ジュゴンは、もうすでに三年ほど前から辺野古には来なくなっていると今回聞きました。(底砂に残る掻いた跡が見られないことでそう判断しているとのこと。)
ジュゴンは系統的に象のようで、陸から海に帰った生物の一つで、熱帯から亜熱帯にかけて生息するそうです。決まった海藻しか食べず、デリケートなのです。絶滅危惧種で、辺野古の海で発見され喜ばれていたのに残念です。ZANと呼ばれるのだとか・・・。
沖縄の海は、北側の辺戸岬からの海、東側の辺野古の海、西の宇安島に延びた有名な橋の両サイド、平和記念公園から見えた南側の海・・・と、場所によって色が全て違うのでした。
コバルトブルーの海、エメラルドグリーンの海、蒼い深さを感じさせる海・・・。
高江から北上し、辺戸岬に行った後、愛楽園というハンセン病の患者さんたちが収容されていた施設の交流館で丁度写真展、芸術展が催されていると、辺野古で知り合った他県から辺野古の基地移設の反対運動に来ていた方の案内で見学してきました。本島から古宇利島へと続くエメラルドグリーンの海上を走る古宇利大橋も渡りました!おしゃれなカフェのバルコニーから絶景をカメラに収めてきました。この風景の片隅には愛楽園で堕胎された生まれることが出来なかった人間になる前の命の小さな躯が埋められている、社会から拒絶された孤独な心が自らを終えた場所がある・・・にしてはあまりにも美しい風景でした。
この7月6日から9日にかけて丁度九州から上、本土には大型低気圧の影響で集中豪雨が各地で生じ、実家のある大阪北部は先の6月18日の地震後の復旧も出来ていないうえにこの大雨で快晴の沖縄にいながらとても心配でした。幸い実家も広島の親族の家も被害が無かったので旅行を予定通り実行しましたが、政府がずさんな対応で腹立たしい限りです。
オスプレイを何機も買う金をレッドサラマンダーに回して、自衛隊も海外へ戦争させに行かさず救助活動をスムーズにできるシステムを強化してはどうでしょう。
7月7日にキャンプシュワブ前で行われた県民集会にも参加して来ました。秋田から来たこと伝えればよかった・・・。県民に成りすまして座っていたのです。もっとオープンに交流出来たら・・・。今回は地元の方々との交流が少なかったので、次回に・・・。
その集会には韓国の方が韓国の光州から応援に踊りを披露しに来られて盛り上げてくれたとのこと。私は見逃してしまいました。
辺戸岬からの景色は、300°周りが海でした。崖の下は深さがあるためでしょう濃いコバルトブルーの海の色で、所々がエメラルドグリーンで、波が白く輪を作っていました。27度線を越えた先には鹿児島県の与論島があります。近くにいた若者たちが騒いでいると思ったら、ウミガメを観たとか・・・。残念ながら私にはその影も指さされたあたりを目を凝らしても見つけられませんでした。
最終日9日、名護市から那覇空港への帰途ルートに、嘉手納基地の中が向かいの道の駅から見えると言うので行ってみましたが戦闘機など全くなく、同じく上の階へ望遠レンズ付きのカメラを持って上ってきた男性に聞いたところ、横田基地などへ避難していたようでした。
その後、空港へゆとりを持って入りたかったのですが、ひめゆりの塔と、平和記念公園へお参りをしたくてレンタカーを飛ばして・・・カーナビとの相性がどうにも初日から色々うまく行っておらず散々Uターンを繰り返しましたが、最終日も漏れなく・・・。急ぎ足でのお参りとなりましたが、その帰りは・・・抜け道を案内され、国際通りも駆け抜け、一路空港へ・・・。日焼けした家族連れと共に沖縄を後にしたのでした。
沖縄の言葉に「人(ちゅ)に殺(くる)さってぃん寝ん(に)だりーしが、人(ちゅ)殺(くる)すちぇ―寝(に)んだらん」(他人に痛めつけられても眠ることはできるが、他人を痛めつけたら眠れなくなる)というものがあり、マブイ(魂)は暴力を与える側も傷ついていると言って憐れみます。
沖縄は本土に復帰したのは良かったのか・・・。元々日本に支配され、目下の身分と捉えられてきた歴史がありますが、このように差別的な扱いを受けるのなら復帰は無い方が良かったのかも知れません。沖縄は戦地にされて現地の住民も巻き添えとなり、生き残っても収容所へ入れられて病気になって亡くなり、そこでも頑張って生き残っても今度は荒らされた土地をやっと耕したと思ったら立ち退きを強制されて家屋を潰され・・・。沖縄からも移住政策で南米に移住した人も大勢いたようです。
琉球王国として南のパラダイスとして生き残る道は無かったのでしょうか?今からでも辺野古にまで基地を増やさずに今ある基地も減らして行くにはどうすればいいのでしょうか?辺野古大浦湾は2015年にグリンピースが調査し、海洋保護地区に指定され、ランクAを受けています。宝の海です。人間の都合でこれ以上自然を破壊して地球に悪いと思わなくてはなりません。昨今の異常気象は自然からの警告でしょう。一度、人間は一人ひとりが謙虚になって生き方を改めるべきです。
基地ではなく楽園を。差別でなく多様性を。憎しみではなく慈しみを。
もっと、もっと、本土の日本人は沖縄の現実と自分たちの現実を重ね合わせて、政治家の勝手な判断におかしいと、主張することを望みます。
