カラダに合った着物って、着付けやすくて、動きやすくて、楽なものです。着物を着始めて間もない人も、長い人も、読んでほしいなと思う本ですね。
本来着物は、全てオーダーメイドが基本なんですよね。今度、そのお話も書こうと思います。自分にあった着物って、見た目ももちろんですが、着やすいんですよね。この本は自分が縫わない人でも見てほしいと思います。