ジュゴンは系統的に象のようで、陸から海に帰った生物の一つで、熱帯から亜熱帯にかけて生息するそうです。決まった海藻しか食べず、デリケートなのです。絶滅危惧種で、辺野古の海で発見され喜ばれていたのに残念です。ZANと呼ばれるのだとか・・・。
沖縄の海は、北側の辺戸岬からの海、東側の辺野古の海、西の宇安島に延びた有名な橋の両サイド、平和記念公園から見えた南側の海・・・と、場所によって色が全て違うのでした。
コバルトブルーの海、エメラルドグリーンの海、蒼い深さを感じさせる海・・・。
高江から北上し、辺戸岬に行った後、愛楽園というハンセン病の患者さんたちが収容されていた施設の交流館で丁度写真展、芸術展が催されていると、辺野古で知り合った他県から辺野古の基地移設の反対運動に来ていた方の案内で見学してきました。本島から古宇利島へと続くエメラルドグリーンの海上を走る古宇利大橋も渡りました!おしゃれなカフェのバルコニーから絶景をカメラに収めてきました。この風景の片隅には愛楽園で堕胎された生まれることが出来なかった人間になる前の命の小さな躯が埋められている、社会から拒絶された孤独な心が自らを終えた場所がある・・・にしてはあまりにも美しい風景でした。
この7月6日から9日にかけて丁度九州から上、本土には大型低気圧の影響で集中豪雨が各地で生じ、実家のある大阪北部は先の6月18日の地震後の復旧も出来ていないうえにこの大雨で快晴の沖縄にいながらとても心配でした。幸い実家も広島の親族の家も被害が無かったので旅行を予定通り実行しましたが、政府がずさんな対応で腹立たしい限りです。
オスプレイを何機も買う金をレッドサラマンダーに回して、自衛隊も海外へ戦争させに行かさず救助活動をスムーズにできるシステムを強化してはどうでしょう。
7月7日にキャンプシュワブ前で行われた県民集会にも参加して来ました。秋田から来たこと伝えればよかった・・・。県民に成りすまして座っていたのです。もっとオープンに交流出来たら・・・。今回は地元の方々との交流が少なかったので、次回に・・・。
その集会には韓国の方が韓国の光州から応援に踊りを披露しに来られて盛り上げてくれたとのこと。私は見逃してしまいました。
辺戸岬からの景色は、300°周りが海でした。崖の下は深さがあるためでしょう濃いコバルトブルーの海の色で、所々がエメラルドグリーンで、波が白く輪を作っていました。27度線を越えた先には鹿児島県の与論島があります。近くにいた若者たちが騒いでいると思ったら、ウミガメを観たとか・・・。残念ながら私にはその影も指さされたあたりを目を凝らしても見つけられませんでした。
最終日9日、名護市から那覇空港への帰途ルートに、嘉手納基地の中が向かいの道の駅から見えると言うので行ってみましたが戦闘機など全くなく、同じく上の階へ望遠レンズ付きのカメラを持って上ってきた男性に聞いたところ、横田基地などへ避難していたようでした。
その後、空港へゆとりを持って入りたかったのですが、ひめゆりの塔と、平和記念公園へお参りをしたくてレンタカーを飛ばして・・・カーナビとの相性がどうにも初日から色々うまく行っておらず散々Uターンを繰り返しましたが、最終日も漏れなく・・・。急ぎ足でのお参りとなりましたが、その帰りは・・・抜け道を案内され、国際通りも駆け抜け、一路空港へ・・・。日焼けした家族連れと共に沖縄を後にしたのでした。
沖縄の言葉に「人(ちゅ)に殺(くる)さってぃん寝ん(に)だりーしが、人(ちゅ)殺(くる)すちぇ―寝(に)んだらん」(他人に痛めつけられても眠ることはできるが、他人を痛めつけたら眠れなくなる)というものがあり、マブイ(魂)は暴力を与える側も傷ついていると言って憐れみます。
沖縄は本土に復帰したのは良かったのか・・・。元々日本に支配され、目下の身分と捉えられてきた歴史がありますが、このように差別的な扱いを受けるのなら復帰は無い方が良かったのかも知れません。沖縄は戦地にされて現地の住民も巻き添えとなり、生き残っても収容所へ入れられて病気になって亡くなり、そこでも頑張って生き残っても今度は荒らされた土地をやっと耕したと思ったら立ち退きを強制されて家屋を潰され・・・。沖縄からも移住政策で南米に移住した人も大勢いたようです。
琉球王国として南のパラダイスとして生き残る道は無かったのでしょうか?今からでも辺野古にまで基地を増やさずに今ある基地も減らして行くにはどうすればいいのでしょうか?辺野古大浦湾は2015年にグリンピースが調査し、海洋保護地区に指定され、ランクAを受けています。宝の海です。人間の都合でこれ以上自然を破壊して地球に悪いと思わなくてはなりません。昨今の異常気象は自然からの警告でしょう。一度、人間は一人ひとりが謙虚になって生き方を改めるべきです。
基地ではなく楽園を。差別でなく多様性を。憎しみではなく慈しみを。
もっと、もっと、本土の日本人は沖縄の現実と自分たちの現実を重ね合わせて、政治家の勝手な判断におかしいと、主張することを望みます。
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